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25年前のデジカメをメルカリに出そうとシャッターを切ってみたら、ちょっと感動してしまった

クローゼットの奥に、
古いデジカメの箱を見つけた。
初めて買ったデジカメだ。

こちらのブログによると、
1999年発売とのことで
買ったのは25年も前になる。

有名な「LEICA」の赤ボタンが
ついているが
当時売っていた富士フィルムの
デジカメとそっくりで、
価格は1万円くらいライカのほうが
高かった。

毎日バックに入れて、仕事で使った。
勤めていた会社で
レストランを運営することになり、
店の内装現場の記録写真などを
撮っていた。
それまではフィルムだったので
会社へ戻って、すぐに写真を
手に入れられることが
とても便利だった。
記録撮影以外にも、
レストランがオープンしてからは
料理の写真を撮って
ポスターを作ったりもした。

思い出が多いカメラだけど、
今は持っていても
使う機会はないので、
メルカリで売ることに。

調べたところ、
ちゃんと動作すると
結構よい値がついていた。

故障していないはずなので
電源を入れて、撮影してみて
問題ないことを確認してから
売りに出そう、と充電を始めて
から気が付いた。

カードを全て捨ててしまっていて
手元に無い。
痛恨のミス。。。
カードが無いと記録ができない。
撮影できるかどうかの確認ができない。

スマートメディアという、
今となっては、もう誰も
使っていないカードだ。

そこでメルカリでカードを購入し
動作確認をすることにした。

カードが届いた。電源を入れ、
ファインダーを覗き、
シャッターを押す。
画像を確認するため、
緑色の三角マークに
ダイヤルを合わせた。

「写ってる!」

小さな液晶画面に
写った粗い画像を見て
ちょっと感動してしまった。

この感動、伝わるかな。

愛着があるせいかも
しれない、カメラ本体の
デザインがかわいいし、
うまく言葉にできないが
持った感じもいい。

この感動、なんだろう。

スケッチしたときに
よく観察していて、
ここに、この曲線いるのかな、
こんなデコボコいるのかな、
なんて細かい部分まで
デザインされているのを
発見したことも
あったのだろう。

メルカリで売らなくても
いいかな、、、とも
思ってしまった。

古いカメラの愛好家の
気持ちがわかる気がした。

カメラだけでなく、
テニスラケットにも
そういう楽しみがあると
先日、コーチから聞いて
知った。

「今日は、昭和のラケットで
勝負だ!」みたいなノリで、
これは自分が学生時代に
使っていたモノで、、、、
とかラケットを並べて、
ウンチクを語る時間のほうが
長いとのこと。

ウチにも捨てられずに
残してある昭和のラケットが
ある。これも調べたら
良い値がつきそうなことが
分かった。

粗大ゴミに出さなかった昔の私、
ナイス!

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