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スタートアップ。専門家と出会う。

スタートアップにとって、専門家と出会う事って非常に難しいと思うのです。それに、資金も余裕があるわけではない。
でも、頼れる専門家っていつも大事だと思います。
例えば、弁護士、弁理士、会計士、司法書士、行政書士などなど、「士業」の方々を専門家と呼んでいます。

誰向けの記事か?

広く、スタートアップを立ち上げた方に見てもらえたらいいなと思っています。また、これからも専門家の方と出会って、教えを請う事になりますので、相性の良い方に出会えたらいいなと思っています。

良い専門家/一般的な専門家


一般的な専門家は、ダメだと言いたいわけではないです。でも、より良い専門家の方がいるのも事実です。

■良い専門家
僕が考える良い専門家の先生は「Aという選択肢と、Bという選択肢がありますよ。僕だったらAっていう選択肢選びますけどね!」と、メリット・デメリットを考慮した上で、適切な選択肢を出してくれる方です。僕はこのようにリスクあるのに、適切なコミュニケーションとってくださる先生を尊敬します。

■一般的な専門家
一般的な専門家は、このように言います。
「Aという選択肢と、Bという選択肢があります。あとは経営方針次第ですよ。
はい。そりゃそうですよね。
メリットも、デメリットも分かりません。
経営方針で、そんなに細かいところまで詰まってないのがスタートアップなのです。それも加味してアドバイス下さい。と言いたい。(直接的には言えないんですけどね)
僕は我々のステータスの事も分かった上で、アドバイスをくれる先生が好きです。

大事なことは2つ。

・いつから必要か?
・どうやって出会うのか?
という2大テーマです。

それとは別に、スタートアップ側が持っておく大事な事

・専門家にいくらお金払うべきか?

今日は、この3点について書いていきたいと思います。

1.専門家はいつから必要か?

シード期も必要だし、シリーズAでも必要です。ましてやシリーズB以降のレイターステージは益々必要になってくると思います。

■シード期
・資金調達の時
・特殊な契約書(大手企業との提携など)
・特許取得時
・税理士
の4パターンくらいじゃないでしょうか。

■シリーズA
・契約書の雛形(NDA、直販契約書、代理店契約書)
・特殊な契約書(技術が絡むもの、協業が絡むもの、権利が絡むもの、お金が絡むもの、SOの発行)
・特許取得時(特許、商標、意匠)
・会計士、税理士、司法書士、行政書士 などなど
シリーズAからは、比較的潤沢な資金にも恵まれると思うため、しっかりとした人に見てもらうのがおすすめです。顧問契約なんかもこのタイミングから始めるのではないでしょうか?

皆さんは、今依頼している士業の方は最高に相性が良いと感じていますか?それとも、惰性で関係性を続けていますか?
正直言うと、相性の良い士業の方を見つけるのは、非常に難しいですし大変です。さて、どのように見つけるのが良いでしょうか?

2.良い専門家とどうやって出会うのか?

答えは私の中では、1択です。
「紹介」です。VCや、知人の経営者や専門家の方から紹介してもらいましょう。そして、依頼する先生のレファレンスをとりましょう。

おそらく支払う金額が大きいものは、弁護士、弁理士、会計士などだと思います。一方で、行政書士さんや司法書士さんはそれほど金額はかからないでしょう。ということで、紹介をもらうのは、上記3種類ですね。

私は、士業の方とお会いするときに、直接的には言わないですが、上記のようなポリシーで接しています。皆さんも、専門家の方とやり取りするときに、なにか良い指標があるといいですね!

■注意すべきこと
1.紹介されたのは、その士業の代表者だったが、担当は別の方だった。(良い専門家と出会えなかったという事です)
もしくは、別の担当者とセットで代表の士業の方についてもらうなど、紹介してもらった人を責任者としてつけてもらうべきです。

2.やたら営業がゴリ押し。お会いしたときは、お断りして2年後くらいにレファレンスとりました。そういえばあの先生ってどうですか?と。そしたら、やっぱり評判はあまりよくなかった。あの時、ノリで依頼しなくてよかったなと感じました。

3.スタートアップ向けのイベントで登壇しているから安心だろう。いや、そんな事はありません。上記の1の場合がありますのでご注意を。

3.スタートアップは専門家にお金払うべきか

今となっては、YESです。
最初の頃、一般的な専門家の方とやり取りしているときには、何でこんな大金(今考えるとそれほど大金ではなかったが)支払っているんだろうと悶々としていました。それは、私が相場を理解していなかったから、それと、良い悪いの判別する目が無かったからです。
なので、皆さんも色々と失敗してみてください!と軽はずみな事を言いたいのは山々なのですが、それを言ったら可愛そうだと思いまして、このnoteにしたためているのです。
最初の頃にお付き合いしている先生は、スタートアップの事を理解してくれている先生が多く、金額は良心的です。
一方で、大手の事務所と取引をすると相場が分かってきます。そこが1回目の適切な金額を把握するための基準となるかもしれません。高いのか安いのかについても考えていたときがありますが、まず一番大事なのは、質が高い事と相性が良い事です。安くても相性が悪い先生とは付き合わない方がいいはずです。

まとめると、

① 相性が良く、金額が安い
② 相性が良く、金額が高い
③ 相性が悪く、金額が安い
④ 相性が悪く、金額が高い

専門家の選び方

皆さんも、専門家の方とやり取りするときは、①②を選んで、③④だなと感じたら他に良い方がいるんじゃないかと検討されるのが良いかと思います。

現在、依頼させて頂いている先生方が今よりも忙しくなられては困るので、ここでは社名や先生の名前は伏せるようにします。友達の方は直接FBなどで質問頂いたらお答えします。


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