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2023年、下半期推しボードゲーム ベスト10 (第5位〜第1位)

今年の振り返りの続きです。下半期ベスト10の第5位から第1位です。
前回の記事を見ていない方はこちらもどうぞ。



第5位、ブルゴーニュの城 Special Edition

昨年クラウドファンディングで支援してから1年。ようやく待ちに待ったブルゴーニュの城豪華版が届きました。元々のゲームを非常に好きだったので、あまり迷うことなく蹴ってしまいましたが、大満足でしたね。

ミニチュアの造形も非常に丁寧で、その存在感が凄い!もうテンションがずっと上がってました。ちなみにゲームではshuさんにボロ負けしたので、BGAでりょうたろ師匠に特訓してもらい、ようやく一端のブルゴーニャー?になれました。感謝ですw


第4位、エクスペディション

最近、リメイクされ日本語版が発売された「エクスペディション」。オリジナルは1996年に発表されたということで、なんと私の大好きなティカル(1999年)よりも古いゲームなんですよね。

古いゲームでその見た目から、世界中の名所をのんびり旅行するファミリーゲーム・・・と思ってプレイしてみたら、意外にも他プレイヤーの目的地を推測して避けながら、手番のコンボを決めまくるゲーマーズゲームの内容にびっくり!w

誰しも騙されるその内容から、手番のコンボを決めると、
えー!?
何これー!?
と阿鼻叫喚の悲鳴が必ず上がる素晴らしいゲームでした。最高ですw

雰囲気としては名作「ドリュンター・ドリューバー」に似てますね。もちろん大好きな作品ですが、直接的に相手を破壊しない点で「エクスペディション」の方が現代ゲーマーにも受け入れられやすく、誰とでも遊べる素晴らしい作品だと思います。


第3位、ミルフィオリ

ドイツ語版は2021年に発売されていたミルフィオリが、今年2月にメビウスゲームズさんから日本語版発売となりました。最近、ようやく遊ぶことが出来たのですが、想像以上に面白かったです。

システムは理解のしやすいドラフトが採用されており非常にプレイしやすく、それでいて6つのエリアのどこで勝利点を稼ぐか、他プレイヤーを放置しておくと大量得点されてしまうためカットが必要と非常に駆け引きの妙味が味わえる素晴らしい作品となっている。さすがクニツィア博士ですね。

ガラス駒も非常に綺麗でゲーム終了時の写真映えも良く、どこでも誰とでも楽しめる素晴らしい作品だと思いました。


第2位、テラノヴァ

オリジナルのテラミスティカから10年。テラミスティカユニバースの新作が非常にシンプルな姿になって登場し、テンデイズゲームズさんから日本語版が発売されました。

教団トラックが廃止されたり、地形やリソースが削減され初心者でも非常に理解しやすく、テラミスティカ特有の「隣接したいけど離れたい」というジレンマをとても分かりやすく表現しています。

かと言って考えどころが減ったわけではなく、むしろ陣取り競争に真っ向から挑む必要があり、とても悩ましく熱い戦いを強いられることになり、むしろ本家よりもシビアなゲーム性と言えるところが面白い。中量級オールドユーロゲームを好む方には、とても魅力的な作品だと思います。


第1位、テラミスティカ:革新の時代

なんだ、またテラミスティカか。
そんな声が聞こえてきそうですが、やっぱり今年の下半期第1位は「革新の時代」でしょうね。これはまさにテラミスティカファン待望の作品ですよね。

本家のテラミスティカでも、カオス・マジシャンで恩恵タイルを大量に獲得するのが好きな私には、ゲーム中に能力タイルや革新タイルで拡大していく要素が強化されたこのゲームは最高に楽しかったですね。

「本」というリソースが増えたり、ポイントサラダになって戦略の幅が増えているので初めてテラミスティカを遊ぶプレイヤーには少し敷居が高くなったかもしれませんが、このボリュームを許容できるプレイヤーにはとても楽しく仕上がっていると思います。はっきり言って最高ですw



今年は面白い新作が多くて選ぶのが非常に大変ですね。また順位をつけていますが、どれもとても面白いので趣向の差のような気がしますw
これから今年のベストを検討しますが、それもさらに大変だー。

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