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趣味の話と私の頭の中

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最近の記事

【遊戯王】続・蕾禍六花を考える~CS実践投入編~

こんにちは。山形で遊戯王をしています、satsuimoと申します。先の3連休に、蕾禍ギミックを搭載した六花デッキ、通称「蕾禍六花(らいかりっか)」デッキで、2つのCSに出場してきましたので、環境を戦ってみての所感をまとめておきたいと思い、記事を書くことにしました。 蕾禍と六花の混合デッキを使用しているプレイヤーは、まだまだ少ない印象があるので、積極的に記事を出すことで、興味を持ってもらったり、同志の方々に少しでも参考になるところがあれば嬉しいです。 「蕾禍六花」デッキとは

    • 【遊戯王】蕾禍六花を考える

      こんにちは。山形で遊戯王をしています、satsuimoと申します。今回は、1/27に発売された新弾 "LEGACY OF DESTRUCTION" に収録された新規テーマ「蕾禍(らいか)」を取り入れた「六花」について書いていきます。 蕾禍は、植物・昆虫・爬虫類混合のテーマで、現状は、純構築、もしくは溟界と混ぜる型を中心に研究されています。しかし、個人的には、植物テーマである六花と混ぜる型にも可能性を感じており、何より「蕾禍六花(らいかりっか)」と韻を踏める気持ちよさと、「蕾

      • 私が遊戯王OCGをする理由

        今日は、私の遊戯王OCGに対するスタンスの話をします。私が思っていること、考えていることをばーっと書いていくだけなので、毒にも薬にもならないような内容です。普段一緒に遊戯王をプレイしている近しい友人たちには、この記事を読むことで、普段の私の行動を納得してもらえるのかなとは思います。 遊戯王OCGへの向き合い方は、人によって全く違うものだと思いますし、自分とは違う考え方を否定する意図は一切ありません。むしろ、自分の考え方を書き示しておくことで、私の考えを、一つの遊戯王への向き

        • 【遊戯王】CSトナメ進出!六花デッキ解説(OCG2023年10-12月環境)

          こんにちは。山形で遊戯王をしています、satsuimoと申します。今回は、私が遊戯王復帰当初から愛用しているテーマ「六花」について、今期(2023年10-12月)の環境で戦う上での自分の考え方について書いていきたいと思います。 今期は、大型公認大会であるYCSJ名古屋や、新潟で開催されたCS・みかん杯に六花で参加させていただき、幸運なことに、YSCJ名古屋では5勝2敗でスリーブ獲得、みかん杯では予選4-1で、人生初トナメ進出を果たすことができました! CS優勝!のような華

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        【遊戯王】続・蕾禍六花を考える~CS実践投入編~

          【遊戯王】六花でYCSJスリーブ獲得!六花デッキ解説&YCSJ名古屋対戦記

          こんにちは。山形で遊戯王をしています、satsuimoと申します。今回、運よくYCSJ名古屋の参加権を獲得することができたため、山形空港からFDA機に乗って、名古屋まで遠征してきました。 YCSJには、今回が3回目の参加になります。1回目は、復帰したての頃に、ヌメロンで参加、ビギナーズラックを発揮して4-2。2回目は、前回の東京大会、ピュアリィで参加して3-2という成績でした。 デッキ選択は悩みましたが、3度目のYCSJ、自分の好きなデッキで勝ちたい、強さを証明したいと思

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          【遊戯王】六花デッキ解説(OCG 2023年7-9月環境)

          こんにちは。山形で遊戯王をしています、satsuimoと申します。遊戯王復帰から間もなく2年を迎えようとしています。前期からは本格的にCSにも出始めて、少しずつですが、競技遊戯王の世界にも顔を出すようになりました。 今回は、私が遊戯王復帰当初から使っている好きなテーマで、今期使用したデッキの中では、最も結果を残したテーマ「六花」を紹介します。 戦績 7/29 きゃんイベ(40人規模) 3-2 7/30 145CS(64人規模) 3-1 オポ落ち(11位) 9/17 ACS

          【遊戯王】六花デッキ解説(OCG 2023年7-9月環境)

          【遊戯王】CSに六花を選んだ理由

          こんにちは。山形で遊戯王をしています、satsuimoと申します。 先日、7/29、30と2日続けてCSに参加する機会があり、どちらも「六花」というテーマのデッキを選択して臨みました。 ほとんど環境に顔を出さないテーマですが、決して勝ちをあきらめて好きなテーマを握ったわけではなく(もちろん、六花というテーマが好きなことは間違いないですが!)、まじめに考えて、勝つために六花を選んだので、その思考過程を文字に残しておこうと思い、記事を書きました。 結果は、29日のきゃんイベ(

          【遊戯王】CSに六花を選んだ理由

          【遊戯王】じゃんけんの神様(YCSJ TOKYO2023対戦記)

          こんにちは。山形で遊戯王をしています、satsuimoと申します。今回運良く東京大会に当選したので、人生2回目のYCSJに遠征することになりました。 前回参加したときは、十ウン年ぶりに遊戯王に復帰した直後でしたが、プレイの弱さを補える後攻最強デッキ、ヌメロンで臨んで、4-2という結果を残すことができました。 今回のデッキ選択もかなり迷いましたが、自分が今期使い続けていたピュアリィが、環境的にも立ち位置が良いと思ったので、対応力が高い勇者型を採用して構築しました。 1.斬

          【遊戯王】じゃんけんの神様(YCSJ TOKYO2023対戦記)

          【遊戯王】YCSJ用ハピネスワンキル覚書

          ※この記事は、YCSJ当日の思考時間を短縮するための個人的メモです。カードの効果やワンキルルートなどの説明は省き、キルラインの目安のみを記載しています。また、計算には間違いがある可能性があり、最終的にはご自身で計算してください。逆に、間違いがあったら指摘していただけると、私が一命をとりとめる可能性があります。 ハピネスワンキル サンドバッグの打点が1999以下(ハピネスが1回目の攻撃からサンドバッグを殴れる)の場合、だいたいワンキル (注:正確には1920以下ならワンキル

          【遊戯王】YCSJ用ハピネスワンキル覚書

          【遊戯王】人生初CSで0-4した翌日に日本選手権の店舗予選で4-0した話

          こんにちは。山形で遊戯王をしています、satsuimoと申します。遊戯王に復帰して2年弱が経ち、先日、人生ではじめてCS(非公認大会)なるものに参加してきました。 ビギナーズラックなんてなかった。初CS初勝利を目標に意気込んで臨みましたが、見事に0-4で完敗。CSの洗礼を受けました。 結果はふるいませんでしたが、同じピュアリィ使いの方と2度も当たって、プレイングを勉強させてもらいましたし、構築の相談にも乗ってもらえたりして(なんて優しい方の多いCSなんだろう……!)、本当

          【遊戯王】人生初CSで0-4した翌日に日本選手権の店舗予選で4-0した話

          PSPE TOUR 2023 「ugokubaku」宮城・Darwin公演 ライブレポート

          初めてライブレポートを書く。そもそも、ライブレポートなんていう大層なタイトルをつけてしまったが、正直「感想文」という表現の方が実際に近いと思う。兎にも角にも、今回のライブには、心をぐっとつかまれるようなものがあって、今のこの気持ちを忘れたくない!と思い、文章に残すことにした。 私がパスピエのファンになったのは、大学生のころで、今からもう10年近くも前のことになる。この時の話だけで、noteで大作が書けるくらいのボリュームがあるのだが、それは今度の機会に回すとして、以来、毎年

          PSPE TOUR 2023 「ugokubaku」宮城・Darwin公演 ライブレポート

          【遊戯王】復帰勢がYCSJで4勝できた「ヌメロン」について書く

          山形で遊戯王をやっているsatsuimoと申します。2021年の11月に、十数年ぶりに遊戯王に復帰して、公認大会に出始めました。復帰からまだ4か月ほどですが、山形のYPのみなさまに優しく教えていただいて、大会に慣れてきたこともあり、思い切ってYCSJに応募してみました。 まだまだプレイの精度もカードの知識も不足している自分が、大型公認大会でワンチャンス作るにはどうすればいいのか、自分なりにいろいろ考えて臨みましたので、デッキ選択やカードの採用理由、プレイの考え方など、私が考

          【遊戯王】復帰勢がYCSJで4勝できた「ヌメロン」について書く

          お化けに勝つためのメンタリティ

          突然だが、みなさんは、いわゆる「お化け」といわれるようなものの存在を信じているだろうか。定義が気になって、手元の『岩波国語辞典 第七番 新版』を引いてみたが、「お化け」の項目の説明は「ばけもの」の4文字だけで実にそっけない。 ここで私が言う「お化け」とは、幽霊とか妖怪とか、存在が科学的に証明されていないもののうち、夜に出てきそうで、かつ何か自分に対して悪さをするようなものを指すとして考えてほしい。 さて、冒頭の質問に戻るが、みなさんは「お化け」を信じているだろうか。私は信

          お化けに勝つためのメンタリティ

          怒ってしまう人

          「怒る」という行為は、非合理的だと思う。 怒られるたびにそう思ってきたし、今この瞬間にもその考えは変わらない。怒られて良かったと思えたことは一度もない。怒られた経験への感謝を述べる人もいるが、それは、その人が怒られたことを感謝できるくらい優れた人格者だというだけで、その人は怒られなくても成長できただろう。 「組織を引き締めるには厳しく言わなければ」という時代錯誤な考えを、令和の時代になってもまだ持っている人が少なくないことに驚く。時流の変化についていくことができず、自分が

          怒ってしまう人

          贅沢とは、選択肢を持つことである

          新卒で福井県の会社に就職して、いろいろあって4年で辞めて、新宿に住んで新宿で働く冴えないサラリーマンを1年ほどやった。 それからすぐに東京を出て、今度は山形で働くことになって、あっという間にもう半年以上が経った。 東京は確かに刺激的だったけれど、東京で働くのは自分にとっては結構つらくて、それに比べて、山形で働く自分は、すごく心が豊かでいられていると思う。もちろんそれは東京が悪いとかそういうことじゃなくて、単純に自分にはあの生活は合わなかったという、シンプルにそれだけのこと

          贅沢とは、選択肢を持つことである

          すげー文章って何だ

          文章はきれいに書いてきた。別にそれが間違っているとか言いたいわけじゃなくて、でもいつも心動かされる文章って、杓子定規に美麗字句をパカパカはめ込んだ、はい化粧箱に小ぎれいにお並べいたしましたよ?みたいな感じだったことって全然ないんじゃないかと思う。少なくとも記憶にはない。 すげー文章に出会って、はっとすることがある。そういう文章はだいたいバチボコに熱くて、真夏にうっかり車のボンネットにベッタリ手を置いちゃった時みたいなビリビリした鋭い熱を感じて顔をしかめちゃうんだけど、でもそ

          すげー文章って何だ