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オラニエンブルガー運河 ~2人プレイ~

TAKさんと二人でボドゲカフェDEJANAへ行った際に、TAKさんがオラニエンブルガー運河を持参されたので、待望の2人プレイを遊ばせていただけた。

ゲーム概要に関しては以前のレビューを参照してもらい、今回は2人プレイのプレイ感を中心に書こうと思う。



セットアップ

これまでソロプレイでしかプレイしていなかったので、セットアップの時点で雰囲気が違ってちょっと面白い。建物カードの枚数が多かったり、ホイールが2つ並んでいるのも、ちょっと気持ち悪いw

2人プレイをしてみて一番驚いたのは、意外とゆっくりゲームが展開することだ。ソロプレイは合計7ラウンドと手番数が決められているため、どうしても最小手番で最大効率を求めていくプレイになるのだが、2人プレイでは相手が資源を取るなどゆっくりした手を打つ場合は、こちらも一息入れて資源を獲得することができる。

ただし建物は取り合いになるので、相手の狙いをよく観察して人気のありそうな建物は早めに獲得する必要があるので焦りも出る。このあたりの、ゆっくりペースだがゆっくりもしてられない感覚が2人プレイ独特で面白い。

プレイ記

ゲームの内容に関してはいつものオラ運河なので、2人とも慣れたもので特にインストの必要もなくサクサクと手番をこなして快適だった。私は「中古品販売店」をプレイして鉄を稼ぐ作戦とした。

さらに「運河小屋」を建設して鉄の収入を伸ばすとともに、「廃金属処理施設」で鉄を消費して勝利点を稼ぐことにした。うん、なかなか良いんじゃない?

対するTAKさんは、「鉱山」と「沿岸倉庫」で鉱石を稼ぎ、「巻上塔」でお金を稼いでいくプレイング。かなり慣れた感じで着々と建造していく。

見ていると、TAKさんは運河を次々と建設していく。運河は建設に3金かかるためなかなか苦しいはずなのだが、巻上塔による収入が大きいのか。そして運河建設の余剰で生まれる粘土を使って建設していく見事な拡大再生産。

対する私は、鉄を消費して勝利点を稼ぐ作戦だったのだが、鉄の収入が思うようにいかず、なかなか点に結びつかない。そして建設するだけで勝利点20点を稼ぐ「記念館」を13金という大枚をはたいて建設!どうだ!

そんなこんなでゲーム終了。
私はさらに「大手建設会社」も建設し勝利点を稼ぎ、高得点建築の「記念館」も建てた。ちょっと建造物の数が少ないが、まずまずなんでは?と思ってTAKさんの盤面を改めて見返すと、盤面びっしりと建造物が並んでいた!

おかしな方向に分岐する見事なオラニエンブルガー運河を建設し、建造物だけでなく道路や線路もびっしりと建築されている。これは見事すぎるんじゃないか・・・。

最終得点計算

結果は、TAK 137点 vs Sato39 105点で、TAKさんの勝利。
いやはやお見事です。

感想

今回の満足度:9点(10点満点)

やはりオラニエンブルガー運河は面白い。
2人プレイだとラウンド数に制限がないので自由な感じがして非常に楽しい。ソロプレイの制限されたプレイも好きなのだが、どちらでもとても楽しめることが分かった。

そしてTAKさんのプレイングからは学ぶことが非常に多かった。
・お金も最終的には得点になること。
・高得点建物は建設費用も高いので、意外とコスパが悪いこと。
・運河建設は苦しいが、粘土を生み出すため効果的なこと。

もっと高得点を取るために工夫が必要だと感じたし、オラニエンブルガー運河の奥深さを肌で感じることができて非常に良かった。TAKさんに感謝。


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