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ぼくのクルマの好きなところ

〜はじめに〜

こんにちは。saw_freakです。Twitterでいつもお世話になっております。

最近ぼくのTwitterをご覧になっている方はご存知だと思いますが、2月22日に愛車であるマツダ・ロードスターを納車いたしました。以降、毎週末どこかへドライブしに行く日々が続いています。Twitterのメディア欄も車だらけになっています。すみません。あまりにもいい車なんです。

あまりにもいい車なので長文で伝えたいと思いました。車に詳しくない方でもできる限りわかりやすく書いたつもりなので、読んでいただけますと幸いです。

〜そもそもどんな車?〜

マツダ・ロードスターは、マツダから販売されている2シーターのオープンスポーツカーです。

1989年に初代が誕生し、以降マツダから30年近く販売され続けているロングセラーのスポーツカーです。

海外ではMX-5やMiataと呼ばれ、世界で最も成功した2人乗り小型オープンスポーツカーとしてギネス記録にも登録されています。現在もその記録は更新され続けているそうです。

現行モデル(ND5RC型)は2014年9月4日に発表され、2015年5月20日に販売が開始されました。以降、2度の改良が行われ、僕が買ったのはその2度目の改良後のモデル(通称ND3型)です。

〜買うことになったきっかけ〜

父がもともと所有していたのが大きな理由です。

父は現行モデルが発表され、先行商談の予約が開始されるとすぐに商談を成立させ、販売開始間もなくして自宅にできたてほやほやの白いロードスターを連れてきました。

高校時代から「もし車を買うなら軽くて楽しい車がいい」と考えていたぼくは、それを見た途端に一目惚れし、絶対に自分も手に入れてやるという強い意志が芽生えました。残念ながら海外赴任が決まってしまい、父は1年半で手放してしまいましたが、今思えばそれもロードスターを買う大きな理由の一つになったと思われます。

〜好きなところ〜

好きなところは挙げればきりがないので、自分が特に気に入っているところを代表して4つ挙げます。

1. エクステリア
国産最強クラスのデザインが本当に素晴らしいです。2016年のワールドカーデザインオブザイヤー受賞車なだけあります。地を這うかのような低いシルエット、グラマラスなボディラインがたまりません。斜め後ろ、横からが個人的なベストの角度です。

不人気らしいですが、青色も落ち着いていてお気に入りです。

2. 軽い
車にとって軽さは大きなメリットです。なぜなら軽ければ軽いほど、車は短い距離で加速・減速が行えますし、より速く曲がることができるからです。グレードによって重量は多少前後しますが、ロードスターは車重約1000kgです。これは、安全基準が厳しくなって現代において貴重な軽さといえます。

3. FRである
実は、車は4つのタイヤ全てに駆動力が伝わっているわけではありません。もちろんそういう車もありますが(4WD。いわゆる四駆)、国産車の多くはFFと呼ばれる駆動方式を採用しています。街で見かけるアクアやプリウス、フィットは全てFF車です。これは、Front-Engine Front-Driveの略で、車の前方にエンジンがあり、前輪で駆動するという意味です。駆動力を後輪に伝える必要がないため、室内空間が大きく取れますが、走行性能という観点で考えるとベストではありません。日常的な実用性に優れた、大衆車向けの駆動方式と言えます。

FF車の図

一方でロードスターは違います。ロードスターはFRです。Front-Engine Rear-Drive、後輪が駆動します。FRは後輪に駆動力を伝える部品が必要となってしまい室内空間が狭くなってしまいますが、FFと比べると以下のメリットがあります。

①前輪で進行方向を決め、後輪で駆動するため、FF車に比べ前後輪で役割が別れていて自然な挙動になりやすい。
②曲がり始めてからさらにアクセルを踏み込むことで、より車を進行方向の内側に巻き込ませることができる。
③車は加速時に後輪に車の荷重が乗るため、駆動輪である後輪のタイヤが地面に押しつけられて加速しやすくなる。

日常的な実用性はFFに比べると少し欠けますが、走行性能で考えると大きなメリットのある駆動方式です。

FR車の図

4. 楽しい
この車は今まで乗った車の中でダントツに楽しい車です。マツダはロードスターのコンセプトとして「人馬一体」を挙げています。これは騎手と馬が一つになったかのように巧みな連携が行われることを意味しますが、まさにその通りで、車が想定外の動きをしません。ハンドルを切ったら切った分だけ曲がりますし、ブレーキは踏んだ分だけ効き、アクセルは踏んだ分だけ加速します。これは好きなところで挙げた軽さと駆動方式、そしてバランスが大きく貢献していると言えるでしょう。

〜まとめ〜

乗り出し価格が250万円からの、少し高価な車ではありますが、全く後悔はしていません。移動時間を娯楽に変えてくれる、とても素晴らしい車です。軽量なスポーツカーが少なくなってしまった今の時代、このような車を出してくれるマツダには本当に感謝しかありません。壊れるまで乗りつぶしたいと思います。

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