夫の何気ない言葉が、わたしのこころのお守りになっている話。
わたしたちは夫婦2人で生きていく選択をした。
カテゴライズされるのであれば、おそらく”選択子なし”という部類に放り込まれる。
”子あり”、”子なし”、”既婚”、”未婚”etc…
ご丁寧にグループ分けをしてくれているから、他人とは少し違う道を選ぶだけで時々居心地の悪さを感じてしまう。
時代が進み、多様性という言葉をよく耳にするようになったおかげで、
「これからも夫婦2人だけの予定です。」
と宣言しても、
「二人が納得しているならそういう生き方もすごくいいよね!」
と前向きな返答をしてもらえる。ありがたいことに。
しかし、それでもなぜか時々得体のしれない不安感や焦燥感のようなものに襲われる時がある。
ちなみに夫にはそのようなことは全くないらしい。
女性ならではなのか。おそらく、きっとそう。
この類の話題はたくさんありすぎるので、今後のnoteに書いていきたいと思う。
そんなわたしには、得体のしれない感情たちに襲われたときにいつも思い出すようにしている言葉がある。
「〇〇家らしいかなと思う」
ちなみに、〇〇には我が家の名字が入り、まだ今後のスタイルが確立出来ていなかったときに夫が発した言葉だ。
この言葉がスッと入ってきた瞬間、自分の中でなにかが吹っ切れたように決断出来たような気がする。
あぁ、わたしは自分の本心を大切にしていなかったなぁ・・。
危うく世間や周りに流されるところだった。
この言葉を発した当の本人は、きっと忘れていると思う。笑
そのぐらいがちょうどいい。
わたしのこころの中に留めておくだけで十分だ。
生きているとこころが揺れることもたくさんある。
それは至って普通のことで、そのたびに立ち止まればいい。
また人として成長するだけだ。
そして、”らしさ”を忘れずに。
夫婦2人で楽しく生きていきたい。
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