だが、情熱はある 【第1話・何を求めていますか?】
待ちに待ったこの日
『たりないふたり』の半生を描いたドラマ
だが、情熱はある
が始まりました。
『たりないふたり』というのはオードリーの若林正恭と南海キャンディーズの山里亮太によるユニットの名前です。
ともにネガティブな性格で暗い青春時代を過ごし、売れてテレビに出るようになってからも相方の方が人気がある、いわゆる
じゃないほう芸人
としてコンプレックスを抱えていたふたり。
何か面白い化学反応が起きるかもしれないと直観した日本テレビのディレクター安島隆氏が二人を引き合わせます(ドラマの中では薬師丸ひろ子さん演じる『島貴子』という女性として描かれています)。
始まるずっと前から観ると決めていて、実際に観るドラマなんて何年振りでしょうか?
頑張って思い出してみたのですが、2008年に放送された木村拓哉さん演じる朝倉啓太がひょんなきっかけから内閣総理大臣になってしまうという筋書きのドラマ
『CHANGE(フジテレビ系)』
以来です。あのドラマ、面白かったなあ。
実に15年ぶり!どんだけドラマ見ないんだよ、という話ですね 笑
始まる少し前からTVerでF5を連打 笑
始まると、どのシーンも見逃すまいというくらい画面をガン見してストーリーに引き込まれていきました。
感動した、山里亮太の原体験
若林の少年時代、青春時代のエピソードはある程度の予備知識があるので、自分が知っている話も出てきました。今日の放送を観て
『トゥース』がアメフト部の掛け声である
ということをはじめて知った人もいるかもしれませんね。そう、高校時代は若林も『トゥース』って言っていたんです 笑
山里さんについてはほとんど昔のエピソードを知らなかったので新鮮でした。感動したのは、山里の高校時代の『喫茶店でのエピソード』。
高校時代、山里は自分が好きだった女子が別の男子と付き合い始めてしまう。カップルとなった二人は放課後、喫茶店デートでに入店。
後をつけた山里と友人は偶然を装って同じ喫茶店に入り、近くの席を陣取る。そして、山里は
渾身の面白いエピソード
をカップル2人に聞こえるように大きな声で話しだします。
クスクスと笑った彼女は、
山里君、面白いね
と言い残して彼氏とともに喫茶店を後にする。
恋愛に敗れた山里は、面白さという武器を磨くことで一矢報いたわけです。
今より少しでもいいからモテたい
山里亮太がその一心でお笑い芸人を目指す原体験となるエピソードです。
来週の放送では、
若林と春日がコンビ結成
山里が大阪上陸(関西大学、大阪NSCに入学)
あたりが放送されるようですね。
来週も楽しみです。
日大二高や春日の描写が面白い
私がこのドラマに引き込まれる理由は同世代だからということがあります。私は山里亮太とは同学年、オードリーの2人は私の一つ下の学年です。
地理的にはオードリーの2人の出身校である日大二高は私が通っていた都立立川高校と結構近いので、日大二高の描写はとても興味深く感じました。
日大二高がまだ別学校(男子と女子が別の校舎で学ぶ)だった時代ですね。
それに、私の知り合いで高校受験で日大二高に進学した人もいましたよ。
何を隠そう、それは、同じ塾に通っていた別の中学の女子、中学時代の私が好きだった人です 笑
高校時代の帰りの電車で奇跡的に何度か会って話すことができました。
彼女が今、幸せに暮らしていることを願います。
それにしても、高校時代の春日の描かれ方が面白いですね。
今とほとんどキャラが変わらないですからね。
このドラマを一番楽しんでいるのは誰?
このドラマを一番楽しんでいる人の一人は
若林正恭の奥さん(にょぼばやしさん)
かもしれません。若林の15歳年下なので、若林や山里の青春時代のことを実感として理解しにくいことかと思います。若林の奥さんはまるで
自分の為に作ってくれたドラマ
のように感じて、今日の放送を興味深く観ていたかもしれませんね。
若林のお母さんやお姉さんにもまさかプロの女優さんが自分自身を演じてくれる日が来るとは思っていなかったでしょうね。
それにしても、『あの頃』を思い出すエモいドラマです。
今日の放送でもドラマの中でtrfのEZ DO DANCEがリアルタイムで流れている様子が描かれていて、
上手いな(エモいな)・・・
と思いました。このドラマを一番楽しんでいるのは自分自身かもしれないと思いました。
来週も感想を書こうと思います。
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