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#214 「書いてはいけない」を読んで、視点の違いで、違った景色が開けることを感じた話

こんにちは!けーたです。

今日は「書いてはいけない日本経済墜落の真相」を読んで、たくさんの気づきというか、異なった視点でモノを見る事、問いを挟むことの重要性を学んだのでnoteに投稿してみます。


・どうしてこの本を手に取った?

自分の良く行く三省堂のレジ前の所に平積みになっていたので森永卓郎さんの「ザイム真理教」と共に気になっていたました。

そして、人物にフォーカスした本にいささか飽きが来ていたので、この本の目次をさーっと見た時に刺激が購入に至りました。

この本を開いた1ページ目のまえがきに、

けっして触れてはいけない「タブー」

(1)ジャニーズの性加害
(2)財務省のカルト的財政緊縮主義
(3)日本航空123便の墜落事件

出典 書いてはいけない日本墜落の真相 1Pより

という文字が目に飛び込んでくる。インパクトがものすごいです。手に取って読みたくなりました。

個人的には山崎豊子さんの「沈まぬ太陽」をこれまで何度も読んでおり「えっ?何かこれ以上日本航空の墜落事故について新しい何かあるの??」という想いが購入の背中を押しました。

この本の内容と大きくずれますが、一番好きな本は何ですか?と言われたら「沈まぬ太陽」か「不毛地帯」を答えるくらい好きです。

もし読まれていな方は、読書に時間はかかりますが推しておきます!

・どんな人におススメ?

今回のタイトルにした「視点の違い」により、過去の事実を違った角度から見る視点を得る事ができるなって思います。

なので、そんな視点を得たい方にはおススメです。(陰謀論って捉え方もできるので、本に書かれていることに対する客観性を保てる方が読まれる方が良いかなという内容です)

その為、上記にも書きましたが、この本の情報を丸ごと受けとるのではなく、気になって自分で調べる事が好きって方にはこの本はおススメです。

この本の第1章で取りあげられている、ジャニーズの事については、一時期メディアを騒がせていたので、いろいろ情報が届きます。(良くも悪くも)だから自分ごとに引き寄せやすい。

一方で第3章で取り扱う、日本航空123便の墜落事件は1985年に事件が発生しており、30年以上も前の話なので、この本を一度読んだだけでは、ゼロから自分ごととして引き寄せる事は難しいかもしれません。

もし、自分の様に本などで既にこの事件に興味を持っていた方には、新しい「視点」を得るという意味においておススメします。

・気になって抱えて考え続けておこうと思ったフレーズ達

ちょっとネタバレを含むので、気になる方は読むのを飛ばしてください

・午後8時すぎという墜落直後の時間に文化放送の記者が墜落場所をおよそ特定していたのは事実だ
・墜落直前の123便を2機の自衛隊のファントム機が追尾していたという複数の目撃証言だ。
・タブロイド紙や雑誌は私の書評を掲載してくれた。つまり、「日航123便」
・ 墜落のすぐ後、8月23日に現場に足を運んでいた運輸省の調査官が「隔壁に大きな穴はなかった」としている。
・それは、墜落現場で第4エンジンだけが主翼から外れ、粉々になって、広範囲に散乱していたからだ。
・完全炭化などおきるはずもない。「まるで二度焼きしたようだ」
・日本航空に対する情報開示請求裁判を報じているのは、地元群馬県の上毛新聞だけで大手のマスコミは完全無視なのだ。

出典 書いてはならない

・まとめ

自分としては、日航123便の墜落事故に対する新しい視点が加わったことが、本当に衝撃的であった。

そして、ジャニーズ性加害問題がかなり長い間、業界における周知の事実でありながら報道されなかったという構造(のちに判明した事実)の相似性を考えると全てをいきなり真実として飲み込むのはいきすぎかなとは思いますが、全てをシャットアウトも違うかなと考えさせられたました。

残りの人生の長さが見え隠れされている著者が限られた時間を掛けて訴えようとしている事を考えると、、、となりました。

本を読んだ方と是非ディスカッションをしたい!!自分の思考がグググっと偏ったのでは?と思い読書メンターにこの本読んでっ!!とメッセンジャーを送り、読書会が設定できそうな運びとなりました。

それぐらい、それって「陰謀論だよね」って話で一蹴されてしまうぐらい踏み込んだ内容でした。

誰かの選書の参考になれば幸いです。

ではでは

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