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コミュニケーションの3原則

「上手く話せない」
「会話が続かない」
「意見が合わない」など
みなさんは対人関係において相手とのコミュニケーションで悩んだ経験はありませんか?私は何度もあります。
そもそも、コミュニケーションとは相手との対話から何かを創り上げていくことです。そのためには、一方的な会話ではなく、オープンな態度で相手の話を聞き、共に何かを創り上げていこうとする態度が求められます。その原則は3つあります。

①相手の話をよく聞く

コミュニケーションにおいて重要なことは相手を理解することです。そのためには、まず聞き上手になることが大切です。話すことよりも聞くことが多くなるように心がけましょう。相手のことを理解し共感することで、相手は心を開きあなたのことを理解しようとしてくれます。つまり、最初に信頼関係を構築することがその後のコミュニケーションのカギになります。では、どうやったら相手の心を開くことができるのでしょうか?答えは「共感しながら聞く」ことです。その方法は以下の4ステップになります。

ステップ1:相手の言葉をそのままくり返す
ステップ2:相手の言葉を自分の言葉に置き換える
ステップ3:相手の気持ちを言葉にする
ステップ4:自分の言葉に置き換えながら、相手の気持ちに共感する

このようにして純粋に相手の心に耳を傾けることが重要です。
また、何を聞けばいいのかわからなくなり、質問することに困ったら以下の5W1Hの項目に従うと良いでしょう。

Who:だれが
When:いつ
Where:どこで
What:なにを
Why:なぜ
How:どうやって

以上の項目から質問をすることで、相手の話を深堀りしていくことができます。

②難しい言葉を使わない

人は自分自身を知的に見せるために難しい言葉を使い傾向があります。しかし、知的に見えることはありません。一方通行のコミュニケーションになり、相手は内容を理解できずに話す気力を失います。なので、相手にもわかりやすい言葉を選ぶ必要があります。逆に会話を遮断したいときに、専門用語などの難しい言葉を使うことは効果的です。

③全否定しない

私たちがついついやってしまう間違いがあります。それは、相手の話に対して自分視点で返すことです。これによって、相手の言葉に反応するときは、自分視点で否定をしたり、求めてもいないアドバイスをしてしまいます。相手はこれを求めてはいません。相手が求めているのは共感です。そのため、否定やアドバイスでは相手の心を開くことはできません。なぜなら、「相手を理解したい」気持ちよりも、「自分の考えをわかってほしい」気持ちが買っているからです。お互いの意見を理解し合うことで、相手と共にコミュニケーションは創り上げられていくものなのです。

まとめ

以上の3原則を守ることではじめて相手と共にコミュニケーションを創り上げていくことができます。その過程において、新しい知識を得ながら、自らの判断や見解を変容させていき、お互いの意見を理解し合うことで、いままで考えたこともないアイデアや知見が得られます。これがコミュニケーションをする意義です。

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