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YACS八王子のデッキ選択と構築論

こんにちは関東で遊戯王をしているしノんと申します。

今回はYACS八王子で使用し、個人5-0-1でベスト4になることができた天盃龍についてデッキ選択から構築論についてまで語っていこうと思います。

よろしくお願いします。


デッキ選択について

大会4日前にチームメイトからこんなLINEが来ました

ycsjって11月…?

「予定があって出れなくなった」と言っていたチームメイトが大会4日前に出れることになりました。

チームが2人→3人になったので真面目にデッキを考えることにします。

デッキ選択は大会当日まで3日しかないので神碑か天盃龍の2択にしました。

神碑に関してはプレイは若干難しいのですが永続のパワーが高く粛声以外の環境デッキには比較的有利を取れており、ET01ルールも非常に追い風で強いと判断しました。

天盃龍に関してはジャンケンに勝つ必要がなく、パイドラかチュンドラを引いていれば1枚でワンキルに迎える点が非常に簡単で3パターン程度キルルートを覚えておけば勝てると判断しました。


デッキは…










天盃龍になりました。


理由はたまたまカードがあったからです。

持っててラッキー


チームメイトのもう1人も全然カードに触れていなかったので構築とプランは全て自分が考えました。

この時点でもう1人のデッキも強制天盃龍です。

自分はスネークアイを使おうと思っていましたが、大会当日にプレイで気づいたことを共有できる可能性がある為、自分のデッキ選択も天盃龍にしました。



天盃龍の構築について

Xの構築移動しただけ

天盃龍の初日の構築になります。

サイド後は先攻渡される前提の先攻カード6枚を入れたとてもオーソドックスな構築から始めることにしました。


レシピが見れない方はこちらから確認してください。


先攻カードの選択は自分が撃たれたら1番嫌な大熱波と燦幻荘で捨てた時強く、ワンキル要求値を上げるルンペルを選択しました。

この構築を渡した後にこんなことを聞かれます

まだカードスリーブにすら入れてなかった



サイドチェンジを考えることにします。


サイチェン意外と抜けるカードない


サイドカードを増やしてサイドチェンジを考えている時にすごいことに気づきます。

このデッキのサイドチェンジは後攻選択権なし
の2パターン存在するが、確実に先攻かどうかはわからないということです。(あたりまえなんですけど)

自分は天盃龍に対して後攻を取るべきと認識していますが相手がどちらを選択するかはわかりません。

先でも後でもムラのないカードを増やすのが丸いと考えました。


大会当日の構築

大会当日の構築はこちらになります



メインデッキ

先攻を渡された時に撃ちたくない盆回しと仇すれば通ずを抜きうさぎわらしの誘発2枚に変えました。
詳しく説明すると、燦幻荘のパワーが高すぎる為、盆回しは入れたかったが、盆回しを発動した場合、相手がリトルナイトなどでこちらの燦幻荘を除去し、裏のフィールド魔法を維持するプレイをした時こちらの攻め手がかなり脆くなってしまうので盆回しの発動は先行でできないと判断し抜くことにしました。

誘発の選択について

天盃龍は後攻を選択するデッキなので誘発の選択はどの対面にも撃てるという軸で選択するべきだと考えています。

なので、G うらら ヴェーラー 無限の12枚は固定で考えています。

残りの誘発ですがワンキルの要求値は上がるものの炎王や粛声、展開系などに対して圧倒的なパワーを誇るアトラクターを2枚(返しのうさぎを考えなくていいのも楽です)

粛声やP系の展開系に強く対天盃龍の盤面でよく添えられるマスカレーナアポロウーサに強く撃てるうさぎを3枚

粛声や純スネークアイに撃ててヴェーラーやうさぎアトラクターの墓穴避けに使いながら初動も持ってこれるマグナムート1枚

粛声や炎王に撃てて合わせ持ちなら腐りにくいわらし1枚

の19枚を選択しました。

そこにメインギミックの15枚とカイザーコロシアム3 壺3を足して40枚で構築しました。

カイザーコロシアムについてはDMでよく聞かれるので説明しておきます。

カイザーコロシアムについて

このデッキで1番強い


先攻を渡された時に強い
ことはもちろんなのですが後攻もかなり強いです。

具体的な場面でいうと咎姫、ガルドニクス麒麟の起動を防ぐ相手を誘発で止めたけど初動がない時にモンスターセットティフォン横数ターン稼ぐ、スネークアイ系統にキキナガシやナイチンゲールを出された時にカイザーコロシアムを発動することによって盤面ロックし数ターンかけて解決するなど使い方は多様です。
盤面に添えられたマスカレーナからリトルナイトで除去されたとしてもリトルナイトをカイザーコロシアムで踏めている時点で強いです。
ミラーにおいても後攻のワンキルを阻止することができ、サタンクロースなどを出されてもほぼ死ぬことはない為かなり強いカードです。

めっちゃ簡単な話で、天盃龍対面で先攻を相手に渡してカイザーコロシアム発動されたら嫌だと思います。
自分が発動されて嫌なカードは強いので脳死で3枚入れるべきだと考えています。

エクストラデッキ

先行枠

トミカ


カイザーコロシアムを守るライトニングマスター
カイザーコロシアムを引くサラマンダー

ミラーや展開相手は1枚のカイザーコロシアムで完封したかった為、この2枚は先行用カードとして採用しました。ライトニングマスターについてはカウンターではなくレベルなのでヴェーラーも実質効かない為、かなり評価が高いです。

メテオバーストとクアンタムはあるとケアルートとワンキルパターンが増えるので採用。

あとは次元障壁ケアのためのリンクモンスター
ヒータ咎姫レイジングジーランティス

カイコロ+初動なしキマイラの深淵の結界像に対して奇跡を起こせるティフォン

割拠+誘発のハンドでも誘発をティフォンに変換して盤面を取り次のターンにティフォンで自身をバウンスすることで天盃龍でワンキルすることができるので割拠とも噛み合いがいいです。


サイドカード

サイドカードについては先攻でも後攻でも使いやすいカードを入れ、不利対面のアダマシアサイド後も先行を取ってくる可能性がある粛声をみてDDクロウを採用しました。

ファンタズメイについてはエクセルに無限やヴェーラーをうって止まった場合に出せない点(天盃龍の展開が通る場合リンクリボーに変換してもワンキルなのでわざわざファンタズメイを踏む為にリンクしない想定)と相手がニビルをケアしてターンを稼ぐプレイングエクセル→ポプルス→エクシーズのようなプレイをしてきた場合一緒にファンタズメイも出せないことが気になったので1枚の採用にしました。今後使うなら0にしそうです。

盆回しもファンタズメイもそうですが、デッキに入れるカードは相手に嫌なプレイをされても使えるカードを選択します
バーニングドローなども同じ理由で採用は考えたことないです。
後攻を取るデッキは基本メタ側のデッキになります。
プレイでケアできてしまうカード選択は弱いです。



採用圏内で採用しなかったカード

月朧龍ヴァグナワ

バーンカード


ETED用のカードです。
ナイチンゲールの上から1200ダメージ取れます。
神碑に先行を渡された場合
でも1200ダメージ入れることでムニンの回復だけでは追いつかなくなる為、かなり勝ちに近づきます。
天盃龍はゲーム速度が早いためETEDに入ることはないと思い採用しませんでした。


ブラック・ローズ・ドラゴン

フギンに勝てる

出したい対面が思いつかず、入れませんでした。

大会が終わってから教えてもらったんですけどフギンの肩代わりって全体除去には使えないんですね...
浅くて知らなかったので入れませんでした。
神碑対面に対する大きな勝ち筋となる為、天盃龍を使う場合は採用した方がいいと思います。
自分は今後は入れようと思います。


ドリトル・キメラ

全体パンプ

炎2体+速攻魔法の時に障壁の上からライフを取り切れるリンク2です。
1900 + 2000 + 2100 +2200
で8200取ることができます。
咎姫から出すリンク2としても強く咎姫でこのカードを割ると墓地から炎を回収できるのでうららや天盃龍を手札に加えることができます。


最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました。
てきとうな殴り書きなので読みづらければ申し訳ありません。
今回はデッキ選択と構築論の話なのでこのくらいで終わろうと思います。

プレイやケアルート、ミラーで意識することなど語れることは結構多いので時間があれば書きたいと思います。

ではまた!

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