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対象に沿った発信の仕方で社会へより深い理解を求めよう

読者の皆様こんにちは^^

第二子出産予定日まで後16日!もうすぐ二週間を切ろうとしています。
何をするにもついつい「よっこいしょ!」「ふんっ!」なんて声が出てしまうくらいお腹の重みが日々増しています。

現在は見た目からもわかるくらいお腹の位置が下がってきており、下腹部の圧迫により腰の痛みや恥骨痛、膀胱も圧迫されているため頻尿等もひどくなってはきましたがそれもお産が近づいている証拠なので「ああ。もうすぐかわいい我が子に会えるんだなぁ」と言う実感と共に喜びを感じております。

が、なんと!3月6日より計画分娩にて入院が決定しました✨
7日の朝から誘発剤の投与開始で陣痛を誘発し出産に挑みます!
どんな遅くとも8日には生まれるとのことです...ドキドキ♡

と、マタニティライフのちょっとした近況報告を終えたところで、私はグダグダと長い文章を作ってしまうため今回の投稿内容の説明に移りたいと思います。

さて、今回の投稿内容は、以前使っていたノートのアカウントにてご紹介させて頂いた記事を、こちらの方で再度投稿しようと思います。

少しずつ以前使用していたアカウントでの投稿もこちらで投稿していき、前アカウント記事の再投稿がこちらで完了次第、前アカウントは静かに消そうと思っております。

それでは本文へ入らせて頂きます。


それって本当?その人が悪いの?

近年流行中のTikTokという動画を中心としたSNSをご存じでしょうか。
私もユーザーの一人であり、日々投稿や視聴を楽しんでいます。
先日、いつものように暇つぶしがてら視聴をしていてふと目に留まった動画がありました。

【とある動画の投稿内容】

HSP(ハイリ-・センシティブ・パーソン)を持つ女性を対象とし「いつのまにかパートナーがダメ男・クズ男になっていませんか」「HSPを持つ女性の特性によりパートナーをダメにしてしまっていますよ」

とあるTikTokユーザーの投稿から

これを見て、皆様はまず何を感じ、どう思ったでしょうか?

HSPって何だろう?

まず初めに、HSPとは何なのかについて説明をしていきます。
”HSP”とは、ハイリー・センシティブ・パーソンの略称で、主に環境感受性や感覚処理感受性が極めて高い人たちを表す言葉です。

ポジティブやネガティブな環境下においての環境刺激に弱く、普通の人よりも多くの刺激を受けている為に処理が追いつかなかったり、逆に情報を深く深く処理してしまい精神的心身的な疲れを伴ってしまうほどの感受性の強さを持つ人が対象となります。

また、皆様も一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
HSPを持つ人を、”繊細さん” という呼び方で表すことがあります。

どうしてそのような呼び方をするのでしょうか?

それは、HSPを持つ人たちの特性から、とても心が繊細で傷つきやすく疲れやすいからといわれています。

HSPの繊細さんたちの代表的な特性をまとめてみました。

①深く情報処理をする
場や人の空気を深く読み取る能力に長けていますが、情報を読み取りすぎるが故、必要以上に疲れてしまう。

②過剰な刺激を受けやすい
HSPの人は外部からの刺激に敏感な為、人混みや物音・光・食べ物の味や匂い、身につけるもの、気候の変化、人が発するエネルギー等、五感で受ける刺激に対して過度に反応する傾向があります。さらに、相手の感情や周りの雰囲気気候の変化や電波(電磁波)、目に見えないエネルギーに対しても敏感に反応しやすいとされている。

(*感覚過敏症に近い症状とも見える)

③共感しやすい(感情移入しやすい)
親や自分の周りの人の感情を読み取り、自分が合わせることが多いのも特徴のひとつである。また、小説やドラマ、音楽などで作品に強く感情移入することもある。

④心の境界線が薄い・脆い
心の境界線とは、自分のテリトリーもしくは自分が自分であるためのバリアのようなもの。HSPの人はこの心の境界線が薄く脆い為、容易に相手からの影響を受けてしまう。その性質は人の気持ちを敏感に感じ取り、深く共感する一方で、相手に対して過剰に同調したり、相手の気分や考えに引きずられ周りに流されてしまうなど、本音がわからずに自分を見失ってしまうこともある。

⑤疲れやすい
HSPの人は刺激に敏感であるが故、疲れやすいという特徴を持っている。
いつも周りに気を遣っているため、例え楽しいことであっても疲れてしまうことがある。
疲れやすいのは「何かをしているとき」に限らず、普段から無意識に周りの刺激をまるでアンテナかのように拾い集めてしまっているため、人混みにいるときや周りのネガティブな感情、環境に巻き込まれているときも大きく体力や精神力を消耗してしまう。

⑥自己否定感が強い・自尊心が低い
HSPの人はその繊細さから、対人関係において恐怖心の強さもあり、あまり相手を責めることをしない傾向がある。自分より相手のことを優先する傾向もある。
その反面、相手のことを気にするあまりに些細なことでも「自分が悪いのではないか」と自分を責め悪い方向に考えてしまうことも多い(被害妄想をしてしまうこともある)。
ネガティブ思考が強く自分に自信が無いため、周りからの怒り(八つ当たり)の標的にされてしまうことも多く、自分の本音を隠してしまうことから人との関わりが苦手という特徴がある。

※上記①~⑥の特性はHSPを持つ全ての人に当てはまる訳ではありません。
※上記①~⑥の特性以外にも様々な特徴・特性を持っている方もいます。


説明等前置きが長くなってしまいましたがこれらの特性を踏まえ、今回目に留まった発信者の内容について触れていきたいと思います。
冒頭でお伝えした発信者の投稿内容の詳細とし、以下のような事を動画内で説明されていました。

HSPの人が自身の特性として相手を優先して自分を後回しにしてしまったり流されやすい性格、そして相手に刺激を与える事を恐れ自分の本音を隠し多少いやなことがあっても相手の言うことを受け入れがちになってしまう性格により、相手をつけあがらせてしまい相手との間に上下関係ができてしまう。

~実際にHSPを持つ私がこの動画を見て思ったこと~

・HSPは女性に限らず男性でもいるということ。
・この内容と伝え方じゃHSPの人が悪いと言っているように聞こえる。
・どうして「こういう言動を取りがちな結果、自分が辛くなってしまう事があるんだよ」といった本来伝えたい主旨があるのに対象となる敵(今回の場合男性)を作ってしまうのだろうか。

私自身敏感だからこそ、引っかかってしまった訳ですが...
相手を思いやれず自己中心的になってしまうパートナーが人として悪いだけであり、HSPさんのせいではありません。
確かにHSPさんは前に挙げた①~⑥の特性を持っているため、悪い相手にとっては "自分の手元に置きやすい・支配しやすい人" と認識されて利用されてしまう可能性も高いと思われます。
ただ、それはあくまでそういった考えを持ち、近づいてくる相手が悪いだけなのです。

このように。。。
発信の仕方一つにより、HSPを持つ方へのアドバイス的な発信のつもりが見る人によってはこうして私のように捉えて悩んでしまう種になってしまうことがあります。

では、今回の場合どういった発信にしたら良かったのか


改善点はただ二つ。
「敵を作らない」
「男女どちらかだけを対象としない」

敵や絞った対象を作ってしまうことにより、HSPさんだからこそ「私が悪いんだ」「私がパートナーをダメにしてしまっているんだ」「私は男に利用されているのか」そう考え悩んでしまうこともあります。

こうしたことを踏まえて、HSPさんを対象とする発信であればHSPさんの特性を深く理解した上で刺激を最低限に押さえられるよう配慮した発信をすることが大切なのです。

最後に

今回はHSPさんを対象とした発信を例にお話をしましたが、HSPさんに限らず、世の中の少数派である、まだ社会には中々知られていない悩みや症状を抱える人を対象とした発信をする際には、ただでさえまだ社会的に知識や理解が広まっていないために肩身狭く感じている世の中だからこそ細心の注意を払って、慎重且つ偏見を生まない正しい発信をすることが重要なのだと思います。
そうすることにより、本来の主旨である本当に伝えたいことがより深く発信を見る皆様に伝わりやすくなるのではないでしょうか。


本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

今回の投稿内容は以前使用していたアカウントでの投稿を少し添削してのこちらでの再投稿という形でしたが、いかがでしたでしょうか。
今後は数回に分けてこのような形の内容で投稿をし、全て投稿し終えたら前アカウントの幕を閉じます。

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それでは皆様、次回投稿をお楽しみに^^

2023.03.01 しちゃ。

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