見出し画像

午前5:27の習慣化に成功したら、「習慣化」のコツがわかった気がした。

午前5:27。
静まり返ったリビングでスマホのアラームが鳴り響く。

いつも午前4時過ぎから起きているのだが、起きれない日も5:27のアラームが鳴れば、スポーツウエアに着替えて、外に出る。


そのときの私に迷いはない。

「習慣化できる」とは、こういう状態のことなんだろうなと、身をもって感じている。

私は約1年前から、朝の散歩を始めた。
最初の頃は、起きられなかったし、行きたくないと思う日も多かった。

枕元のアラームが鳴り響くと同時に、散歩に行けない理由を、脳内で全力で探した。

そんな私でも、毎日のように朝の散歩できるようになり、今となっては、なくてはならないものになった。

なぜ習慣化できたのか

これまでの私は、コツコツ続けることが苦手なタイプ。
(もし、三日坊主選手権があるなら、ダントツで優勝できるレベルだったと思う。)

そんな私が、朝の散歩を習慣化できたのはなぜか。
自分で振り返ってみることにした。

①朝のひんやりした空気が気持ちいい

私が散歩を続けられている1番の理由はこれだ。

朝の空気はひんやりと気持ちよく、早朝の空模様が美しい。

特に、日の出前後のブルーアワー、マジックアワーと呼ばれる時間帯の空は格段と美しく、この時間が、私にとっての癒しの時間になっている。

真冬は寒さが厳しく、しんどい時もあるが、スッキリ澄んだ星空を見ながら歩くのも気持ちいい。

②早朝に起きて活動している人の存在

決まった時間に歩いていると、私と同じようにウォーキングやランニングをしている人の顔も自然と覚える。言葉を交わすことはないが、毎朝すれ違っていると勝手に親近感がわき、頑張っているのは私だけじゃないと思えた。

また、早朝から頑張っている人のInstagramの投稿も、励みになる。

SNSでのつながりも、力になった。

③その日の体のコンディションがわかるようになった

日によって、歩くスピードも距離も違う。
腕を大きく振って颯爽と歩ける日もあれば、トボトボゆっくり歩く方が心地よく感じる日もある。

いつも音楽を聴きながら歩くのだが、体のコンディションによって選曲まで変わってくるから面白い。アップテンポな曲の日もあれば、ヒーリングミュージックのような優しい曲の時もある。

その日の朝の気分で決めるのだが、これが今日の自分のコンディションなんだろうなと思い、その日のスケジュールを組み立てることができるようになっている。

目的達成までの過程を楽しむこと

朝の散歩を始めた目的は、早朝ランニングを始めてカラダを鍛えることだ。

散歩→ウォーキング→ランニングと、ステップを踏んで進める計画だ。

しかし、今の段階では、散歩→ウォーキング→散歩となっており、まだまだ目的達成には程遠い。

それでも、苦しくならないのは、朝の散歩を心から楽しめているからだと思う。

目的達成のためには、数値化することが大切だと考える人もいるだろう。

でも、私は、数値化すると苦しくなる。

もし、私が「ランニングできるようになる」ことだけにフォーカスしていたら、「散歩」を続けて得られた「副産物」に気づけないどころか、頑張りすぎて故障しているに違いない。

だから、私は自分の感覚を大切にして、これからも楽しみながら進めていこうと思っている。

目的を達成することは、長い道のりだ。
それでも、その過程を楽しめる何かを見つけられたら、習慣化することも難しくないのかもしれない。

この記事が参加している募集

習慣にしていること

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?