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癖ある馬に能あり

役に立たないと思われるような暴れ馬こそ、非凡な才能をもっているものである。強い個性の持ち主で、周囲からも受け入れられにくいような人物こそ、実は非凡な才能の持ち主である場合が多いということのたとえ。(日本)

馬術の世界では、
"習性 "という言葉には
一般的に否定的な
意味合いが含まれ、
しばしば馬が
手に負えない
行動をとったり、
噛んだり蹴ったり
するような
攻撃的な行動を
とったりすることに
関連付けられ、

"癖のある馬 "

というレッテルを貼られる。

しかし、
この馬のレッテルと
人間の特徴を
類似させる場合、
手に負えないとか
暴力的であるといった
非難と誤解しないことが
重要であるとしています。

むしろ見出しの言葉は、

癖のある馬 = 強靭な個性

に例えた方が
適切であるという
考えに基づいた。

写真素材:女性 後ろ姿 階段

人類の歴史上、

傑出した才能に恵まれた人物の多くは、
強靭な人格を持ち合わせていた

からだ。

つまり、
「癖のある馬」は、
気性が荒く、
挑戦的な馬の仲間を
意味するかもしれないが、
人間性の領域では、
非難というよりむしろ、

性格の強さの証

という見方が定着した言葉として
今日まで語り継がれています。

写真素材:振り返るオスのゴリラ

類語
・名馬に癖あり
・癖ある馬に乗りあり
・蹴る馬も乗りて次第
・人食らい馬にも合い口
・噛む馬にも合い口
・かぶり馬にも合い口

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