紙の墓標
先日の生涯教育実践研究交流会でたくさんいただいてきた三浦清一郎先生の本。
その中に高齢期をどう生きるか的な本が何冊かあったので、実家に持っていったところ、両親は笑いながら読んでいて、「順番に読んでいこう!」と楽しみができたようだった。
つい人に話したくなるような短歌とかセリフがおもしろいみたい。
そして字も大きめで読みやすいのもいいらしい。
「講演もおもしろかっただろうねぇ」と母が言うように、歌ったり笑いを取ったり、漫談のような講演は高齢者に人気だったし、若い人も笑って聞いていたのをよく覚えている。
こうやって本になったり、文章として残ることで、亡くなってからも三浦先生の考えや人柄は伝わっていって、新たなファンを獲得していくんだなぁと思った。
そのことを三浦先生と懇意にしていた市民センターの館長に伝えたところ、
「三浦先生がよく”紙の墓標”とおっしゃっていましたが、まさに書き残された歌や著書がそれなのでしょうね」
と言われていた。
紙の墓標!まさに!
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