#204 「この国を蝕む神話解体」を読んでバイアスに気づける多角的な視点が基本だよねって話(第4~終章)
こんにちは!けーたです。
今日は、「この国を蝕む神話解体」の第4章~最後までを読んだので、気づきなどを中心に読書メモを残します。
なんでこの本を手に取ったか?などの読書開始までの話は#202で投稿しているので、時間がある際に覗いてみてください!
どんな人にこの本はおススメかなども書いています。
ということで、ここからは本編での学びや気づきなどを残しておきます。
残しておきたい学びのフレーズ
人工的=悪、自然=良いという思い込み
このフレーズは、言われるとわかるのですが、自分の中にいつの間にか存在している価値観であり、バイアスの根源だなと気づきました。
一方で、形のキレイな野菜も良いモノと認識している自分の存在もあり、本当に芯がないよなと自分にあきれもします笑
有機や自然という事が良いわけではなく、トレードオフだよ!が、すごくわかりやすい表現されていたので、ここに参照しておきます。
リベラルの姿勢
リベラリズムは相手の発言が絶対に間違っていると分かっていても擁護しなければならない。
リベラルのこの矜持を私は知らなかった。ちょっと恥ずかしい。
そして、哲学者ヴォルテールが言ったのではとされている言葉が引用されていて記憶に残りやすいと思ったのでここに取りあげておきます。
自分が大事にしている価値観「まず、ちゃんと聴く」よりもさらに相手側の存在を是としている感覚があるなと思いしっかりと頭に刻みこんでおきたく取りあげました。
好きな表現。
まとめ
4章、5章も第1から3章と同様にトレードオフの関係が基本である。と一貫して書かれている。
この本を読み進めれば進める程、様々な角度からメリット、デメリットのトレードオフの事例が出てきてこの考え方がやっぱり基本だよね。と素直に納得できました。
ちょっと違う神話解体のテイストでいうと、「夫婦は永遠の愛を誓うモノ」「愛し合わなければならない」といった思い込みも前世紀の神話だというモノ。社会の空気やそれによる抑圧があるべき姿を押し付けていた。
確かに、今はそこまでその抑圧は大きくなくなった気がします。トレードオフの関係ではない神話解体。
今の瞬間の当たり前が、過去のどんな変遷を経てたどり着いているか知る事ができる面白い本でした。また時間をあけて読み直して見たいと思います。
だれかの選書の参考になれば幸いです。
ではでは
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