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福祉受給芸人 | 大卒→パニック障害とうつ病発症→障害年金申請予定

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パニック障害を経てうつ病になりました

みなさんこんにちは。 今回は僕が、パニック障害を経てうつ病になってしまった経過について、その経緯を詳しく話していこうと思います。 全て無料で読めますが、少しでも支援していただけると幸いです。 インターンでITエンジニアの仕事に挫折時は2年前の、僕が大学3年の春にさかのぼります。 当時、僕は就職活動を始めようとしていたものの、どんな業界に行ったら良いか全く検討がつかずにいました。 大学では情報系の学部に所属していたので、IT企業のインターンには大学2年くらいの時から行

    • [閉鎖病棟入院日記]何度も再入院する人の特徴

      私が入院している病棟は比較的症状が重い人が多いので再入院を繰り返している人も結構います。 4人部屋なので看護師と喋っている内容も筒抜けで、隣にいる人が何回入院したことがあるかなども把握することができます。 今回は何度も再入院する人の特徴を書いていきたいと思います。 言動が生理的に受け付けないまず言動が気持ち悪い人が多いです。生理的に受け付けないと言った方が正しいかもしれません。 発達障害があると診断されている私からしても、どう考えても生理的に受け付けないほど、喋り方や

      • ADHD治療薬で知能は向上するのか

        ADHD治療薬というとストラテラやコンサータが思い浮かびますが、これらの薬を使うと果たして知能は向上するのでしょうか。 私なりにストラテラを服用したり、コンサータにとても近い成分であるカフェインを使って色々と実験をしてきたので、その成果を共有したいと思います。 基本的に知能は向上しない知能を向上させる薬のことを「向知性薬」と言ったりしますが、ADHD治療薬が向知性薬になりうるのかと言う問題です。 これに関して、私の実験した中では「ADHD治療薬は向知性薬にはなり得ない」

        • [閉鎖病棟入院日記]暇な時間をいかにやり過ごすか

          入院生活は基本的に何をしても良い精神科の閉鎖病棟に入院している、と聞くと何かたいそうなことをやらされたり、大変な目にあっているとおもられるかもしれません。 しかし、私的にはそこまでこの生活がストレスフルだとは思いません。強制的にやらされることといえば毎日の検温と血圧測定くらいなものだからです。 基本的には入院生活というのは暇であり、食事を摂っていい子ちゃんにしていれば何をしても自由なのです。 患者たちは暇な時間に何をするかでは暇な時間に患者たちは何をしているのでしょうか

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          [閉鎖病棟入院日記]精神の病気は治らないからこそ

          自分の匂いが気になって入院した爺さん私は現在閉鎖病棟の4人部屋に入院しています。毎日の検温と血圧測定の際に看護師さんがきて声掛けをしてくれます。 4人部屋なのでもちろん他の患者の話も聞こえてきます。昨日は隣の爺さんが看護師に相談する声が聞こえてきました。 爺さんは自分の匂いが気になって部屋に充満しているのではないか、他人に迷惑をかけているのではないかと思っているそうなのです。 気のせいではなく、本人的には本当に匂いがすると言っていました。しかし看護師や私などは爺さんの匂

          [閉鎖病棟入院日記]精神の病気は治らないからこそ

          [閉鎖病棟入院日記]監視下での外出

          閉鎖病棟に入院してしばらくすると、医者から看護師同伴での外出許可が出ました。 毎週決まった曜日に看護師を伴って集団散歩という形で病院内の売店に行ったり、中庭に行けたりするということでさっそく私も申し込んで行ってみることにしました。 売店で買ったものは全てチェックされる集団散歩の時間になると放送で参加者が集められます。私が参加した日は参加者3人に看護師が2人つく形で散歩が行われました。 まずは鍵を使って閉鎖病棟から出て、売店に向かいました。そこではだいたい15分くらい買い

          [閉鎖病棟入院日記]監視下での外出

          [閉鎖病棟入院日記]真夜中に睡眠薬を待つ患者たち

          追加の睡眠薬を待ちわびる患者たち私が現在入院している病棟では、一度睡眠薬をもらったあと眠れなかった場合に、もう一度睡眠薬をもらえる仕組みがあります。 夜の8時半ごろに眠前薬を全員配られて飲みます。その後9時に消灯して、10時を過ぎると追加の睡眠薬をもらうことができます。 普通は眠前薬を飲んだあと、一度はベッドで寝ようとするのが普通ですが、眠前薬を飲んだあと部屋に戻らずにナースステーションの前にたむろしてる人が20人以上います。 もはや眠前薬だけでは眠ることができず、追加

          [閉鎖病棟入院日記]真夜中に睡眠薬を待つ患者たち

          [閉鎖病棟入院日記]患者に必要なのは治療ではなく金銭的救済と繋がりである

          精神科の閉鎖病棟に入院してから約1週間が経ちました。病棟での生活にも慣れはじめ、生活のペースがつかめてきました。 同時に入院するレベルの症状の重い患者に必要なのは治療ではなく金銭的救済と繋がりであるということに気づいたのでそれについて書いていきたいと思います。 治療しても治らない患者がほとんどであるこれは以前にも書きましたが、精神科の急性期病棟に入院しているような患者の多くは双極性障害や統合失調症、多重人格など、もはや治療の施しようのない患者がほとんどです。 他人が医者

          [閉鎖病棟入院日記]患者に必要なのは治療ではなく金銭的救済と繋がりである

          [閉鎖病棟入院日記]暴れる患者がぴたりと静かになる薬

          精神科の閉鎖病棟では不安になったり気持ちが不安定になった時に渡される薬があるのでそれについて今回は書いていこうと思います。 抗精神病薬クエチアピンまず、閉鎖病棟ではいきなり大声で叫び出したり、いきなり泣き出したりする情緒が不安定な方がたくさんいます。 そうした方は大抵の場合、ナースステーションまで連れてこられて半強制的に薬を飲まされます。それがクエチアピンという薬です。 私もナースステーションの前でよくテレビを見ているので、他の患者が飲まされる様子を見ていたのですが、も

          [閉鎖病棟入院日記]暴れる患者がぴたりと静かになる薬

          [閉鎖病棟入院日記]精神科の病気別カースト順位

          閉鎖病棟に入院していると、病気別で患者間の中にもカーストが存在することがわかってきます。そこで今回は私の独断と偏見により病気別カースト順位を発表したいと思います。 カースト最下位:自閉症私が知っている自閉症の方はそもそも普段から歩き方が明らかにおかしいです。一歩一歩、飛んで跳ねるような歩き方をしています。 さらに、どうでもいいことを逐一ナースステーションのスタッフに報告に行くのでウザがられています。 また、「すいません、すいません」と言うのが口癖になってしまっているので

          [閉鎖病棟入院日記]精神科の病気別カースト順位

          [閉鎖病棟入院日記]治療しても治らない患者がほとんどであるという現実

          病院は社会復帰を無理にさせない精神科の閉鎖病棟に入院してわかったことが一つあります。それは「入院という手段は社会復帰を目的としていない」ということです。 それは医師も看護師もケースワーカーも、どうやら全員の共通認識のようです。 では何を目的としているのか。私が思うに、それは「社会という森の外でひっそりと暮らすこと」です。 そもそも閉鎖病棟に入院している患者を見ていると、自分と比べて気力や覇気が全くと言っていいほどありません。社会に出たら一瞬で潰れてしまうくらいに気が弱そ

          [閉鎖病棟入院日記]治療しても治らない患者がほとんどであるという現実

          [閉鎖病棟入院日記]作業療法は社会復帰の役に立たない

          OT(作業療法)のざっくりとした内容すでに私が精神病院に入院してから5日が経とうとしています。時の流れは早いもので、病院での1日は変わり映えのしないものですから余計に早く感じます。 精神病院では作業療法(OT:Occupational Therapy)というものを実施しています。特に私が現在入院している病院では充実しているそうで、毎日のように実施されています。 私もまだ数回しか参加したことがありませんが、大体の内容がわかってきたので、概要を書いていきたいと思います。 日

          [閉鎖病棟入院日記]作業療法は社会復帰の役に立たない

          [閉鎖病棟入院日記] 看護師の働きぶりには頭が下がる

          命に関わる仕事の大変さ精神科に入院していると看護師の仕事ぶりには驚かされます。私のいる病棟には10人ほど常に看護師がいるのですが、とにかく仕事が大変そうです。 常に話し相手を求めて看護師に絡みに行く患者さんもいれば、身体障害を合併していて全く動けない患者さんもいます。 看護師はそうした世話が大変そうな患者さんを死なせるわけにはいかず、常に目を見張っていなければいけません。私であれば絶対にできない仕事です。 テキトーな対応になるのは仕方がないただ、看護師の全員が全員、親切

          [閉鎖病棟入院日記] 看護師の働きぶりには頭が下がる

          [閉鎖病棟入院日記]入院開始時の様子

          閉鎖病棟に到着閉鎖病棟にうつ病で入院することになったので、まずは入院開始時のことを振り返ろうと思います。 入院する日の午前、私は母と自宅を出発し東京の某病院へと向かいました。元々自分1人で病院に向かう予定だったのですが、病院側から同行者をつけるように求められ、母もついていくことになりました。 東京へは約2時間くらいかかりましたが、最寄駅からシャトルバスが出ていたので比較的アクセスは良かったです。 病院についてからはまず簡単な受付を済ませ、現在の症状について記入しました。

          [閉鎖病棟入院日記]入院開始時の様子

          やっと入院中の病院からスマホの使用許可が出ました。随時、記事を更新する予定です。

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          ついに今日から精神科閉鎖病棟に入院です。入院初日の状況に関する記事は、できたら今日中にアップロードします。

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