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[閉鎖病棟入院日記19]外泊訓練と障害年金

家族面談で話し合われた内容

病院にて家族面談が行われました。まず母と医者とケースワーカーの3者で面談が進められ、途中で私が合流する形となりました。

退院日が約1週間後に定められ、そのためには外泊訓練をしなければいけないので、急遽母の帰宅とともに実家に帰ることになりました。

病院で昼飯を食べてからすぐに荷物をまとめて母と一緒に家に帰りました。

他の患者さんからの話によると、外泊訓練をすると、刺激のない病院という閉鎖空間から刺激の多い外にでるので感覚がおかしくなるらしいと聞いていましたが、私は大丈夫でした。

電車に揺られること1時間半、無事に実家に到着し、ゆっくりと過ごしました。

退院後の話

病院での私のいない3者面談の段階で、私の退院後の話が進められたようです。

私の希望としてはとりあえず退院後は働こうと思っていますが、医者はいきなり働かせるのは厳しいのではないかという意見のようでした。

具体的には就労移行支援やA型、B型作業所などにいって就労の訓練を積んだほうが良いということを母は言われたそうです。

就労移行支援はあまり仕事に関係のないこともやらされるので、SNS上の評判は良くありません。

現状として「福祉職が働くための場所」となってしまっており、肝心の利用者のための支援が十分に行われていないというイメージがあります。

ただこの目で実際に見て体験してみなければどのような場所かわからないので、とりあえず就労移行支援に通ってみるのもありだなと思いました。

退院後の障害年金の申請

退院後は入院している病院から普段通っていたクリニックに戻ります。

外来では元々通っていたクリニックの医師の方が対応が良いからです。

私としてはクリニックに戻った段階で障害年金の申請をする予定です。

私のクリニックの先生は以前の記事にも書いたように、障害年金への理解がしっかりとある稀な先生です。

閉鎖病棟に入院した私ですからもちろん障害年金の対象になることは間違いありません。

小さなクリニックですからケースワーカーの方などはいません。

なのでおのずから社労士に頼んで障害年金は申請することになりそうです。

自分だけで申請するのも考えましたが、前にも1つ通っていた病院があり、そこで初診日証明を書いてもらわなければいけないので手続きがとても面倒です。

いっそのこと社労士と医者に任せてしまえば私はそこまで色々なことはしなくて済むので楽です。

精神障害での障害年金申請の可否は、99%以上の確率で申請が許可されることがデータから明らかです。

しかし、私の場合は発達障害とパニック障害の合併症なため、病歴を書くのがとても難しいという事情があります。

自分で病歴申告書を書くよりも、社労士に症状をきちんと伝えた上で書類を書いてもらった方が確実だと思いました。

クリニックと提携している社労士がいればその人に頼もうとと思いますし、そうでなければSNS上の評判などもきちんと精査した上で評判の良い社労士に依頼してみようと思います。

働くのは一旦保留

障害年金の申請時点で厚生年金に加入しながら働いていると、どうしても審査が厳しくなってしまいます。

今すぐ働こうと思えばアルバイトにでも応募して働き始めることは可能だと思いますが、障害年金の審査を考慮してまだ動くことは先延ばしにしようと思っています。

就労移行支援事業所に行っただけで障害年金の審査に響いてしまう可能性だって考えられます。

まずはクリニックに通いながら障害年金の申請に向けて頑張ろうと思います。

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