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ジオタグとは便利で危険な言葉|vol.132

大分市でIT会社を経営しています
ロックスカンパニー久保田です


今日はジオタグの話をします

ジオタグとは
写真データや動画データについてくる
メタデータ(内蔵データ)のことです

メタデータとはつまり写真であれば
・作成日
・大きさ
・解像度
・露出や絞り値

など写真自体のデータのことを
示すのですが

このメタデータの中に
・撮影された場所(緯度経度)
・撮影された時間
などを含んでいます

この位置情報のことを「ジオタグ」と言います

この緯度経度を
Google mapに入れると
撮影された場所が特定できます

ひと昔は
ブログやツイッターなどに投稿された写真の
ジオタグデータが見れる時代があり

有名人が自宅で撮影したSNSの写真から
場所が特定できたりしましたが
今はそんなことは当然できません


現代は逆にSNS投稿の際
特にインスタグラム投稿で
グルメ写真のお店の場所を知らせたほうが
親切な投稿と言われます

インスタ投稿の際に
「場所を追加」欄に出てくる
場所候補はジオタグが利用されています

位置情報をつけることで
撮影場所と料理の楽しそうな画像を
一緒に伝えることができます

お馴染みの機能ですが
写真の持っているメタデータが
活用されていることはあまり知られていません


ここで気をつけなければいけないことは
場所を知られる=個人情報
だと言うことです

「職場でランチ」「いつも行くお店」などと
コメントを入れると

自宅や会社などの個人情報が漏洩します


現代のストーカー問題の多くは
ジオタグでの情報漏洩からだと言われています


その他のアプリを使う際に
「位置情報サービスを有効にしますか」
と聞かれますよね

これは
「ジオタグを含みますか?」
と言う意味ですので気をつけましょう


気になる方は一部の場所共有アプリで
位置情報サービスを無効にすること
検討してください




スマートフォンでの写真管理に
便利なジオタグですが

一歩間違うと
あなたの行動が漏れているかもしれません





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