だが、情熱はある 【第4話・大人の世界を見ましたか?】
芸人人生をスタートする若林と山里
『たりないふたり』の半生を描いたドラマ
だが、情熱はある
の第4話です。
『たりないふたり』というのはオードリーの若林正恭と南海キャンディーズの山里亮太によるユニットの名前です。
ともにネガティブな性格で暗い青春時代を過ごし、売れてテレビに出るようになってからも相方の方が人気がある、いわゆる
じゃないほう芸人
としてコンプレックスを抱えていたふたり。
何か面白い化学反応が起きるかもしれないと直観した日本テレビのディレクター安島隆氏が二人を引き合わせます(ドラマの中では薬師丸ひろ子さん演じる『島貴子』という女性として描かれています)。
第4話は2人が大学を卒業した後の、売れようとしてもがいていた時期が描かれていました。
春日が『むつみ荘』に住むようになって、若林と一緒に部屋に入るシーンがありました。
このシーンは本物のむつみ荘で撮影していて、たまたま別の番組のロケでむつみ荘の前を通りがかった春日と遭遇していましたね。
足軽エンペラー解散!ピン芸人の山里亮太
山里は自身2つ目のコンビ『足軽エンペラー』としての活動を続けます。
ガチンコ漫才道という企画で優勝を果たしましたが、思ったほど知名度は上がらず。
相変わらず、自分の弱さと向き合いたくない山里は相方につらくあたります。相方の我慢も限界にきたところで
自転車事件
が起きます。ブチ切れた相方さんが自転車と山里に向かって投げつけるという話。実話のようですね 笑
足軽エンペラーの最後のライブが終わった後の2人だけのシーンは感動的でしたね。
山里は主に自分のせいで2度もコンビを解散することになったことで、自分自身について深く内省したことと思います。その時の経験が南海キャンディーズでの成功につながっているはずです。
またしても一人になった山里。今度はピン芸人
イタリア人
として活動を始めます。山里亮太にピン芸人時代があったとは知りませんでした。活動期間は1年足らずだったようですね。
今回も静ちゃんが少し映りましたが、まだ南海キャンディーズの結成まではいきませんでした。
コンビを3回も結成する、というのは本当にエネルギーを使うことだと思います。人と接すると疲れてしまう私には到底考えられません 笑。
良くも悪くも山里亮太という人間はエネルギーのレベルが高いからこそ最終的に大きな成功を勝ち取ったのだと思います。
そっくり館キサラで働くナイスミドル
若林・春日はナイスミドルとしてケイダッシュステージという事務所に入ります。ケイダッシュステージのお笑い芸人には、
島崎敏郎
原口あきまさ
はなわ
前田健(故人)
オードリー
といった面々がいます。
オールナイトニッポンを聴いているとたまに先輩芸人である
島崎敏郎さん
をいじったりすることがありますが、同じ事務所の先輩だからできることなんですね。
そして、ナイスミドルは新宿三丁目、伊勢丹の隣にあるモノマネショーレストラン『そっくり館(やかた)キサラ』で前説のアルバイトをするようになります。
若林・春日はキサラで先輩芸人
TAIGAさん
と出会います。今日の放送では本人がTAIGA役として出ていましたね 笑
TAIGAさんは、オードリーだけでなく、ぺこぱやカズレーザーも師匠として慕うベテラン芸人さんです。なんとか、売れてほしいものです。
そして、何と言っても印象的だったのは藤井隆さんが演じる
前田健さん
です。まえけんさんが初めて会った若林に対して、
『あなた、「みんな死んじゃえ」って顔してるね』
と言った話が忠実に再現されていました。藤井隆さんをキャスティングするあたりが面白いですよね 笑
前田健さんは松浦亜弥さんのモノマネで有名になりましたが、2016年に急逝されました。
オードリーのオールナイトニッポンでもたまに前田健さんの話題が出ますが、2人にとって忘れがたいとても大切な先輩です。
現在の若林は体力づくりに励んでいる
何度か書いてますが、オードリーは来年2024年2月18日(日)に
東京ドームライブ
を行います。5月5日からはHMVでステッカーが配布されるので、もらいに行く予定です。
若林は東京ドームライブの成功の為に体力づくりのため
自転車通勤
をしています。その様子は新しくできたYouTubeチャンネルでも見ることができます。
「だが、情熱はある」は若林・山里によるユニットであるたりないふたりがテーマですが、現実の若林はその活動をすでに終えており、次のステージに向かって突き進んでいます。
オードリーのオールナイトニッポンを聴くと、『だが・・』の話題が出てくるので、とても面白いですよ。
来週も感想を書こうと思います。
よろしければサポートをお願いします。 経済の記事を書くための資料購入する際に使わせていただきます。