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B Corp:木の循環モデルでパーパスを定義しよう

この記事はBCorpアドベントカレンダーの企画の第1日目の記事となっています。
クリスマスまで残り1週間となり後半戦の記事となります。

今回は木をテーマにしてB Corp取得時の悩みに少しでもヒントになればという話題です。

まずは新基準においてパーパスドリブンな企業であることがより求められてきました。このあたりは下記の記事を是非ご参考くださいませ。

結局パーパスってなんぞや?
社是があったりモットーがあったりミッションビジョンバリューがあったりと、企業の中で様々な要素で定義されていたものに対して、パーパスをどのように扱うかは非常に悩みの種で、相談を受けることが多いです。
まずパーパスの定義が必要となる背景について触れたいと思います。

パーパス定義が求められる背景とは?
VUCAで表現されるように、現代社会では、将来が不安定で先の見通しが立たない状態が続いていて、経済的な成長のみが企業組織にとっての「善」なのかという疑問から端を発しています。
そして社会全体で脱成長をふくめてステークホルダーに対してのメッセージの捉えなおしが課題となってるとともに企業の目的が曖昧になっています。
そのため、自分たちが本当に取り組むべき事業に焦点を絞ること、そして”誰”にとっての必要性なのか?重要性なのかを改めて問い直すことが求められています。

パーパスを定義する
理念経営2.0に出てくるフレーズを自分なりに解釈編集しておりますが以下のような定義が一般的にはわかりやすいかと感じています。

パーパスは、自組織のミッションを社会的な視点から再定義したもので、ミッションが組織の中心的な活動に焦点を当てるのに対し、パーパスは「組織の存在する目的は何か?何がなくなったら我々ではなくなるのか?」という問いに答えるものである。
また、パーパスは未来の社会において自分たちが果たしたい役割や、その実現に向けた理由を示す、「北極星」のような指針として機能する。

佐宗邦威、2023、『理念経営2.0』

違和感がある場合は改めて定義すべきですが、このあたりをきちんと定義されているものが、既にミッションで設定されていたり社是として定義されているのであれば、それをパーパスとしても良いと個人的には考えます。

そしてワークショップもあるよ
とはいえ今回の範囲は広くてきちんと捉え直したいと考えられることも当然あるかと思います。
そんな場合におススメなのはTalkTree WORKSHOPです。

TalkTree WORKSHOPは木に見立てながら誰かのため、 何を目的に、どんな活動を通し、手段としての目標を何に設定するのかを個人ワークとチームでのワークで、対話し内省しながら定義していきます。

自分たちの過去から現在までの取り組みを捉えて軸をしっかりたてながら、社会や未来という枠を広げ、あらゆる角度、多様な関係性から、べストの有様をワクワクしながら仮説を立て、模索するワークショップです。

未来に向けた価値を定義して、社会の課題解決に繋げていくような、パーパスの再定義やマテリアリティの特定作業に向いています。
これからB Corpを取得する際にまず何から始めていいいか考えた時は是非導入を検討ください。
私自身も認定ファシリテーターの資格をもっておりますので、ワークショップデザインから導入まで伴走可能です!

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