大場さやか

こっそり物を書いています

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    主に石川県金沢市での、演劇・ダンスの観劇記録です。

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記事一覧

二回目の療養日記(4日目)

外に出たい気持ちが強まっている。明日で5日目で、医者からは5日は隔離と言われているので、明後日には出てもいいだろうか。できれば10日籠もっていたほうがいいらしいが。…

大場さやか
51分前
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二回目の療養日記(3日目)

もう3日目である。こんなにも休んでいていいのだろうか。しかしまだ咳き込むことがあるのだ。どうも食事の後に咳が出やすくなる。そういうものなのかと思い検索しようとし…

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二回目の療養日記(2日目)

朝起きて熱を測るとまた38度になっている。そんな、と思いつつパンを食べて薬を飲む。しばらくして熱を測ると36度台に下がっていた。その後、熱が上がることはなかったのだ…

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二回目の療養日記(1日目)

深夜に熱を測ったら38.9度だった。自分から熱が発されているのがわかる。もわっとした空気に包まれて、体を動かそうという気力が出せない。頭もぼんやりしていて、難しいこ…

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二回目の療養日記(0日目)

新型コロナウイルス感染症に感染した。二回目だ。 一回目は2022年9月29日で、その時に私は療養日記を書いている。 ということで二回目の療養日記を書き始めているのだが、…

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眠る前思ったことを夢に見る ひとときすらも無にはなれない

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今日投稿すれば777日連続!感動!

記事の投稿欄にタイトルのような文言があった。 確かに。777日連続は感動だ。感動してもいいだろう。 いつからかもう意地だけで続けている毎日投稿だ。書くための十分な時…

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(感想)淡々と、ただ思うところを述べる

(以下、筆者Xより修正を加え転記) 劇団出会い頭『ゆうちゃん、それは愛じゃなくて執着だよ』鑑賞。チェーホフの『ワーニャ伯父さん』をベースにした、別居している夫婦…

9

(感想)虚実混ざり合った成長物語

(以下、筆者Xより転記) 映画『トラペジウム』鑑賞。原作未読。「主人公の性格が悪くて共感できない」というような感想を見かけていたのだけども、アイドルになりたい高…

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noteポイントの有効期限に注意

「10万人にnoteポイントが当たるキャンペーン」でnoteポイントが当たって、5等200ポイントをいただいた。 同じようにポイントを付与された方々に言いたい。 「キャンペー…

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すごく具合が悪いわけではなく、ちょっと具合が悪い。もしかすると「すごく」の時のほうが逆に気合いが入って、やるべきことができてしまうのかもしれない。「ちょっと」の時が問題だ。休むほどではないが、頑張れるほどの元気はない。あやふやにどっちつかずで、やろうか、やるまいか、迷うばかりだ。

大場さやか
10日前
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真円でなくても雲に隠れても変わりはしない美しき月

大場さやか
11日前
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自分が「恵まれている」ことに気付けない

日曜日は文学フリマ東京38に一般参加してきたのだが、今回は文学フリマの話ではない。文学フリマでは本当に引くほど本を買ってしまい、写真や冊数を挙げると「そんなに読め…

大場さやか
12日前
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(感想)面倒だ。でも掃きだしていくしかない

(以下、筆者Xより転記) 5/15に鑑賞していた映画『水深ゼロメートルから』。高校演劇作品が原作ということを知っていたからか、それっぽい!と思ってしまったのだけども…

大場さやか
13日前
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(感想)まず自らが楽しむこと

(以下、筆者Xより転記した文章に追記) 演劇ユニット浪漫好『We are the Stage』鑑賞。なんとミュージカルである。浪漫好として初であるだけではなく、金沢の劇団でも珍…

大場さやか
2週間前
12

あれもこれもみな杞憂に終わるべし 耳を揃えて返っておいで

大場さやか
2週間前
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二回目の療養日記(4日目)

外に出たい気持ちが強まっている。明日で5日目で、医者からは5日は隔離と言われているので、明後日には出てもいいだろうか。できれば10日籠もっていたほうがいいらしいが。

洗濯をして洗濯物をベランダに干したので、少しだけ外に出た気分にはなれた。

今日も少し仕事して休み、を何度か。やはり咳き込んでしまうのがつらい。咳が残るのが怖い。

二回目の療養日記(3日目)

もう3日目である。こんなにも休んでいていいのだろうか。しかしまだ咳き込むことがあるのだ。どうも食事の後に咳が出やすくなる。そういうものなのかと思い検索しようとしたら「食事の後 咳が出る」といったサジェストが出てきたが、その疑問に対する明確な回答が書かれたページは見つけられなかった。

昨日よりは仕事をしたが、咳やだるさで長い時間は集中できない。少しやって、その後わりと寝てしまう感じである。だけど無

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二回目の療養日記(2日目)

朝起きて熱を測るとまた38度になっている。そんな、と思いつつパンを食べて薬を飲む。しばらくして熱を測ると36度台に下がっていた。その後、熱が上がることはなかったのだが、咳が酷い。仕事を再開したかったのだが、できずに結局、長い時間を横になって過ごす。眠ってしまいたいのだが、咳が出て寝付けない。

夕方頃、少しパソコンに向かってみるも、何度も咳き込むので1時間弱で作業を止める。もうしばらく休まねばなら

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二回目の療養日記(1日目)

深夜に熱を測ったら38.9度だった。自分から熱が発されているのがわかる。もわっとした空気に包まれて、体を動かそうという気力が出せない。頭もぼんやりしていて、難しいことが考えられない。「あつい」「つらい」「しんどい」「ひどい」くらいしか言えない。寝るしかないので寝ようとするが、ここまでずっと寝てきているため、眠りが浅く、すぐ起きてしまう。夢も見ていたような気がするが、それまでもが何か単純なものだった

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二回目の療養日記(0日目)

新型コロナウイルス感染症に感染した。二回目だ。
一回目は2022年9月29日で、その時に私は療養日記を書いている。

ということで二回目の療養日記を書き始めているのだが、もうつらい。一回目の感染時より酷い。まず熱が高い。先ほど測ったら38.9度だった。他の症状としては、痰、鼻水、だるさ、関節痛といったところだ。

もう無理だ。一回目はよく、マウスが動かないだとか体調に関係ないことまで書けていたもの

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眠る前思ったことを夢に見る ひとときすらも無にはなれない

今日投稿すれば777日連続!感動!

今日投稿すれば777日連続!感動!

記事の投稿欄にタイトルのような文言があった。
確かに。777日連続は感動だ。感動してもいいだろう。

いつからかもう意地だけで続けている毎日投稿だ。書くための十分な時間を取れないこともあるし、焦って書くこともある。昨晩も駅の隅っこであわてて書いた、というかXからのコピー&ペーストと修正作業をした。別にその記事が昨日のうちに上げられなければならない理由はなかった。でも、毎日投稿をしたかった。

毎日

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(感想)淡々と、ただ思うところを述べる

(感想)淡々と、ただ思うところを述べる

(以下、筆者Xより修正を加え転記)

劇団出会い頭『ゆうちゃん、それは愛じゃなくて執着だよ』鑑賞。チェーホフの『ワーニャ伯父さん』をベースにした、別居している夫婦と妻の妹の会話劇。会話劇というと自然な感じで話す形が多いと思う。そうでなければ反対に大げさ過ぎるほどに。この公演での演技はそのどちらでもない。

特に夫の「ゆうちゃん」の発話が淡々としており、戯曲のセリフにアレンジを加えずそのまま発しよう

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(感想)虚実混ざり合った成長物語

(感想)虚実混ざり合った成長物語

(以下、筆者Xより転記)

映画『トラペジウム』鑑賞。原作未読。「主人公の性格が悪くて共感できない」というような感想を見かけていたのだけども、アイドルになりたい高校生で、自我が強い子なら、こんな感じの言動をとってもおかしくないと思う。自分だけではアイドルになれないと判断して策略を練るあたり賢いと思う。

あとこの「性格悪い」設定があるからこそのお話になっているので、これが万人受けする性格の子だった

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noteポイントの有効期限に注意

noteポイントの有効期限に注意

「10万人にnoteポイントが当たるキャンペーン」でnoteポイントが当たって、5等200ポイントをいただいた。

同じようにポイントを付与された方々に言いたい。
「キャンペーンで当たったnoteポイントの有効期限は5/31です!」

さて、私は「noteポイントが当たった」の中でこう書いている。

いや、有効期限まで今日を入れても9日ではないか。まだどの記事を買うかも決めていない。大丈夫か。急げ

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すごく具合が悪いわけではなく、ちょっと具合が悪い。もしかすると「すごく」の時のほうが逆に気合いが入って、やるべきことができてしまうのかもしれない。「ちょっと」の時が問題だ。休むほどではないが、頑張れるほどの元気はない。あやふやにどっちつかずで、やろうか、やるまいか、迷うばかりだ。

真円でなくても雲に隠れても変わりはしない美しき月

自分が「恵まれている」ことに気付けない

自分が「恵まれている」ことに気付けない

日曜日は文学フリマ東京38に一般参加してきたのだが、今回は文学フリマの話ではない。文学フリマでは本当に引くほど本を買ってしまい、写真や冊数を挙げると「そんなに読めるの?」といったツッコミ必至なため、詳細を話すことがはばかられるのである。買った本を紹介できれば、作者の方の何らかの力になるのかもしれないが、申し訳ない。

今回の東京行きは、日帰りであった。泊まる資金が不足しているためである。とはいえ往

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(感想)面倒だ。でも掃きだしていくしかない

(感想)面倒だ。でも掃きだしていくしかない

(以下、筆者Xより転記)

5/15に鑑賞していた映画『水深ゼロメートルから』。高校演劇作品が原作ということを知っていたからか、それっぽい!と思ってしまったのだけども、その高校演劇らしさを残したまま商業映画化されているのは良いことなのではと思う。

水のないプールの、砂まみれになった底を掃除することになった高校生達なのだけど、水泳部のチヅルのキャラクターの突飛さが「高校演劇」ぽくて、プールの底とい

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(感想)まず自らが楽しむこと

(感想)まず自らが楽しむこと

(以下、筆者Xより転記した文章に追記)

演劇ユニット浪漫好『We are the Stage』鑑賞。なんとミュージカルである。浪漫好として初であるだけではなく、金沢の劇団でも珍しいことではないか。音楽を学ぶ二人のスタンスの違いを通して、表現とその意味、価値などに思いを巡らせる。考えは違えども、各々の表現したい気持ちが好演されていた。

音楽教室で学ぶ生徒(響:山崎真優、絃:高田滉己)と先生(橋本

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あれもこれもみな杞憂に終わるべし 耳を揃えて返っておいで