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#196 イーロン・マスク(上)の第31章までを読んで 理解しようとすることが無理なんだなとわかった話

こんにちは!けーたです。

2024年のGWの連休の間に挟まれた平日の隙間時間に「イーロン・マスク(上)
」の第22章~33章までをコツコツ読んだので読書メモを投稿します。


第22章~31章までの魅力は何か?

ここまでで感じた本の魅力を伝えると、、、

1、テスラ、スペースXの誕生秘話に触れ、ハラハラドキドキが止まらない
2、イーロン・マスクという普通の感覚では測れない人間を覗き見る事ができること
3、モノづくりで何が一番大事なのか?という視点を得られること

自分としてはこの3つかなと思いました。

ここからはそれらの魅力について触れていきます。

1、テスラ、スペースXの誕生秘話に触れ、ハラハラドキドキが止まらない

イーロンマスクの自叙伝として上下巻になるぐらい、全ての活動がドラマチックというか、一寸先は闇というスリルがこれでもかと続くのが魅力です。

今、世の中でテスラ、スペースXがどのような歩みを進めているのか。という事実をわかっている上で読んでいても、臨場感が伝わりハラハラドキドキします。

それが、イーロンマスクの人間性と周りにいる人たちの心の葛藤が精緻に描きこまれて当時の世界を感じる事ができます。

本当に刺激的で本をめくる手が止まりません。

本ではなく、映画になっても大ヒットになるぐらい、産みの苦しみ、資金調達を巡る人間模様とその決着の瞬間のクリスマスの情景が浮かびドラマチックです。

素直にしびれます。

イーロンマスクの映画って既に造られているのかな?と思ってググったのですが、ありませんでした。

そのうち出ても、おかしくないな。

2、イーロン・マスクという普通の感覚では測れない人間を覗き見る事ができること

イーロンマスクと一緒に働きたいとはこれっぽっちも思いませんが、この本を通して、畏敬の念を抱きました。

世界を本気で変えようと信じて疑わずに行動する、狂気じみた現役経営者の足跡を本を通してでものぞき込むことができるのがこの本の魅力です。

イーロンマスクの深淵を覗きこむのは、なんとも表現ができないのですが、不安定な気持ちにさせられます。

理解できないものを遠ざけようとする感覚に近いのかもしれません。

本を通してだからこの程度の気持ちだけど、きっと動く絵として、これらの物語を見せられるとするとたぶん嫌悪感をいだきそうです。

先ほど、イーロンマスクの深淵を覗きこむと書きましたが、構造は複雑ではないのかなとも思います。

シンプルに世界を変えるのは自分だと信じて疑わずに、その時に考えている最適な手をただひたすらに妥協せずに追いかける。

妥協せずに行動一つ一つに徹底的に鬼となってこだわるから、予想外のトラブルからでも確実に学び、次に進む。

シンプルな事を愚直に。複雑な事を複雑に理解し、ただ愚直に。そんな感じ。

いい表現が見つかりません。せっかくなので魅力を伝えられる言葉を探してみようと思います。


3、モノづくりで何が一番大事なのか?とう視点を得られること


この本の中にでて来るので納得と思う言葉がこれでした。

「成功の源は製品ではないのです。製品を効率的に作る能力です。マシンをつくるマシンをどう作るか、です。工場をどう設計するかといってもいいでしょう」

出典 イーロンマスク(上)P232参照

もちろんプロダクトが顧客に対して魅力を持っているという前提ではありますが、その上でビジネスとして成功させるための要因はコレ。

と考えていることにエンジニアの自分も嬉しくなりました。ココだけは、自分もイーロンマスクと同じ目線を持てるんだなと。

まだ、本の中に出てきていませんが、テスラの製造工程の事について描かれることがあるのか、楽しみです。

まとめ

この投稿のタイトルとして書きましたが、イーロンマスクのような人を情人は理解することができないんだなという事をこの本を読むことにより理解ができました。

逆にこれぐらいのコトを自分のみならず周りの人を巻き込んで壊れる程のスピードで突き進んでいってやっと世の中を変えるようなことにつながるんだと世界を変える人ってどういう人だろうという一つの例を知る事ができました。

まだまだ、上巻の半分ぐらいなので、残りのGWを楽しむだけの読書時間がまっているかと思うとニヤニヤしてしまいます。

という事で、誰かの選書の参考になれば幸いです。

ではでは

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