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雨の太宰府茶会

一昨日は太宰府天満宮境内でのお茶会。
毎年4月29日に開催される太宰府茶会は、コロナ禍で一時中断したものの、再開して3年。
この3年間、なぜか毎年雨…。

雨の日に着物で遠出するのは悩ましい。
一般の人も気軽に参加できるお茶会だから、別に着物じゃないといけないわけではない。
洋服の人もいっぱいいる。
けど、香席を手伝っているお茶の先生のお付き合いもあって行く手前、着物の方がいいだろうなぁ、その方が喜ばれるだろうなぁと思う。

結構しっかり降る予報だったから、雨ゴートも必須と考えると、袷の着物では暑いから、単にすることに。
雨の日用にしている単の着物があるので、それを着ていくことにした。

お花の先生をしていたという人の着物と帯で、染みもあるけど色味の濃い着物だからあんまり目立たない。
雨の日に遠慮なく着られるから重宝してる。

お茶会は、1,300円のチケットで2席入ることができる。
文書館でやっている香道志野流の香席と、表千家不白流のお茶席に入った。

お茶席のお軸は「日々是好日」で、お花は紫蘭とヒメウツギとコバノヅイナが生けられていた。
お菓子は私の大好物、御堀堂の生ういろうだった。

色々あっても、お茶席に入ると気持ちが改まるし、おいしいお菓子とお抹茶をいただけると幸せな気持ちになる。
こういう場があることがありがたいと思う。

1日雨予報だったけど、午後には雨も上がって、文書館から見える梅の木の緑がとても鮮やかで瑞々しかった。

香席の様子はこちら


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