もっちゃん@中学理科教員

公立中学校勤務10年(理科)/修士(教育学)/来年度まで教職大学院で勉強中/認知科学・…

もっちゃん@中学理科教員

公立中学校勤務10年(理科)/修士(教育学)/来年度まで教職大学院で勉強中/認知科学・教科教育・教育工学に関心/Apple Teacher

最近の記事

ファシリテーションとは何なのか【読書のキロク】

こんばんは、"もっちゃん"です。 教職大学院で講義を受けています。 多くの講義で、省察・リフレクションの名のもとに、グループでの討議が行われます。 そういった際に、しばしば"ファシリテーター"という役割を指示されることもあります。 なんとなく話し合いを進めたり、内容をまとめたり、と漠然としたイメージを持っている方も多いと思います。 自分は学生時代にファシリテーションを対象とした研究をしてはきました。 が! ファシリテーションという言葉が広まり、どう捉えられているの

    • すぐやる人になるために【読書のキロク・Audible】

      こんばんは、"もっちゃん”です。 教職大学院に入学(入院?)して1ヶ月が経ち、少しずつ講義や課題の密度が増してきたように感じています。 心なしか、自分で本を読む時間が、当初と比較して減少しつつあるように思います。 ただ、通勤時間は依然として確保され続けているので、【読書のキロク】でも【Audible】は着実に積み重ねています。 忙しくなった中でも、何かしら自分にインプットができる状況というのは、うれしいものです。Audibleの無料期間を過ぎても、少し継続してみようかと

      • ハッタリをかまして生きていこうと思う【読書のキロク・Audible】

        こんばんは、"もっちゃん”です。 記事に興味を持ってくださり、ありがとうございます。 今回は自分の中でインパクトのあった本です。Audibleで聴いたものですが。 ◯今回聴いた本:『ハッタリの流儀 ソーシャル時代の新貨幣である「影響力」と「信用」を集める方法』 著者:堀江貴文 幻冬舎 ご覧の通り、表紙も非常にインパクトがありますが、内容もそれ相応にインパクトのあるものでした。 ◯概要 Audibleで聞いたので、実際の書籍がどれほどの厚みがあるものなのかはわかりませ

        • 独学って、どうするのがいいの?【読書のキロク・Audible】

          こんばんは、"もっちゃん”です。 「独学」と聞いて、人はどのようなことを考えるのでしょうか。 文字通りに考えると、「独り」で「学ぶ」こと、かと思います。 独りで学ぶとはどういうことでしょうか。 「学ぶ」はもともと「まねぶ」である。 ということは、多くの方が聞いたことがあると思います。 それを考えると、そもそも「学ぶ」という行為は「独り」で成り立つものではないような気もしてきます。 すると、一方で巷で溢れかえる「独学」ということは、どういったことを示すことなのでしょう

        ファシリテーションとは何なのか【読書のキロク】

          ゴジラは何故闘うのか。【勝手に映画感想】

          こんばんは、"もっちゃん"です。 記事に興味を持ってくださり、ありがとうございます。 今回は【勝手に映画感想】です。 週末にAmazonプライムで映画を観ました。 本当は『ゴジラ-1.0』を観ようと思っていたのですが、 モスラの画像を見た娘と息子が、思いのほか観たがってしまったので、 みんなで『ゴジラ対モスラ』を観ました。 ◯今回観た映画:『ゴジラvsモスラ』1992年 東宝 もはや言うまでもない作品です。 昭和ゴジラの『モスラvsゴジラ』ではなく、平成の作品です。

          ゴジラは何故闘うのか。【勝手に映画感想】

          noteは対話型専門知に溢れている(気がする)【読書のキロク】

          こんばんは、"もっちゃん”です。 今回も【読書のキロク】になりますが、 今回読んだ本は非常に面白かったです。研究書(?)になりますが、興味のある方はぜひ読んでみていただきたいです。 ◯今回読んだ本:『専門知を再考する』 著者:H・コリンズ/R・エヴァンズ 奥田太郎 監訳 和田 慈/清水右郷 訳 名古屋大学出版会 もともとは“Rethinking Expertise”という洋書であり、本書はその訳本になります。読みやすく訳されてはいるものの、ニュアンスが伝わりにくい場合は

          noteは対話型専門知に溢れている(気がする)【読書のキロク】

          本日のTo Do:アウトプット【読書のキロク】

          こんばんは、"もっちゃん"です。 本日も【読書のキロク】です。 noteにキロクする前提(アウトプット前提)で今回も本を読み進めております。 効率よくインプットできているといいなぁ。 これは、以前『インプット大全』を読んだときのことを生かしています。 そのときのキロクは、こちらをご覧ください。 今日は、いよいよアウトプットに関する方を読みました。 以下、読書のキロクです。 ◯今回読んだ本:『学びを結果に変えるアウトプット大全』 著者:樺沢紫苑 サンクチュアリ出版

          本日のTo Do:アウトプット【読書のキロク】

          【読書のキロク】子どもの主体性とカリキュラム

          こんばんは、"もっちゃん"です。 今回も【読書のキロク】です。 最近思うのは、 【読書のキロク】として公開するときに、"本のタイトルを記事のタイトルに入れるべきか" ということです。少し悩んでいます。 他のクリエイターの方の記事を見ると、ストレートに書いているものもあれば、そうでないものもあります。 どちらが良いのでしょう? 個人的には、【読書のキロク】は書評でもなんでもなく、自身のキロクとして雑感とかを交えて残しているだけなので、 "レビュー"みたいに受け取られてし

          【読書のキロク】子どもの主体性とカリキュラム

          【論文備忘録】STEAM教育の"A”について考えたい

          こんばんは、"もっちゃん”です。 今回は【論文備忘録】です。 前回の【論文備忘録】でも取り上げましたが、STEAM教育に関する論文です。 ある程度ネット上でも閲覧できる、pdfでダウンロードもできる、公開された論文を取り上げていきます。 ⓪今回取り上げる研究:辻合華子・長谷川春生(2020). STEAM 教育における“A”の概念について. 科学教育研究 44巻 2号. pp.93-103 今回も科学教育研究に掲載された研究論文です。 ①要旨 今回も本論文の抄録をそ

          【論文備忘録】STEAM教育の"A”について考えたい

          【読書のキロク】インプットしまくっている(つもりの)現在を振り返る

          こんばんは、"もっちゃん”です。 4月にnoteを開設し、ずっと更新し続けていますが、大半は【読書のキロク】となっています。 読書をすることが単純に自分に対して「インプットしている」ということにつながるのではないか、という浅はかな思いから続けていることになります。 教職大学院に進学し、未だ振る舞い方に迷走している日々ですが、「読書」をすることで、学びを担保している(?)というような感覚に陥っているのかもしれません。 そんな迷走する自分を振り返る意味でも読んでみた1冊に

          【読書のキロク】インプットしまくっている(つもりの)現在を振り返る

          【読書のキロク】他者の心に内在するものに気づいてあげたい【サクッと本】

          こんばんは、"もっちゃん”です。 ゴールデンウィークも終わり、そろそろエンジンかけて研究や授業を頑張らなければ、と思う今日この頃です。 そうは思いながらも、ゴールデンウィークで手をつけてしまった【サクッと本】のキロクを残しておきたいと思い、今回も書きます。 今後は文献にもあたって、より研究に対して有益な知識をインプットしていきたいと思う所存です。 ◯今回読んだ本:『万能鑑定士Qの事件簿Ⅲ』 著者:松岡圭祐 角川文庫 ここのところ取り上げている『万能鑑定士Qの事件簿』

          【読書のキロク】他者の心に内在するものに気づいてあげたい【サクッと本】

          【読書のキロク】イノベーションを起こしたい人に【自分的保存版】

          こんばんは、"もっちゃん"です。 記事をご覧くださり、ありがとうございます。 今回読んだのは、半分マンガの書籍です。多くの方にとって、とっつきやすい本かと思います。 マンガも【読書のキロク】なのか! と思う方もいらっしゃると思いますが、あしからず。 けっこう面白かったのですから! ◯今回読んだ本:『マンガでやさしくわかる知識創造』 作者:西原(廣瀬)文乃、ユニバーサル・パブリシング、藤沢涼生 日本能率協会マネジメントセンター 書籍のページがよくわからず、楽天ブックスの

          【読書のキロク】イノベーションを起こしたい人に【自分的保存版】

          【読書のキロク】ある意味教員のバイブルだと思います、私は。

          こんばんは、"もっちゃん”です。 今回も記事に興味を持ってくださり、ありがとうございます。 今回はとても有名な本です。 私は最近Audibleにハマっていますが、そこの候補に出てきた書籍です。 すでに持っており何回か読んでいる本ですが、Audibleで見かけたことをきっかけに、もう一度読んでみました。 ◯今回読んだ本:『3秒でハッピーになる名言セラピー THE BEST 新装版』 著者:ひすいこたろう ディスカヴァー・トゥエンティワン ひすいこたろうさんの「名言セラピ

          【読書のキロク】ある意味教員のバイブルだと思います、私は。

          【読書のキロク】サクッと読める小説が好き、私は。

          こんばんは、"もっちゃん”です。 記事に興味を持ってくださり、本当にありがとうございます。 日々投稿しておりますが、見てくださっている方がいるということが、非常に励みになっております。 そんな中、あまり身のない投稿にならぬよう、心がけてまいります。 今回も【読書のキロク】です。 ◯今回読んだ本:『万能鑑定士Qの事件簿Ⅱ』 著者:松岡圭祐 角川文庫 以前、本作の"Ⅰ”について【読書のキロク】でも取り上げました。 ゴールデンウィークということもあり、ゆったり気楽に小説

          【読書のキロク】サクッと読める小説が好き、私は。

          【論文備忘録】STEAM教育を概観したい

          こんばんは、"もっちゃん”です。 記事を開いてくださり、ありがとうございます。 “Science”というと、なんかカッコよく感じるのは私だけでしょうか。 「理科」というよりも「科学」と言うと、なんとなくカッコよく感じる気もします。 でも、教科でいうと「理科」ですよね。 「科学」ではなく「理科」となった背景には、確かいろいろなことがあったと思うのですが、本稿の趣旨ではないので省きます。 自分としては、「自然科学」が中心となった現在の「理科」は、物足りなさはあれど、比較的好

          【論文備忘録】STEAM教育を概観したい

          【読書のキロク:番外編9】余裕を持って生きる【Audible】

          こんばんは、"もっちゃん"です。 記事に興味を持ってくださり、ありがとうございます。 最近では、Audibleで聴く書籍の方が、紙媒体で読む書籍の量を超えてきているように感じます。 断じて、紙媒体の書籍を軽んじ、読む時間が減っているわけではありません。 ただ、Audibleの利便性がスゴイ、ということでしょうか。 通勤時間はもちろん、ジョギング等の運動中や、散歩などでも聴くことができるというのは大きな利点です。 私は音楽が好きでよく聴いているのですが、その替わりにな

          【読書のキロク:番外編9】余裕を持って生きる【Audible】