マガジンのカバー画像

放浪徘徊記録

44
海外&国内の旅行記やお出かけ記録を入れていくつもり。
運営しているクリエイター

記事一覧

壺阪寺に桜大仏を見に行ってきた

ずっと気になっていたお花見名所が、奈良県の南法華寺・通称壺阪寺。 数年前からチェックしてたのだけど、千葉からではそれなりに距離があるし、見頃と好天と自分の休日のタイミングがなかなか合わなかったのだ。 今年は全国的に桜の開花が遅く、時期も読めず、お花見計画は直前まで白紙だったが、4日前に「今度の日曜日は関東よりも関西の方が天気がよさそう」「公式サイトによれば今『ほぼ満開』だけど大雨が降らなければ週末まで持ってくれるかも」ということで急遽訪問を決めた。 仕事が終わった後に新

椿山荘のお庭は春のお散歩にぴったり

今年の関東は春が来るのが遅く、桜はなかなか咲き始めないしお天気は悪いし…でやきもきさせられた。ようやく開花宣言が出て気温も上がってきた週末、各地の開花情報を睨み、咲き始めの桜はホテル椿山荘東京で眺めることにした。 多種類の桜を植えていて長く楽しめる定番の場所といったら新宿御苑だけど、あそこはお花見シーズンの週末は入園に日時指定予約が必要で、直前では予約が全て埋まっていたのだった。 椿山荘のお庭はホテルの庭園ということで公園のような広場とかはないし、中で宴会するわけにもいか

【台湾旅2023 #11】ショッピングモールで夕飯ののち帰途へ

前回の記事はこちら。 マストな観光ノルマはひと通り消化したので、あとは台南の街をぷらぷらして、終電までに桃園空港に向かえばよい。夕方は、異国っぽい街並みを適当に撮り歩いた。 飲食店は店の前の歩道に大きく庇を伸ばしてテーブルや椅子を並べるスタイルが定番。屋根付きの歩道があって雨の日も濡れずに歩けるけど、このスペースを私物化して物を置いたりバイクを停めたりしてるところも多いのでまっすぐ歩けない…。 台南駅近くの、旧台南県知事官邸の建物が面白そうなので見に行ってみる。 これ

【台湾旅2023 #10】塩水から台南市街地に戻って布を買う

前回の記事はこちら。 昼食の後はバスの時間まで塩水の街をなんとなくぶらぶら。 街なかのフツーの果物屋さんがとてもうまそうだが、こういうところって1単位がでかいから、買っても食べきれないだろうなぁ…日本に持ち帰ることはできないし。 なんとなく歩いてたら歴史のありそうな建物発見。これは日本統治時代に作られた古民家で、三生書院と呼ばれているものらしい。 これ以外にも、昔の趣の残る家が。 民家の軒先に干されていた洗濯物が、南国らしい明るい色遣いで気に入った。そうそう、こうい

【台湾旅2023 #09】コテコテ中華な教会

前回の記事はこちら。 台南の郊外・塩水に来た目的は、「塩水天主堂」を見ること。 カトリックの教会だけど中華風の建物だというから面白い。ちなみに、中華圏でカトリックは「天主教」といい、天主堂はカトリックの教会のこと。 外観も不思議だが、すごいのは内部!装飾画がびっしりと描き込まれている! 礼拝堂の外にも小さな建物がある。 この教会についても「台湾迷路案内」でその存在を知った。この本、神様系スポットがたくさん載っていて楽しい。数年かけて見て回りたいね。 一通り見終わっ

【台湾旅2023 #08】夜は花園夜市・翌朝は郊外の街「塩水」へ

前回の記事はこちら。 林百貨でお土産をたくさん買って、宿に荷物を置いたら、夕飯を食べに夜市に繰り出した。台南の夜市は曜日によって場所が変わるので要注意。この日は駅から車で10分ほどのところにある花園夜市が開いている。台南の夜市はどこも駅からわりと遠いのよね…。 バスでも行けるけど,この時間はちょうどいいバスの便がない…ということで駅前からタクシーに乗った。 花園夜市は、高雄の六合夜市などと違って,繁華街の大通りを歩行者天国にした場所ではなく、町はずれの広場を使っている。広

【台湾旅2023 #07】高雄から台南へ

前回の記事はこちら。 午後は高雄を離れて台南に向かう。MRTで高雄車站へ。そして台鐵に乗り換え…と思ったら、MRTの改札目の前のかなりいい場所にこんな店が! 日本だとこんなにいい場所にはないよな…台湾人もなかなかオタクよのぅ。 地下化された台鐵高雄駅は、お店もあまりなくて、台湾第2の都市とは思えないほど人も少なくて、なんか寂しかった。駅でおやつでも買ってのんびり移動しようと思ってたんだけどなぁ…。 電車の形をした駅弁屋さんがあったけど閉まっていた。 駅のホームも無機質

【台湾旅2023 #06】高雄ライトレール散歩

前回の記事はこちら。 前日に宿の近くの朝ごはん屋さん「果貿来来豆漿」で買ったパンが思ってた以上にずっしりしていたので、2つのうち1つを残してこの日に回した。 ナッツ(たぶん胡桃)のペーストの入ったパンと、コンビニで買った烏龍ミルクティー。シンプルだけどうまい。烏龍ミルクティーは日本にも普及してほしい。 しかし、この時泊まっていた部屋は窓がなく,薄暗い照明のもとで朝ごはんを食べるのは爽やかな朝とは言い難い。その点は失敗したな…。 宿をチェックアウトして荷物を預け、午前中

沖縄の桜を見に行った

沖縄の桜は1月中旬〜2月中旬が見頃。本土でメジャーな薄ピンクの染井吉野とは違って、ピンク色の濃い寒緋桜という種類だそう。何年も前から、一度見に行きたいと思っていた。無理なく休めそうなのは2月の建国記念日あたりの連休。桜の名所。1ヶ所しか狙わないで行ったら見頃の時期を外してしまうかもしれないので、地理的に離れた2ヶ所をピックアップした。 そうそう、沖縄の桜前線は内地と違って北から南に進むんだって。まず北部の桜が咲き,少し遅れて那覇市内など南部も咲き始めるのだそうだ。理由は知ら

キャンベルタウン野鳥の森で珍しい鳥を見た

越谷に行ったついでに,なんか面白いとこないかな〜とGoogleMapをぼんやり眺めてて見つけたところ。 キャンベルタウンって何?って思ったらオーストラリアの地名らしい。越谷市とキャンベルタウンは姉妹都市なんだそうで,友好の証にとキャンベルタウンから鳥をたくさん贈られたんだそうな。だから「野鳥の森」といっても日本の野山にいるような鳥じゃなくて、珍しいのがいっぱいいる。しかも市営の施設だからか、入園料は大人100円!大きなバードケージの中に入って鳥さんを眺めることができて,もち

【台湾旅2023 #05】高雄ぷらぷら…火鍋など

前回の記事はこちら。 高雄駅の旧駅舎は日本時代に建てられたもので、鉄筋コンクリートに和風の屋根を載せた「帝冠様式」と呼ばれる独特のもの。現在の高雄駅は地下化されていてこの駅舎は使われていないのだけど、「高雄鐵路地下化展示館」として公開されている…はずだった。 この建物を見に行こうと思ったが,高雄駅周辺は絶賛工事中。駅に入れる入口も限られており、周囲をぐるぐる回ってみたけど辿り着けない。駅のインフォメーションで聞いたら、今は休業中とのこと! 入口を探して歩き回って30分ぐら

【台湾旅2023 #04】旗山老街

前回の記事はこちら。 五龍山鳳山寺から旗山の町まで30分ぐらいのんびり歩く。バナナ農園の広がるのんびりした郊外の街…と思っていたけど、中心部は意外と都会的だ。 歩いていたらフルーツの専門店を見つけた。この後バナナアイスを食べようと思っていたのであまりたくさん食べるわけには…でも暑いし喉が渇いたのよね…というわけでスイカジュースを選ぶ。台北や高雄の街中だと英語や日本語が通じたりするが、ここでは「スイカ」も「watermelon」もまったく通じなかった。スマホに「西瓜汁」と大

伊豆長岡の「鵺ばらい祭」に行ってきたよ

1月28日、奇祭ハンターの夫に連れられて、伊豆長岡で行われた「鵺ばらい祭」を見に行ってきた。 鵺(ぬえ)とは、頭が猿,体が虎、尻尾が蛇の姿をした妖怪。「ヒョー、ヒョー、」と不気味な声で鳴くという。平安時代、近衛天皇が鵺による奇病に苦しんでいたところを、源頼政とその家臣が弓矢と刀で退治したおかげで天皇の病気が治ったという伝説がある。源頼政の妻であったあやめ御前が古奈(現在の伊豆長岡)出身ということから、頼政の鵺退治にちなんだ厄払いのお祭りをこの地でやるようになったんだとか。

【台湾旅2023 #03】イケメン神様のいるお寺へ

前回の記事はこちら。 朝ごはんは、宿の近くの豆乳屋さん「果貿来来豆漿」へ。 店内で食べようと思ったけど混んでいたので「外帯」(テイクアウト)して宿で食べた。 おぼろ豆腐のような豆乳スープがうまい。パンは小さかったので2つ買ったけど,思ってたよりずっしりしててお腹に溜まる。1つだけ食べて残りは翌日の朝ごはんに回すことにした。 ここからはUberを呼んで郊外の旗山という街に向かう。 今回の旅行で大いに参考にしたのが「台湾迷路案内」という本。 ちょっと変わったお寺とかテ