見出し画像

025: ギャラクシートラッカー

以前から気になっていたものの、なかなか購入する機会のなかった作品。子供達と遊ぶなら今かな、ということで購入。これがめっちゃ楽しかった♪

BGGより引用


ゲーム概要

プレイヤーは雇われ宇宙船トラック運転手として、下水施設のパーツを流用して宇宙船を組み立て、危険な銀河を駆け抜けて目的惑星まで荷物を送り届けるゲーム。

宇宙船の建造はリアルタイムで全員同時に行われ、欲しいパーツが見つからなかったりするが、他のプレイヤーよりも早く宇宙船を完成させる。ただし建造時に接合部分が不適切な場合、パーツは宇宙空間で脱落。

全員が宇宙船を完成させたら、さまざまな試練を乗り越えながら目的地に荷物を届け、最もお金を稼いだプレイヤーの勝利となる。

オリジナルは2007年に発売されており、現在市場に出回っているものは第二版。アートワークが少し変更されたことと、異星人の乗員や更なる難易度のアドベンチャー、キャンペーンで楽しむ「銀河横断飛行」など、追加・選択ルールなどが追加されている。

2007年オリジナル(BGGより引用)


リアルタイムで建造する宇宙船パズルが楽しい♪

プレイヤーに配られる宇宙船ボードはレベル1〜3まである。今回は初プレイなのでレベル1を選択。中央にスタート用船室を置いたら宇宙船建造フェイズのスタート!

中央の場には裏向きにパーツタイルが置かれているので、各プレイヤーは片手だけを使い、1枚タイルを取ったら自分のボードに移動させて、表を見て宇宙船ボードに配置していく。この時、いらないパーツは表を向けたまま中央の場に返す。これを繰り返していきながら宇宙船を完成させていく。

宇宙船パーツには、船室エンジンレーザー砲バッテリーパック貨物室シールドなどいくつかの種類があり、これらをコネクタを適切に接合させて建造していく。これがなかなか上手くいかないので、最初はゆっくりと皆んなで確認しながら組み立てていくのが良いだろう。

それほど厳しくはないが配置条件もいくつかあり、例えばエンジンの後ろ1マスには何も置けなかったり、レーザー砲の前1マスにも置けない。

完成したプレイヤーから航海ボードに自分のロケットマーカーを並べていく。当然早いもの順となり、後の航海フェイズで有利となる。全員の宇宙船が完成したらルール違反がないかお互いにチェックして、もし違反があった場合はそこのパーツは取り除かなければならない。

面白いのは、パーツを取り除いた際に接続がなくなった部分は脱落してしまうことである。これにより、思いもよらない建造ミスが発覚して頭を抱えることになってしまうこともある。


波乱に満ちた航海が面白い!

宇宙船が完成したら、船室に船員を乗せバッテリーを充電して出航である。なんとなく気分も盛り上がるw

航海フェイズでは、レベルに応じたアドベンチャーカードを作成しておき、それを1枚ずつ捲って様々なイベントをこなしていく。イベントには、商品を積み込む「惑星」、宇宙船が破壊される危ない「流星群」、戦争をしている「交戦宙域」など様々なものがあり、一喜一憂することになる。この波乱に満ちた航海がまた面白い!

レベル1は、8枚のアドベンチャーカードの処理が終わったら航海終了。ゴール順に先頭から報奨金を獲得し、積み荷を売却することで多額の報酬を得ることになる。

また破壊された宇宙船のパーツは弁償しないといけないので、パーツタイル分のお金を支払ってゲーム終了。最もお金を稼いだプレイヤーの勝利となる。

1回目はやはり手探りのプレイとなるのだが、1プレイは30〜40分程度で終わるのですぐにリプレイしたくなった。説明書も最初はチュートリアル的に書かれているので、2回目からが本番なのだろう。


というわけで、本番スタート!

誰からということもなく、「じゃあ、2回目いこうか!」という声で早速準備を始めた。慣れたので、レベル2をやってみようということになった。宇宙船建造フェイズでは砂時計を使って、リアルタイムで宇宙船を建造していく。

砂時計があると焦るのだが、砂が落ち切っても建造フェイズ終了ということではなく、完成した誰かが最後のマスに砂時計を移動させたら残り1分ほどで終了ということになる。この辺りは非常に柔軟に作られていて楽しむことができた。

レベル2は宇宙船も少し大きくなって作りごたえがある。試行錯誤して何とか「自分の考える最強の宇宙船」が出来た。楽しい😊

そして航海スタート!
初っ端から「奴隷狩り」が現れて船員を奴隷として連れて行かれた!やめて〜w

そして惑星で商品を積み込んでいく。この時、どの惑星の商品を獲得できるかは先頭を飛ぶ宇宙船からなので、レース感があって面白い。一番手のレオンが高価な赤い商品を獲得していった。ちくしょー。

そして次々に現れる流星群!
接続が剥き出しになっている脆弱な箇所にぶつかってパーツが破壊された。くそー、やはり宇宙船は綺麗に建造する必要があるな〜。

航海終了時には宇宙船はボロボロになってきたw
接続をしっかりとしていたおかげで致命傷にはならなかったのが幸いである。しかし商品を乗せていた倉庫が破壊され、大打撃となった。これは悔しい。

結局、綺麗に宇宙船を建造したショーンの勝利となった。ダブルエンジンを多数搭載して推進力もあり、剥き出しの接続もない美しい機体だ。素晴らしい。


感想

今回の満足度:9点(10点満点)

いやー、面白かった。
結局、悔しかったので3回目も遊んでしまったのだが、1プレイが短いので何度でも遊びたくなるし、宇宙船パーツは早取りでイベントも多彩なので飽きることがなかった。

これは何度でも遊びたいので我が家の定番になりそう♪
初版では5人用拡張があったみたいなので、第2版にもぜひ5人拡張が出て欲しいなぁ。


記事を読んで、もし気に入ったら励みになりますので「スキ」お願いします♪ noteユーザーでなくても、記事にスキができるので気楽に押してくださいね。