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「カッコつけ続ける」を、今度は自分が見せていく。

2024年4月13日(土)。私は東京にいた。
職場には「友達の結婚式がある」と言ってお休みをもらい、家族には「出かけてくる」とだけ伝え、逃げるように新幹線に飛び乗った。
東京に来た理由。それはSHElikesが主催する年に一度の祭典・SHE AWARDSに参加するためだった。

昨年のアーカイブ視聴をした時から、SHElikesの渦に巻き込まれてみたいと思い、今年は何としてでも現地参加したかった。それと、SHElikesを通して出会えた全国にいるシーメイトさんに直接会いに行きたかったのだ。


SHElikesに再入会してもうすぐ一年が経つ。
初めてSHElikesの存在を知った3年前の私は、シーメイトのお約束である「私なんてと言わない」「人と比べない」を守ることができず、周りのつよつよなシーメイトさんとの差に勝手に失望し消え去るように退会してしまった。
でも、今の私、SHElikesにもう一度戻ってきた私は違う。
今の私には全国にいるシーメイトさん=「推したい」仲間がいるのだ。

一人ひとりの入会理由を詳しく聞いたことは正直ない。
何の勉強をしているのか、将来どうなりたいのか、あまり知らない人の方がほとんどだ。でも、このコミュニティで同じ時を過ごして、その人なりの考え方や価値観をコミュニティイベントでのナレシェアや、Xでのポスト、サービスなどから触れることができる。
それが何よりも、今の私の心の支えであり希望になっているのだ。

私の中には、「みんな違ってみんないい」の考え方がある。
「人は人、私は私。」
言葉にしてしまえば簡単だけど、実際はそう思えるようになるには結構な時間がかかると感じる。ついつい隣の芝生が青く見えてしまうもの。
でも、その青さにもいろんな濃淡があって。私はそこにその人の"らしさ“があると思う。その濃淡はその人が今まで生きてきた中で感じた喜びや幸せだけではなく、苦労や挫折も経験したからこそ出せるグラデーションなのである。

その青さを普段から人に話すことってなかなか無いと思うけど、今回のSHE AWARDS登壇者の皆さんはどうして受賞できたのかの背景を教えてくれた。

みんなそれぞれ違うバックグランドがある。
みんなそれぞれに喜怒哀楽があり、何が楽しいのか、何に心躍るのかもさまざまだ。でも、努力の過程には必ず挫折と失敗と挑戦があることが共通する。そのことをみなさんのスピーチから感じ取った。
そういえば、去年のアワードでも「行動すること」がキーワードだったな。


私はマグロかのように動き続けてないと、息ができないタイプだ。
一度立ち止まってしまうと、逆に次が見えなくなってしまいそこで立ち往生する。自分の目指す道はここであっているのか、引き返した方がよかったんじゃないか。そんなことを止まっている間にぐるぐるぐるぐる考えてしまう。だから、動きながら考えるタイプなんだなと最近になってようやく自分が分かるようになって来た。

そんなふうに、SHElikesに入ってから「自分は何者なのか?」「自分はどうなりたいのか?」「自分が本当にやりたいことは何なのか?」そんなことを常に考えている日々になった。これからの生きて行く指標を軌道修正できるようになってきたのだ。

そんな私はSHE AWARDSからの帰り道、新幹線の中でふと「推し」と「カッコつけ続ける」というワードが頭から降って来た。
「推したい仲間たち」が私には沢山いて、その人たちはずっと「カッコつけ続ける」を繰り返している姿が、まさに推したい理由なんじゃないんだろか。
「カッコつけ続ける」というのは、キザな態度を取るという意味ではない。
挫折も苦悩も努力も挑戦も全て“ありのまま”を見せて行くことが私にとっての「カッコつけ続ける」の定義だ。
あなたらしさは、きっとそこにある。
そんなことをスペシャルゲストのpecoちゃんもお話ししてくださったなぁ。

私は大好きなシーメイトのみんなに、これからも「カッコつけ続ける」をしてこれからもっともっと両思いの相手になっていきたい。
私のありのまま見てもらって、今度は推してもらえるようになりたい。
そして、私が私自身を推せるようになりたい。

みんなで幸せになろうな!



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