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#210 USER FIRSTを読んで どういうことをしたいのか理念が先にある世界を考えてみた話

こんにちは!けーたです。

今日は「USER FIRST」を読みましたので、備忘の為に気づきなどを読書メモとしてnoteに投稿いたします。


○どうしてこの本を手に取った?

この本に登場する穐田さんという経営者がメディアなどにも露出が少なく、すごい実績を残しているのに情報が少ないから本でまとまって読めるのはありいがたい。との声を聞いたからです。

そして、示唆に富むケースが多いという噂を耳にしたからです。

確かにこれまで穐田(あきた)さんのお名前を聞いたことが無かった。

最近は、人物にフォーカスを当てた本を読むことがブームになっているので、その人の人生を知る事により、新しい視座や視点、視野などを手に入れたいなと思いこの本を購入するに至りました。


○どんな人におススメ?

個人的には価格ドットコムの荒れた時代を知っている世代の方におススメかなと思います。

理由は、ネットが少し市民権を得てきた当時の空気感なども含めて、ドキュメンタリーの行間を読んで、楽しむことができると思うからです。

今のX(旧ツイッター)でも全く及ばない程、言葉に棘(毒?)があるものがサイト上に見られて当時は怖かった記憶があります。

2ちゃんネルはもっとだった気がしますが笑

本の内容は、穐田さんの示唆に富む行動とそれを飲み込む時代の荒波や周りに取り囲む人とのコミュニケーション方法など学べる事は山ほどあります。

ただ、ドキュメンタリーなので変に事実に脚色をしているわけではないので、この時代の空気感を知らないと少し物足りないかもと思いました。

○頭に刻みこみたいフレーズ達

世の中の許せない現実を疑い、変えなくてはならないと心底思った。これが私としては一番頭に刻みこみたいフレーズでした。

自分の場合は、許せないというよりも、何となく感じた違和感を大事にすること、そこに改善の種があると読み替えました(誤読w)

この本にはたくさんの頭に刻みこみたいフレーズがあったので、ここに残しておきます。

■世の中の許せない現実を疑い、変えなくてはならないと心底思った
■創業者って利益よりも、どういうことを実現したいのか理念が先にある。
■今、うまくいっているから、いいじゃないかという理論ではない。
■「入社ありがとう。当社を選んでもらって感謝しています。では、できるだけうちの会社を早くやめて、経営者になってください」
■反応の速さは大事です。夜中でも質問に回答したりします。
■自分で決めた言行の原則が3つあります。
「買うか買わない迷ったら買わない。
言うか、言わないかで迷ったら言わない。
やるかやらないかで迷ったらやる。」

出典 ユーザーファースト

○まとめ

この本を読んで一番刺さったのは、創業者は利益よりも、理念が先にくるというフレーズ。

自分の人生を経営している「ジブン株式会社」の経営者である自分自身が人生において何を成し遂げたいのか?

残りの健康寿命が30年とすると(私の余命はアプリ上では36年となっている)とこの時間で何をしたいのか中長期的な自分自身の理念を掲げられていない事に改めて気づかされました。

そういう意味で本質を追求しつづける経営者の姿から刺激をいただける良い耳の痛くなる(表現あってる?)よい本でした。

誰かの選書の参考になれば幸いです。

ではでは



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