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コオロギの研究室からフランスでサクソフォンの先生に【自己紹介】

理系女子が独学でフランスの音楽学校に行ったよー!なんて言われても、ピンとこない・・・
と言うことで、少しばかり私の経歴を書きたいと思います。

もともと日本で音楽の道に進む気はなかったので、普通の大学に進学。大学では電気生理学の研究室に所属。コオロギの脳を使って研究していました。
え?コオロギに脳なんて存在してるのかって?
あるんですよ、ちゃんと。取り出した脳から細胞を分離して、そこに電極をさして、パッチクランプ法で…おっと、これ以上は話が脱線しすぎるので、この辺にしておきましょう。

ちなみに、私は生物専門だったのですが、今でもミトコンドリアが好きです。ミトコンドリアって文字を見るだけでもテンションが上がるし、本屋さんの科学誌でミトコンドリアって書いてあるのを見つけるとついつい立ち読みしちゃいます。


サクソフォンを始めたのは中学生の時。吹奏楽部で出会いました。3学年合わせても35人くらいで、B組のコンクールで銀賞とかそのレベル。

高校ももちろん吹奏楽部。残念ながら強豪校ではありませんでしたが、部活運営も生徒たち主導でやっている学校だったので、学生指揮者をやったり…
A組都大会出場!が目標で毎年【ダメ金】という感じでした。

・・・と、学生時代に吹奏楽をやっていた方なら、大体レベルが分かって頂けると思います。本当に、普通に公立の学校の吹奏楽部でサクソフォンを吹いていた、という感じです。

ちなみに、サクソフォンパートはパートレッスンに定期的に来てくださっている先生はおらず。(いろいろ諸事情が)

サクソフォンは独学で、初めて個人レッスンを受けたのは高校3年生で1人乗り込んだ、フランスのニースの短期講習、スタージュでした。いきなり海外の先生!
ここで出会ったのが、パリ地方音楽院のF先生。人生が変わりましたねー

高校卒業と同時に渡仏…とはならず、普通の大学に進学したので、ここで一度音楽の道は断念。理系の道に進んだわけです。コオロギの研究室ですね。

いろいろあって、パリ地方音楽院に入学。その後、ソルボンヌ大学と提携している高等教育に進み、音楽学の学位とフランス国家演奏家資格を取得。
さらに、レンヌの学校にパリから新幹線通学をして、DE(Diplôme d’Etat)というサクソフォン教諭の国家資格を取得。
現在はパリ近郊の公立の音楽学校(コンセルヴァトワール)でサクソフォンを教えています。

フランスの経歴はサクッとギュッとになりましたが、今後詳しく書いていければなと思っています。

☆写真はサクソフォンの道に進むきかっけになったF先生と出会った街、Niceニースの謎の光るおっさん像にしました。


理系女子→なぜか音楽の道へ
独学でフランスの音楽院に入学し、サクソフォン教師の国家資格を取得
現在パリ郊外の音楽院で教鞭を取る

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