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ハドリゆるキャン第17戦:第14砦、アバラヴァ 〜ピクト人の猛攻〜

やあ!皆さん、こんにちは。
ハドリゆるキャン豊橋支部のSato39将軍です。

ようやく第14砦まで辿り着いた。残る砦はあと3つ。ここからはピクト人の攻撃も一層激しくなるらしいので、気を引き締めてかからねばならないのだ!



第14砦:アバラヴァ

<追加ルール>
・外交官は使用できない。ピクト人の襲撃時に1枚追加。
<勝利条件>
・斥候用マップを完成する。75勝利点以上を獲得する。
<指令>
・ゲーム終了時に市民からの軽蔑0。

ここから先の砦では、ピクト人の攻撃カードが1枚追加になる。たった1枚なのだが、これが非常に辛いことは第12砦カンボグランナで嫌というほど味わっている。

ただ勝利条件は斥候マップを埋めて、75点以上を獲得すれば良いだけなので我が軍の得意とするところだ。必ずや勝利を掴み取ってみせるぞ!


第1ラウンド: 手薄な歩兵隊

今回、ハドリアヌス皇帝からは「市民からの軽蔑0」という指令をいただいている。ピクト人の攻撃が激しくなる砦でこの指令は無茶というものだが、我らが皇帝のおっしゃることなので従うしかあるまい。

ここは万全の守りを固めて・・・、むむ!兵士が1つ足りない・・・。
左側に歩兵隊を配備できなかったが仕方あるまい。

そして1ラウンド目の終了時、ピクト人の攻撃が始まった。
中央から攻めてきたので、ホッと一息・・・と思ったら、追加の1枚で左側から攻めてきやがった〜!!

こいつは痛い。初っ端から軽蔑を1つもらってしまった。これで指令達成はかなり困難になってしまったな・・・。

第1ラウンド終了時

第2ラウンド: 神殿を建築するも・・・

これはたまらん、ということで守りを固めるために神殿を建設した。ちょっとコストは高めだが、これ以上ピクト人の好きなようにさせるわけにはいかない。

フー!これで一安心だな・・・。ちょっと心に隙が出来たのか、Sato39将軍はあろうことか、歩兵隊を右側に集中して配備してしまった。だって、【規律】が欲しかったんだもん。

そして迎えたピクト人の襲撃フェイズ。右側に集中した我が軍の歩兵隊の動きを知っていたかのように、中央と左側から攻めてきやがった!!ちくしょー!

先ほど建設した神殿のおかげで市民の軽蔑をもらうことはなく、何とか穏便に対処することができた。しかし作ったばかりの神殿を破壊するとは、なんと信仰心のない野蛮な奴らだ。

第2ラウンド終了時

第3ラウンド: 斥候マップを埋めていく

今回の勝利条件は「斥候マップ」を埋めること。これだけはなんとしても達成しなければならない。そのため積極的に市民を貴族化して、斥候アクションを行うことにした。

斥候アクションは兵士駒が必要なため、長城の守りが薄くなってしまうことが最大の弱点だ。結局、左側の歩兵隊を1つ追加することぐらいしかできなかった。このラウンドでは、4+1=5枚のピクト人が攻めてくる予定なので、守りの薄い中央から攻められたら万事休すだ。

なんと!?ピクト人はこちらの歩兵隊のフォーメーションを知っているかのように攻めてきた。これはラッキー♪
おかげで今回は無事に防衛することができた。ようやく運が回ってきたか。

第3ラウンド終了時

第4ラウンド: 苦渋の選択

そして、ここで新たな問題に直面した。
プレイヤーカードを引いたところ、以下の2枚となったのだ。

2枚のカード上部に記載された「方針」に注目して欲しい。左側の方針は「剣闘士の総戦力数」、右側の方針は「完成した長城の数」。

通常ならばノータイムで右側のカードをプレイヤーボード上部に挿入する。なぜなら剣闘士アクションなど行う予定はなく、0点になることは必至。一方、守りを固める意味でも長城は必ず完成まで増強していく予定なので、右側のカードを選べば、3点を獲得できるはずだ。

しかし、斥候マップで使用するテトロミノの形に注目すると、左はS型、右はL型となっている。実はこれまでにL型は既出なのだ。慌てて中立の展望カードを確認すると、やはりL型のテトロミノは2枚出ている。

以前、第11砦バンナを攻略した際に斥候アクションについて少し研究したことがあるが、L型のテトロミノは2枚しか存在しない。つまり、L型のテトロミノはこれが最後ということになり、斥候マップを完全に埋めるにはL型は必須となる。私は泣く泣く左側のカードをプレイヤーボード上部に差し込んだ。これで方針の一つは0点確実だ。75点以上獲得する必要があるのに、これは痛い・・・。

そして、ピクト人の襲撃タイム。今回は6+1=7枚の攻撃となる。

ぎゃー!!

ピクト人得意の左側の集中攻撃!
これには参った。2つ目の軽蔑をもらってしまった。市民の軽蔑をもらうとマイナス点になるばかりでなく【武勇】の伸びも悪くなり、実は見た目以上に痛いダメージとなるのだ。今回はさすがにクリアは無理か・・・。敗北の2文字が頭をよぎる。

第4ラウンド終了時

第6ラウンド: 市民の軽蔑を洗い流す

そして迎えた最終ラウンド。
斥候マップは何とか完成させた。ピクト人から守るために長城を完成させ、歩兵隊も可能な限り埋めた。

ピクト人の最後の攻撃を凌ぐために神殿を建てたかったが、ハドリアヌス皇帝の指令達成のためには、公衆浴場で市民の軽蔑を洗い流す必要がある。ここは正直迷ったが、一か八か神殿は諦めて軽蔑を洗い流すことにした。

最終ラウンド

最終得点計算

そして、いよいよ最終得点計算。
合計勝利点は・・・、なんと76点!

まさにギリギリの勝利である。
軽蔑を洗い流していなかったら−3点の補正を喰らって、73点で敗北となっていただろう。私はホッと胸を撫で下ろした。おまけに指令も達成である。

今回は辛かった。やはりピクト人の攻撃が1枚増えるだけで相当な攻撃力となる。そういう意味では、このゲームは非常に緻密なバランスの取れたゲームなのだろう。こんなにドキドキさせられたのも久しぶりな気がする。

やっぱり「ハドリアヌスの長城」は最高だな!♪

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