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2023年、上半期推しボードゲーム ベスト10 (第10位〜第6位)

ボドゲーマさんが、「2023年 上半期推しボードゲーム」を募集しているので、上半期を振り返ってみて、ベスト10を考えてみることにしました。

レギュレーションは、「上半期に初めて遊んだゲームの中からベスト10を選ぶ」ということにします。


第10位、ルイスクラーク探検隊

アメリカ大陸を横断した探検家、ルイス&クラーク探検隊がテーマのデッキ構築+ワカプレ。手札のカードをプレイするためには手札か駒のネイティブアメリカンが必要となるのだが、その数により1〜3倍の効果も得られるから驚き!

手札の運用と構築の両方に頭を悩ませつつ、他のプレイヤーの動向も絶えず気にしないといけないプレイ感は唯一無二の面白さがあると思う。プレイ後すぐに第2版を購入してしまったw


第9位、ツォルキン:マヤ神聖歴

タッシーニ&ルチアーニ作、ツォルキン三部作の第1作目。2012年発表と10年前の作品だが、今なお色褪せない名作。ようやくプレイできた。

独特の歯車によるワーカーの移動と、ワーカーを取り除いた時に効果が発動するため計画性が非常に重要なところが面白い。これは何度でもリプレイしたい作品だった。


第8位、ウィッチストーン

クニツィア博士の2021年発表作品。同年のスカウトアクションでは、赤の大聖堂やワーリング・ウィッチクラフトを凌ぎ、アークノヴァと同率1位を獲得した実力派だ。気にはなっていたが他にも新作がたくさんあるので後回しになっていたところ、棚卸しセールで見つけて思わず購入w

手元のヘクスタイルによる頭脳絶好調なパズルはとても悩ましく、連鎖によるアクションの強化が非常に気持ち良い。また水晶玉でのネットワーク構築が思ったよりもインタラクションは強く、それでいて妨害できるほどでもないのでやはりちょうど良い。すぐにリプレイしたくなる中毒性あり。


第7位、ハドリアヌスの長城

今年の上半期を語る上で外せないのが、この「ハドリアヌスの長城」!
2022年、アークライトから日本語版が発売された紙ペンゲームの最高峰と名高い作品。HAL99さんの魅力的なレビュー動画を見て購入したものの、BGG Weight 3.12ベスト人数1人(プレイ人数は1〜6人)という特殊な環境ゆえに積みゲーの1つとなっていた。

そろそろ放出しようか悩みながら段ボールの奥底に積んでいたところ、18toyaさんから全国のハドリアヌスユーザーへ「ハドリゆるキャン」という素晴らしい提案があり、試しにプレイしてみたところ夢中になったw

紙ペンゲームもソロゲームもあまり好きではなかった私が、これほど夢中になるとは夢にも思わなかったが、紙ペンゲームゆえに準備も楽で早い。それでいてプレイ感は重量級ゲームに引けを取らない悩ましさで、どんどんと拡大していくアッパー感がたまらない!

ほぼソロゲームなので今回はこの順位になったが、もっと上でも良かったかも。ソロキャンペーンのプレイ記も進行中なので、ぜひマガジンの「ハドリゆるキャン Sato39将軍の奮闘記」も楽しんでいただければ。


第6位、オラニエンブルガー運河

上記の「ハドリアヌスの長城」と同じくらいハマっているソロゲームが、この「オラニエンブルガー運河」だ。ウヴェ・ローゼンベルクによる今年の新作の一つだが、1〜2人用でBGG Weight 3.18(2023/7/3現在)とこれまた人を選ぶ仕様になっている。

テーマ性が薄く見た目にあまり面白いように見えないのが欠点だが、これもまたコンポーネントがシンプルで準備も早く、独特のホイールによりプレイ時のリソース管理も容易となっているため、ソロゲームとして非常に優秀だ。

ゲームはウヴェさんらしい苦しいリソース管理を強いられるため好き嫌いがありそうだが、挑戦しがいのある難易度は病みつきになること間違いなし。日本では拡張も同梱発売されており、A〜Fデッキまで揃っているのでやり込み度も相当なもので、何度プレイしても飽きない。もっと評価されて良い作品だと思う。

なお、こちらもマガジン「オラニエンブルガー運河を行く!」をゆるりと進行中なのでたまに読んでいただければ嬉しい。



長くなってきたので、今回はここまで。
次回は、第5位〜第1位を発表するのでお楽しみに♪


気になる上位はこちら↓


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