聖人に訴えるよりも神様に訴えたほうがよい

下の者を相手にするよりも、直接上の者あるいは当事者に話を通したほうがよい（フランス）

私たちは皆、
同僚に提案や
要望を出したものの、
それが宙に浮いてしまった
経験があるだろう。

もしかしたら、
その提案や要望が
うまく伝わらなかったり、
途中で滞ってしまったり、
もっと悪いことに
完全に忘れられて
しまうかもしれない。

写真素材：和やかに話すビジネスマン(その８９)

しかし、そんなとき
勇気を奮い起こして
トップに直談判すれば、
一瞬にして状況が
変わることもあるというもの。

「鶴の一声」で
上司のひと言の力が、
要求を現実のものに
することがあります。

「神が望まぬときは、聖人もなしえぬ」

という別のことわざもある。
誰かが手綱を握って
決断しない限り、
なかなかうまく運ばないし、
物事はすぐに
軌道から外れて
しまいます。

Honey Kochchaphon kaensenによるPixabayからの画像

「僧は僧院長の唱えるとおりに唱和する」

という格言が教えるように、
どんな組織でも、
その組織に組んでいる限り、
リーダーに従うことが重要で、
その結束がなければ、
物事はまとまらない。

またそうでなければ、
とんな組織も成り立って
いかないであろう。

類語
・聖人に祈るよりも神様に祈ったほうがよい（フランス）