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#213「人生が整うマウンティング大全」を読んでポジショニング戦略を考えさせられた話

こんにちは!けーたです。

本日は「人生が整うマウンティング大全」を読みましたので、気づきや学びなどを読書メモとして投稿いたします。


■どうしてこの本を手に取った?

自分が毎日聴いているVoicyの荒木マスターがクスクス楽しそうにこの本の内容の要約をお話しているのを聞いて、自分もその世界観を覗いてみたい笑 と思いこの本を手に取りました。

詳しくは一つ前の#212のnoteの投稿に載せていますので、お時間がある方は覗いてみてください。

■どんな人におススメ?

うーん、正直難しいです。どこまで内容を本気で考えてこの内容のテイストにたどり着いたかが読めないのです笑

かなり多くのフレーズが、ちょっとふざける方向にポジショニングを取っていますよね?とツッコミたくなります笑

具体的には「ビジネスの成功はマウンティングエクスペリエンス(MX)の設計が9割」というものだったり。

本の帯に書かれている「大事なのはマウントフルネス

いや、マウントフルネスって!!!!となります。

そして、どことなく装丁が「FACTFULNESS」とテイストが似ている。遊びテイストをいれた壮大な実験なのか?と思わされます笑

なんか装丁のテイストも似てますよね笑

ちょっと、ポジショニングをやりきっているなーと感心したので、発行所である技術評論社のサイトを覗きにいってしまいました。

完全に技術評論社の掌の上で転がされていますねw

本当にこの本を生み出す第一歩目の企画会議がどうだったのか?メチャクチャ気になります。

■振り切ってるなーと感心したフレーズ笑

・初めてニーチェを読んだ時は衝撃的過ぎて1か月ぐらい何も手につかなかった

これは、「古典愛読」マウントというジャンルの中の一事例として記載されている。

この事例を電車で読んでいた時に吹き出しそうになってしまった笑

いや、何となくありそうな気もするし、一方でいや、その事例盛ったでしょってツッコミも入れたくなる、ある意味対話が進む本だなと感心しました。

・マウンティングエクスペリエンス(MX)の設計能力が米国企業の競争力の源泉になっている

優れた多くの企業は人間に内在する根源的なマウンティング欲求を刺激しMXを提供する事で急激な成長を実現している。

この微妙に抽象化というか、マウンティング欲求をインサイトぐらいに置き換えたら普通に成立しそうではあるし、どこかのビジネス書に見掛けそうなフレーズであり、この微妙なラインを攻め込んでいる辺りが惹かれますw

・第4章「マウントフルネス」を実現する為には

いや、最後に「マインドフルネス」ならぬ「マウントフルネス」が来ることに衝撃を受けました。

 〇マウンティングと共に生きる
  ー「他人と比較するな論」に振り回されるな
  ーどうせ自由になれないならマウンティング欲求を
  ーマウンティング欲求を手放す必要などまったくない
 〇マウンティングを味方にする戦略と技術
  -夢や目標は紙に書き出して叶えよう
  -マウンティングを制する者は人生を制する

そんな構成になっています。首尾一貫です。

■まとめ

さすが、話題にのぼる本だけあって振り切っているポジショニングを取っているな。一貫しているなと感心仕切りでした。

本の冒頭あたりは、このショックの強いテイストになれずに電車のなかで思わず吹き出しそうになる場面とありました。

ただ、刺激とは慣れてしまうもので、中盤以降は、言葉を置き換えると以外にビジネス書チックなことが書かれているなと冷静にみることができます。

とはいえ、最近では一番パンチのあった本かなと思いました笑

誰かの選書の参考になれば幸いです。

ではでは


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