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「失敗する勇気」の先にあった広い世界


こんにちは。ウェルビーアドバイザー吉田紗弥です。
1月の半ばで寒さで空気が澄んで空がとってもクリアに見える良いお天気が続いていますがいかがお過ごしでしょうか?

今日もウェルビーイングに過ごすためのヨガのお話をしていきますね。

今から約2000年前に成立されたとされるヨガの根本経典「バガバットギーター」には私たちの生活をより良くしていく賢者の教えが記されております。

その中から一説ご紹介します。

私の恐ろしい姿を見ても慄いてはいけない。恐怖を離れ、心から喜んで

岩波文庫「バガバット・ギーター」

このバガバット・ギーターは世界のたくさんの人々に読まれている、世界でもベストセラーと呼ばれる叙事詩です。

戦士であるアルジュナと神さまであるクリシュナの二つの会話形式のお話です。

戦士であるアルジュナは私たちの人間の象徴として描かれており、
神様のクリシュナは私たちの目の前に広がるすべての世界を表しています。

そしてこの一説は、目の前の世界が、わたしたちに向けて、勇気を出して

前へ前へと進んでいくことの大切さを教えてくれています。

私たちは、常日頃、自分の安全圏で立ち止まり新しいことに挑戦することなく過ごしてしまいがちです。

そして、新しいことが目の前に起こったり、差し出されたとしても、
挑戦することなく


「なんでそんなのもできないの?
って思われたらどうしよう」

「失敗したら恥ずかしい」


他人の目が気になったり、一時の失敗を恐れて動けなくなってしまいます。

けれども、

何もせずに何も変わらないより、たくさん挑戦して前に進んだ方が

長い人生、もっと楽しく、もっと可能性を広げていくことにつながるのです。

例えば、新しいジャンルの映画を見ないことで
素晴らしいストーリーや知識を見逃してしまったり、

新しい食べ物を試さないことで、美味しい食べ物の楽しみを見逃してしまうことがあります。

私たちは、安全圏で止まり、

いっときの失敗の恥ずかしさや恐怖で

その後の長い人生の先にある大きな幸せや喜びを逃してしまいがちなのです。

ですので、この一説のように、

恐怖や不安を恐れることなく

前に向かって進み、新しい世界へ飛び込むことが大事だ、ということを

バガバット・ギーターは教えてくれているのです。




私がこの、恐れを飛び越えていく大切さを学んだ経験がありました。


10年以上前のことになります。


私はワーキングホリデーでカナダの

バンクーバーという都市で
ホームステイとシェアハウスで1年過ごすことになりました。

当時ホテルの正社員を辞めて
「生きた英語話せるようになりたい」

と異国の地で頑張ることを決めたのです。


そしてまずは語学スクールに通いながらホームステイで3ヶ月過ごすことになりました。


ホームステイ先の家族は優しく、留学生の

受け入れにも慣れており、

通う語学学校も

日本人や韓国人が多く先生はゆっくり話してくれます。

また自分自身が、学生の頃に

英文学を専攻していたという事も

あり、英語に関して苦手意識もなく、

さほど意思疎通に困ることもありませんでした。

しかし、

ホームステイが終わってから

シェアハウスに引っ越した途端、

語学学校とシェアハウスでの

温かい世界はなく、

アルバイトを始めたのですが、

現地の人の話す言葉が早すぎて、全くついていけないことが続きました。


レストランでアルバイトしていたのですが

お客さんの会話が早くて注文が取れない、
忙しくなるとスタッフも早口になって
何を言っているかわからない、ということが続き、


自分の英語のできなさに嫌気がさして

次第に
英語を話すこと自体が億劫になってきたのです。

そこからホームシックになり、

日本人の友達と仲良く過ごし、

「生きた英語を習得する」ということをすっかり忘れて、遊んでばかりいたのです。


そして、ある日

久しぶりにカナダ人の友達と会う約束をして

電車に乗ろうとした時

電車のホームで
現地の何人かのティーネージャー(10代くらいの若者たち)に

指を刺されて大笑いされたのです!

最初私の事だと気づかず、何を騒いでいるのかな?と思ったのですが

どうも私のきているTシャツを見て笑っているようなのです。

その時私は日本から持ってきたシンプルなお気に入りのロゴTを着ていたのですが、

後でカナダ人の友達に会った時、
なんとそのロゴTは

「wanna make out?」
と書かれていたのですが、

日本語だと

「男女がいやらしいことをする、とか激しくまぐわう」

みたいな意味だよ...と呆れ顔で言われたのです💧


恥ずかしさと
自分の生きた英語を使いこなしていない
悔しさで

ショックを受け、

自分の最初の目標に遠ざかっていた事に気づいたのです。


「笑われた」悔しい思いは
時に大きな力となります。

そこから

積極的にカナダ人の友人に助けてもらいながら会話の練習に励み、

時には図書館やスーパー、カフェなどで

差し障りのない質問を勇気を出して聞いてみたり、自分から

自分の英語通じるか試したりしたりしました。


そして1年と半年後、
日本を離れる時

荷物を整理していた時

日本から持ってきた日常英単語の本が出てきたんです。

中身を見ると

読むまでもない、自分が今無意識に使っている日常英会話の短文が並んでおり、

カナダに来る前の自分とカナダを去る前の自分とでは大きな成長を感じられたのです。

そして帰ってからも

外資系のホテルで、楽しく外国人とお話ができるようになり、

今でも週1お手伝いに行っているのですが、
その海外の人と会話が楽しい時間となっています。

私たちは

何かの挑戦を決めた時や新しい事を始める時、

その本の先の
「間違ったらどうしよう」
「失敗したら笑われる」と
周りを気にしたり、結果を気にしたりして

前に向かって進まずに、自分の安全圏で止まろうとしてしまいがちです。

その方が安心で楽だからです。

けれども

その安全圏を飛び出し、
自分の許容範囲を超えていくことで


人生可能性を開き

大きな感動や充実感を手に入れることができるはずです。

まるで、未知なる宇宙へ飛び立ち、宇宙から美しい地球を見下ろす

宇宙飛行士のように

私たちもどんな不安や恐怖が目の前に差し出されたとしても、

前へ前へ向かい続け、人生の可能性を広げていきましょう!




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ウェルビーアドバイザー 吉田紗弥


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