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Googleのメンタルトレーニングの本「Search Inside Yourself」を読んだよ 《要約メモ》

はふー読もう読もうと思いながら、置いておいた本を連休に読んだ。

Google社で2007年から取り入れられている、
Search Inside Yourself (SIY)というプログラムがある。
メンタルスキル、本書でいうところの「EQ(情動的知能)」を鍛えるトレーニングだ。

そう、いま情動にふりまわされがちな人でも、
脳は鍛えられるし情動はコントロールできる
(「神経可塑性」っていうんだって)
筋肉のように鍛えられるのだ! \鍛えた〜い/

もともとGoogleのエンジニアのチャディー・メン・タンさんが
SIY開発者で、この本の著者。
エンジニアから、人材担当部門に移り自己成長プログラムの管理をされていたそうだ。

本書は、本来最短でも4週間かかるプログラムの内容を疑似体験できるよう
エクササイズ(練習方法)がいくつも紹介されている。
一回読んでなるほど理解した!というよりも
エクササイズをやる度に参照して使う本だと思った。

これからも何回も読み返すと思うけれど、
一読しながら、全体の枠組みをメモにまとめてみた。

まとめメモ

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・SIYとはGoogle社の「EQ(情動的知能)」を鍛えるプログラム
・EQは5つの領域から成る
 自己認識・自己統制・モチベーション・共感・社会的技能
・身に付ける3ステップ
 ①注意力のトレーニング(超基礎)
 ②自己認識と自己統制
 ③役に立つ心の習慣の創出

本書で得られるポイントはこの3つ

・科学の一分野としての瞑想の理解
・複雑・困難な時代に、人間的な心の平穏を取り戻しながら
 生きて、はたらいていくための視点
・具体的・実践的なエクササイズ方法

これらに興味がある人は読んでみることをおすすめする。

別に目を瞑って呼吸するだけがマインドフルネスじゃない

わたし自身は瞑想・マインドフルネスというと、
呼吸や姿勢に意識を集中するやつや!って思っていたのだけど、
会話にもマインドフルな状態というものがあるのは知らなかった。

たしかに人と話しながらあれこれ頭に浮かんでは消えたり、
相手の言ってることってこういうことかな?って脳内で巡らせたり、
注意が会話自体に向いていないことってよくある。

マインドフルな会話は、
それらをメタ認知するもう1人の自分を作り出すようなイメージ。
思い込みや認知の歪みにも気づきやすくなるから、
結果メンタルを健康に保てる方法になるんだなあと合点がいったのだった。

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メタな自分を携えて、健康に過ごしていこう

情動ってどう作られるのか、
脳の仕組みを理解して使いこなせるようになったら
生きる自由度が広がるよね、って思う。
まずは、基本の注意力のコントロールからだな、メタ自分携えてこ💪

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