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本日のTo Do:アウトプット【読書のキロク】

こんばんは、"もっちゃん"です。
本日も【読書のキロク】です。

noteにキロクする前提(アウトプット前提)で今回も本を読み進めております。
効率よくインプットできているといいなぁ。

これは、以前『インプット大全』を読んだときのことを生かしています。

そのときのキロクは、こちらをご覧ください。

今日は、いよいよアウトプットに関する方を読みました。

以下、読書のキロクです。

◯今回読んだ本:『学びを結果に変えるアウトプット大全』 著者:樺沢紫苑 サンクチュアリ出版

以前読んだ『インプット大全』の前に出された樺沢氏による著書です。

自分としては『インプット大全』を先に読んでしまったことを少し後悔していたのですが、内容としては順序はあまり問題ありませんでした。

◯概要

「自分の意見をうまく伝えたい」
「交渉や営業が得意になりたい」
「いいアイデアが浮かぶようになりたい」
「仕事や勉強の成果をもっと出したい」
こんなふうに思っている方は多いのではないでしょうか。
実は、たくさん本を読んだり、セミナーを受講したりして「インプット」しても、「アウトプット」の方法を間違えていると、自己成長することはできません。
なぜならば、それが脳の仕組みだからです。
本書では、「日本一アウトプットをしている精神科医」である著者が、数万時間を越える「アウトプット経験」をもとに確立した、圧倒的に結果が出る「アウトプット術」。
そのすべてをお伝えしていきます。

上記ホームページ編集者のコメントより引用

内容としては「アウトプット」そのものになります。

アウトプットについて、網羅的に記した1冊というところでしょうか。

◯雑感

「アウトプット」というだけあって、自分だけで留まるところと、やはりコミュニケーションに発展するところとありました。

アウトプットすることは、他者との関わりにつながることを大きく感じた1冊でした。

また、本書を通して、繰り返し同じトピックが何度か出てきました。

アウトプットは2週間で3回やると知識が定着する、ということを本書で書いていましたが、
書籍の中で筆者がアウトプットの実践をしているように思います。

以下では、本書の中で、私が印象的だった点をいくつか取り上げます。

◯アナログとデジタルの使い分け

本書の中で、アウトプットに際して

「アナログとデジタルをどう使い分けるか」

ということに言及していました。

タブレットやPCをアウトプットに利用しやすくなった現在、どう使うかということは私にとって非常に興味のあるところでした。

一言で言えば、

「抽象化のアナログ、具体化のデジタル」

ということでした。
とてもわかりやすく思います。

何かアイデアを出したり、まとめたりする点ではアナログ
確かに、ホワイトボードや付箋やノートなど。ブレインストーミングをする際などはめっぽうアナログの方がしっくりきます。

そこで練り上げたアイデアを精緻化していくのがデジタル
私はPowerPointを使うことが多いですが、キレイにまとめたり細部を検討していく際には、デジタルは非常に使いやすいです。

そして、シェアするという点。
デジタルの可能性をすごく感じます。

個人的に最近デジタルに寄りがちだった自分でしたが、改めてアナログの良さを見つめる良いきっかけになりました。

◯中学生へのアウトプット推奨

「アウトプット」を考える中で、中学生にも推奨したいアウトプット法もたくさんあったように思います。
(私は中学校教員なので、中学生にも推奨したいわけです)

考えてみると、広い意味でもアウトプットしていくことが子どもたちにも求められる現代、子どもたちにもアウトプットさせていかなければならないとも思います。

そもそも、本書のアウトプット術は年齢問わず誰でも可能なものとも思うので、中学生も実践してほしいところです。

以下では、本書で出ていた中でも、中学生にすぐにでも実践してほしいと思うアウトプット術を挙げます。

①勉強におけるアウトプット
 〜問題集をガツガツ解いていこう〜

アウトプットすることで、インプットの効率が非常に上がるということが本書でもかなり言われていました。

勉強しなければならない中学生にとって、インプットの効率を高めることが非常に重要だと思います。

その際、教科書の内容を一番効率よくアウトプットするというのは、「問題を解く」ことだと思います。

問題集などで問題を解き、その正誤のフィードバックを受け、インプットの改善に努めていく

それがインプットの効率を上げることにつながると思われます。

なお、筆者が重要としていたのは、「フィードバックを生かすこと」です。
いわゆる“解きっぱなし”になってしまってはいけない、ということですね。

先生方ならすでに実施されている方も多いと思いますが、体系的にしっかりしたバックボーンが得られたような気持ちになりました。

②アウトプットの練習をする
 〜毎日の日記をおろそかにしない〜

個人的に子どもたちに伝えたいと改めて思ったのは、「日々の日記をおろそかにしない」ということです。

私の勤務校では、日録をつけ、毎日の日記を書くシステムがありました。もちろん担任がそれをチェックしてフィードバックします。

日々のできごとや自分の感じたこと、考えたことをまとめ、表現する。

単純なアウトプットではありますが、改めて考えると、その積み重ねは莫大なアウトプットの力になるように思います。

せっかくあるアウトプットの機会を、子どもたちにも生かしてほしいと思う今日この頃でした。

もちろん、授業の中でもアウトプットの機会を多分に確保する、ということも実践していきたいところですけどね。

基本的なところを見直す良いきっかけになりました。


そんなことを考えた1冊でした!

自分も日々のアウトプット活動を充実させていきたいと思います。
現状をどんどん見直していきたいところです。


自己紹介はこちらから。


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