見出し画像

Twitterが好きだったんだ



Twitterが好きだったんだ。


私がTwitterというプラットフォームを知ったのは2010年ごろ、ちょうどみんながブログ始めたり、個人でHPを作ったりしていた頃。
私は知っての通りオタクで、絵を描くのが好きだからブログやHPを作ってはじめて、絵をあげたり、同じくブログをしていて、同じジャンルの作品が好きな同士で交流したり、絵を交換したり、そんな感じで楽しくオタ活していた時にブロ友(もう死語なのでは…?)の一人が始めたのがキッカケでなにそれ面白そう!と始めた気がする。

その頃のTwitterはみんな多分手探りで、芸能人の方とかもチラホラ始めててリプ返企画とかやってて。一気に距離が近づいたイメージがあった。
私のTLでは、基本友人やキャラになりきったbotのツイートが流れてきて、おはようとかほかてらとかおやすみとか、ブログとはまた違うリアルタイムな交流が出来て、「いまなにしてる?」という問いの通りみんなのいまがわかって楽しかった。

東日本大震災の時もTwitterにいたけれど、その頃はLINEとかもなくて基本電話やメールが主流の中、その殆どが繋がらない中唯一Twitterだけが使えて、安否を確認したり、報告したり、ライフラインになっていたことも見てきた。
メールのように特定の人に送るものでもなく、ブログのように考えて書くものでもなく、140文字で気軽に
挨拶を交わしたり、リアルタイムで同じ番組を見て実況したり、時には壁打ちのようにつぶやけるこのサービスがすごく好きだった。
140文字という制限がある中で言葉遊びのようにTwitterを楽しむユーザーを見るのもすごく好きだった。


イーロン、きみが「俺の考えた最強のSNS」が作りたいなら一から作ってくれないか。
私たちTwitter民にとってTwitterはもはや生活の一部となりつつあり、Twitterで出会った人や知った人、作品商品、たくさんあるんだ。
私たちは今までのTwitterが好きでずっとここにいたんだ。
決してフォローしてない人のツイートを無作為に流されたり、一日に見れる件数やツイート数が制限されるTwitterが好きなわけじゃないんだ。

いままでのTwitterの良さを全てぶち壊して全く違うサービスを作るならそれはTwitterをぶち壊さずに新たに一から作った方がいいじゃないか。
どう足掻いたってTwitterはインスタやFacebookにはなれないし、それは言い換えれば他のSNSにはない、Twitterにしかない良さがあるんだ。

それを壊していかないでくれよ……頼む……イーロン……




サポートしてくださると佐藤が泣き咽びながら喜びの舞を踊ります。