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16歳元不登校だった息子を見ていて、今の私が思うこと(25/90)

昨日は離れて暮らす息子と1ヶ月ぶりに会う。
その前日に、体調を崩して大事をとって入院をしたため、急きょ行くことに。

体調は良くなったけど、その原因を調べるために別の病院へ行った時のこと。
先生から検査結果のお話を聞いている時の話。

カルテを見ながら、

「16歳だと高校生だね。春は環境が新しくなったりするから、疲れが溜まりやすかったりするからね。気がつかないうちに、免疫力が低下していたりするんですよ。」

と説明してくれた。

横の息子は黙って下を向いていた。

中学時代不登校だった息子。
現在、通信制高校の2年生。3月までは通学していたけど、4月からネットコースへ変更したので、普段はオンライン上で学習するだけになっている。
確かに新しい環境にはなったけど、病院の先生が想像している新しい環境とは違うかもしれない。

それでも、高校生には変わりはないのだから、胸を張っていていいと思うのだけれど、息子は通信制高校に所属していることをなぜか恥ずかしいと思っている。

自分で選択した進路だったはずが、一年その環境にいて、通学しているとは言え、やはり全日制の高校と大きく違うことに気づいた。思い描いていたものと違っていたんだと思う。

制服を着て普通の高校生活を送りたかった、学校帰りに友達とご飯食べに行ったり、一斉授業を受けたり、行事に参加したりしたかった。年末ぐらいから口にするようになっていた。

そういうのが嫌で自由を求めて、通信制高校へ行ったはずだったのに。でも、本当の本当は初めからそうしたかったのかも知れない。
憧れていたんだろうな。

いつからだって、気持ちさえあればやり直すことはできると私は思っている。今息子が気づいて、そこに向かいたいという気持ちがあるのであれば、その環境を整えてあげるのは親の役目かなと思う。

自分で行きたいって決めたことなのに、途中で投げ出すなんて、最後まで頑張りなよと思う自分もいないわけではない。昔の私ならそう言っていたはず。最後までやり抜くことがいいと思っていたから。そして、そこでしか得られないものがあるはずだから。

でも。息子をずっと見ていて思うのは、決してさぼったりしているわけではなく、自分なりに考えて答えを出していること。

どうしたらいい?と聞いてくることはあっても、最後はちゃんと自分で決めていること。そこに辿り着くまで、時間がかかったとしても、息子なりにその時、最善な選択をしていると言うことを私は知っているから。

結局はどの選択をしたとしても、そこでした得られことがあるわけだ。

そして、ありがたいことにやってあげられる環境にもある。やっぱり息子は私たちを選んで生まれてきたんだろうなと思う。お互いそんな存在なのだ。

1年後、いや1ヶ月後すらどうなっているのかは分からないけど、こうなって欲しいと願うことはできるし、こうなる!と宣言することはできるから。

私はその時にどうしていたいのか、思い描きながら、息子の応援団をしていく。

息子が今望んでいる環境は、必ずベストなタイミングでやってくる!

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

ひとりごと

急きょ息子に会いにいくことになったので、
バタバタ行って帰ってきた感じだったけど。
今、必要な流れだったなと思う。
電話で話をするより顔を見て話すことで
伝わることってたくさんあるから。
息子口下手だから、電話だとわかりづらいし。
お部屋の掃除もできたし。
全てうまくいっている。



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