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はつごろうの家について
一年ほど前から横浜にあるシェアハウスに住んでいます。大家さんのおじいちゃん「はつごろうさん」が建ててから70年も経ったお家です。
以前はごちゃまぜの家という名前でした。
坂爪圭吾さんが発起人で沢山イベントも開催されていたので、行ったことあるよ!という方も多くいらっしゃると思います。
現在4名で暮らしていますが、今年の夏から秋にかけて皆さん転居のご予定です。
さて、本題です。
このシェアハウ
やり過ごしてるなんて、もったいない
やり過ごしてきた
よく頑張った
と思う
今を耐えれば
今を乗り切れば
確かに、やり過ごす事が必要だった
必要「だった」
もう、やり過ごした先が思い浮かばない
やり過ごしてやり過ごして
そのまま死んじゃうよ
なんて不自然なんだ!!!
気づいてしまったんだから
もう
愛はなくならないんだよ
愛しいものを失った
愛する人達も余命いくばく
でも大丈夫
愛しいものをなくしても、愛はなくならないって知っているから
何処かへ帰る準備をする為に旅に出る
と話してくれた人がいた
帰るだけなら悲しむ必要はないよね
いろんな気持ちになるけれど
でも大丈夫
また逢えるから
きっと
愛は私の中にずっとあるからね
ゆっくりゆっくり逝くから
みんなのんびり待っててね
うっかり私が先に逝っても
ゆ
生きていく
鼓動を呼吸を逞しく柔らかく温かな身体を
もう抱きしめることができない
水と灰になっただけ
大気に溶けただけ
こんなに寂しいのは幸せだったから
涙がこぼれるのは愛があふれるから
それでも
歩いていける足がある
手繰り寄せる腕がある
今日も美しい世界は続く
光が降り注ぎ雨が打ちつけ風が吹き荒れる
日が沈みきる前ほんの一瞬
緑色が鮮やかに輝く
その景色をまた見たい