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生涯教育実践研究交流会

今日は「中国・四国・九州地区生涯教育実践研究交流会 第41回大会」があって、篠栗の福岡県立社会教育総合センターへ。

会場は4つの分科会に分かれていて、午前・午後各会場で3つずつの事例発表が行われるので、自分が聞きたい会場を選んで移動していく。

午前中は分科会の司会をすることになっていて、好きなところに行くわけにはいかなかったけど、自由に回れたとしてもこの発表を聞きにきただろうなぁと思う内容だったから、ラッキーだった。

1つめの発表は、ながさき若者会議・あいらしくプロジェクトによる「学びにおける自己肯定感の重要性と実践的な取組」

2つめの発表は、NPO団体イイトコ道後による「地元の大学生が挑む!地域の魅力づくりに関する研究」

どちらも若者がイキイキと活動していて、それだけでなんだかパワーがあって、応援したくなってしまう。
発表も上手だし、今の若者はこうやって前に出て話す力もつけていてすごいなと思う。

3つ目の発表は、宮崎花ふぶき一座の座長さんによる「小さな寄席小屋スタイルのチンドン屋 花ふぶき笑劇場」

南九州唯一のチンドン屋さんだそうで、さすがはパフォーマー。
あっという間に人を惹きつけて、笑いも取れる軽快なトークで会場を盛り上げていた。

全部で24ある発表は、学校や公民館、行政の取組みだけでなく、地域や社協、NPOや任意団体まで、発表者の幅は広い。

地域も中国・四国・九州と広範囲だから、普段の研修とかではなかなか聞く機会のない事例も聞けるのがいいなと思う。

この大会を立ち上げた三浦清一郎先生が昨年秋に亡くなって、今回はその追悼の会でもあった。

三浦先生は生前とってもたくさんの本を書かれていて、ご自分で配ったり販売する用に買われていた本を、ご遺族の意向でこの大会に提供することになったそう。
20作以上ある本を、1冊ずつなら好きなだけもらえるというから驚き。

せっかくだから1冊だけ選んでもらってこようと思っていたのに、「全部持っていきなさい!」とどんどん積み上げられたので、職場の図書コーナーに置かせてもらうことにしようと思って、遠慮なくもらうことに。

そしたら自分の分と合わせて2冊ずつ持っていくように勧められたけど、さすがにそれはお断りしてきた。

82歳で亡くなる直前まで執筆や講演を続けられていて、本当に生涯現役だったんだなぁと驚嘆する。

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