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だが、情熱はある 【第10話・そこは迷路じゃないですか?】

若林と山里、『たりないふたり』の物語

『たりないふたり』の半生を描いたドラマ

だが、情熱はある

の第10話です。

『たりないふたり』というのはオードリーの若林正恭と南海キャンディーズの山里亮太によるユニットの名前です。

ともにネガティブな性格で暗い青春時代を過ごし、売れてテレビに出るようになってからも相方の方が人気がある、いわゆる

じゃないほう芸人

としてコンプレックスを抱えていたふたり。

何か面白い化学反応が起きるかもしれないと直観した日本テレビのディレクター安島隆氏が二人を引き合わせます(ドラマの中では薬師丸ひろ子さん演じる『島貴子』という女性として描かれています)。

第10話のあらすじはこちらの記事で紹介されています。

2009年、第1次オードリーブーム

夢を叶えたオードリー、でも注目されるのは春日ばかり

2009年は第1次オードリーブーム呼ばれるほど、オードリーが世間から注目された時期でした。でも、注目されたのはやはり、強烈なキャラクターを持つ春日の方でした。

春日の住む阿佐ヶ谷のむつみ荘の周りには人だかりができて、色々な人が201号室の前に差し入れを置いていきます。むつみ荘の中でのロケが何度も行われました。

若林は相方ばかり注目されることに複雑な気持ちもあったと思いますが、それ以上に、むつみ荘のロケを何度も繰り返しやることにコンビとしての危機感を持っていました。

こんなことばかりやっていたら、すぐに飽きられる

という危機意識です。戦略的に春日のキャラクターをプロデュースした若林だからこそ、この状況はむしろピンチだということが分かっていたということだと思います。

胸の内をすずたり(サトミツ、佐藤満春)に打ち明けるシーンもありました。サトミツさんは20代の頃物凄く多くの時間を一緒に過ごした人なのですが、ドラマではそこまで描く余裕はないようですね。

オールナイトニッポン、始まる

2009年の10月からは

オードリーのオールナイトニッポン

が、ユーミンの後を継ぐ形で始まります。放送作家の藤井青銅さんの推薦で決まったそうです。オードリーが仕事がなかった時代にラジオのオーディションで若林のトークの才能を発見した恩人です。最近、二人で対談もしています。


中学・高校時代、夢中になって聞いていた番組に自分たちが出るというのは相当嬉しかっただろうと思います。

今や、聴取率トップを走り続けるラジオ番組になり、何と来年は東京ドームライブを行うことになったのです。

ついに『たりないふたり』が誕生

日本テレビのプロデューサー島さん(安島隆プロデューサーがモデル)はともに相方に対してコンプレックスを抱える

山里亮太と若林正恭

の2人で番組をやるという企画を作り、2人を引き合わせます。
人見知りどうしの2人なので、初めはぎこちなかったものの、いざ漫才のネタを考え始めると意気投合します。

『たりないふたり』ははじめはライブでしたが、番組に昇格するほど人気を博しました。

たりないふたりは2021年に解散しますが、残りの2回の放送でそこまで描かれることになるだろうと思います。

次回予告では若林のおばあさん、父親、そして谷ショーさんとのお別れを示唆する場面がありました。だんだん、次回放送はなかなか見るのが辛い場面も多そうですね。

『だが』は東京ドームライブへの振りなのか?

オードリーは来年2024年2月18日(日)に

東京ドームライブ

を行います。

5月5日からはHMVでも配布が開始された告知用ステッカーは即日なくなるほどの人気でした。

私は5月5日の夕方あたりに新宿でもらおうかな、と思っていたのですが、時すでに遅し。東京ドームのように何日か配り続けてくれるものかと思ったのですが、見通しが甘かったですね 笑 

そして、6月3日からはTシャツやヘアバンドなどグッズの販売が始まりました!今度こそは無事、購入できました! 嬉

オードリーのオールナイトニッポンを聴くと、『だが・・』の話題が出てくるので、とても面白いですよ。

あ、あと、『だが情熱はある』はシナリオブックも発売されます。
必ず買おうと思います。

来週も感想を書こうと思います。


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