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『ドラクエ3』ここがスゴかった!!

1988年スクウェア・エニックス(当時エニックス)から素晴らしいファミコンソフトが発売されました。

そう、『ドラクエ3』です。

1986年に記念すべき『初代ドラクエ』が登場し翌年の1987年には『2』が発売されています。

この『1~3』までは『ロトシリーズ』と言われており、同じ世界観でストーリーがつながっています。
私と同じく40代のドラクエ好きは、この『ロトシリーズ』に熱いものを抱いている人は少なくないと思います。

またドラクエシリーズの『8』や『11』では、この『3』の音楽が使われているシーンがあります。

このことからスクウェア・エニックスにとってもこの『ロトシリーズ』は特別なものであると感じずにはいられません。

ドラクエ3のパッケージ

それにしてもパッケージ最高です♪♪
これだけでワクワクする冒険が待っている感がありますよね。

鳥山明先生のセンスはまさに神がかっています!

少し長くなりましたが、今回は『1~2』を経てガラッと雰囲気の変わった『3』について紹介させていただこうかと思います☆


〝セーブが出来るようになった〟

なんと言っても『セーブ』が出来るようになった事が嬉しすぎました。

今でこそ当たり前の『セーブ機能』ですが、これがなんと『1~2』までは『ふっかつのじゅもん』というものを入力する必要がありました。

ファイナルファンタジーは『1』からセーブ機能があったのが驚きです。

『ふっかつのじゅもん』入力画面

これは特定の文字列を入力し前回の続きからゲームを始める、というものです。

『3』では城の王様に話しかけるとセーブが出来ますが、『1~2』ではセーブの代わりに『ふっかつのじゅもん』を教えてもらいます。

発売当時はスマホなどもない為、私たちは必死にノートにこの『ふっかつのじゅもん』を書き写していました。

ただ、これがよく写し間違えているんです(泣)

そうなると残念ながらその1個前のデータから再開する事となります。

強い武器や防具を入手していた時などは泣きたくなります。

ただ、この『ふっかつのじゅもん』に関しては書き写しさえ間違えていなければ何年も使えます。

そう!
『データが消える』という事はありません。

『セーブ』の場合はとんでもなく楽になった反面『セーブが消える』というメガンテ的な危険があります。

ゲーム機の電源を入れてセーブが消えていた時にはグレそうになります。

ちなみに私が持っていたゲームで『ふっかつのじゅもん』的な要領でデータ読み出しを行っていたのは・・・

『PCエンジン ネクロマンサー』
『ファミコン 月風魔伝』
『ファミコン 悪魔城伝説』
※悪魔城伝説はパズルのような感じ。

でした。


〝仲間が選べる!職業がある!〟

仲間が選べるところも新しい機能でした。

『2』では旅の途中で仲間と出会いながら魔王討伐を目指す、という方式でした。

それが『3』では最初の町で酒場に行き『好きな職業の仲間』を最大3人まで仲間に出来ます。

『3』を始めた当初、システムをよく把握していなかったのでしばらく1人で冒険していたのを覚えています(笑)

このシステムにより『武力系』『魔法系』『バランス系』『個性系』など・・・

自分好みの好きなパーティーで冒険を進める事ができるようになりました。

ちなみに私は
『勇者、戦士、僧侶、魔法使い』派でした。

加えて性別も選べるようになっており、男女によりゲーム内で操作するキャラクターのイラストが変わるのも魅力のひとつでした。

また『女戦士』にしか装備出来ない武器や防具なども存在していました。

そして『遊び人』という一見使えなさそうな職業もあるのですが、レベル20になると『賢者』に転職できるという面白い要素もあります。


〝下の世界がなんと・・・〟

ドラクエ3で最も衝撃を受けたのがこの『下の世界』です。

表現が正しいのかは分かりませんが、スタート時に冒険をする世界を『上の世界』、後半の魔王ゾーマがいる世界を『下の世界』と私は呼んでいました。

『上の世界』は魔王バラモスが支配しており、最初はコイツを倒すことを目標に冒険を進めます。

やっとバラモスを倒したかと思いきや、なんの前触れもなくゾーマという黒幕が現れます。

そして勇者一行はゾーマの待つ『下の世界』へ突入する事になります。

『下』というのは大穴の中に落ちて地下へ突入するイメージからそう呼ばれているのだと思います。

ギアガの大穴
ここが『下の世界』への入口

穴に入って辿りついた世界は常に薄暗い闇の世界です。

船に乗り最初の大陸に上陸すると聞き覚えのあるフィールド音楽が流れます。

そして見覚えのある地形。

そう、なんと『ドラクエ1』の世界がそこには広がっているんです!

当時、これには本当に衝撃を受けました。

なんでも時系列でいくとストーリーは『3→1→2』だそうです。

『1』を作った時からこの構想があったのかは不明ですが、誰もが思いつきそうで思いつかない素敵なアイデアですよね。

ドラクエ3のサブタイトルは『そして伝説へ・・・』と意味深でしたが、ここが全て明らかになった瞬間です。

『ロトシリーズ』の始まりです!

そういえばドラクエの生みの親である堀井雄二さんが開発時の思いをテレビでおっしゃっていました。

『ドラクエをプレイすれば、いつでも少年の時のワクワクした気持ちに戻れるように』

発売から35年以上経った今でも『名作』と言われる理由がわかります。


これからもドラクエに対する思いは変わることはないと思います。

60になっても70になっても変わらずドラクエを楽しむ!

そんなのもいいな~、なんて最近はよく思います。


それではここまでお付き合い頂き、
ありがとうございました☆

また機会があれば宜しくお願い致します
m(_ _)m

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