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「何回も同じこと言わせないで」注意するのに疲れたあなたへ。効果的な声かけ教えます。

子供やパートナーに、1日何回、注意をしてますか?「脱いだ服はカゴに入れてよ」「水くらい自分でついでね」「お菓子食べすぎでしょ」などなど。毎日同じことを言ってませんか?

人に注意するのって疲れますよね。私だって注意したくないけれど、放任するのもなんだかなぁ…。今回は、そんな時に役立つ声かけのお話です。

解決方法はズバリ、「相手の幸せを思った声かけをすること」!

詳しく説明していきますね。

あなたは相手のためを思って、注意をしたり、怒ったりしています。相手が幸せになることを願っているからですよね。

しかし、気持ちはそう思っていても、声かけが相手の行動を変えさせるような直接的な注意だと、あなたの気持ちが隠れてしまって伝わりづらいのです。

つまり、行動を促すよりも、相手のことを思っているとストレートに気持ちを伝える方が伝わりやすいのです。

例えば…

これは昨日の話です。

うちは「テレビは19時15分まで」というルールがあります。家族で相談して決めたものです。しかし、昨日、19時30分を過ぎても、夫がテレビを見ていました。以前の私なら止めるように言いますが、細かいことには目をつむると決めたのでスルーしました。

すると、息子(K君)が指摘したのです。
「パパ、時間すぎてるのにテレビ見てるよ!」

以前の私なら同調するところですが、私は「幸せ」にフォーカスして物事を判断すると決めたので、こう言いました。

「ちゃんと時計見て偉いね。でもね、ママはもう細かいことを言うのはやめたの。このテレビを見てパパが幸せになるんだったら、それで良いと思う。明日は休みだし、少しくらい寝るのが遅くなっても大丈夫じゃないかなぁ。」
堂々としたルール破り宣言です。

「じゃあ、僕もゲームやりたいな、幸せになるから」と、息子も乗っかろうとしてきます。

私は私の判断でやらせたくないと思ったので、こう言いました。
「ママはね、今のK君を幸せにしたいし、未来のK君も幸せにしたいと思ってるんだよ。今しっかり勉強して夜寝ておけば、未来のK君が幸せになるからね。これが確実で楽な方法なんだよ。」

抽象的な理由にもかかわらず

息子はこの声かけで納得してくれたんです。(息子は小二です。)それだけでも驚いたのですが、私の意見に賛同した夫が、自らすぐにテレビを切ったんです。

私は、夫と息子を大切に思っている旨を伝えただけです。
普通に「もう時間だよ」と怒れば、切ってくれたと思います。
しかし、夫は切らされたのではなく、自分から切った。息子はパパばっかりずるいと思うのではなく、納得して諦めた。結果は同じでも、プロセスが全然違います。

今まで私が毎日、毎日、イライラしながら、そろそろ風呂に入らないと…そろそろ布団に向かわないと…と時間を気にしながら注意していたのは何だったんでしょう…。

家庭のルールはざっくりくらいがちょうど良い

私は家庭のルールを破りました。育児書の中には、ルールを決めたら親もきちんと守ることが肝心という意見もあります。

でも、私が思うのは、いつでもどんな状況でも絶対のルールは重過ぎるということ。「~しなければならない」というルールは生活をがんじがらめにして、苦しくなるだけでした。

私は家族よりもルールの方を大事にしていたのかもしれません。家族のために作ったルールなのに…。これでは本末転倒です。

ルールは大体で良いんです。

時間関係のルールだと「何時から何時まで」とぴったり決めるのではなく、「何時くらいにはできたら…キリのいいところまではやりたいよね~」くらいのゆるい感じで捉えておいた方が、大人も子供も疲れずに済みます。
だから、守り続けられるのだと思います。

声かけを変えてみるのは簡単です。

声かけを変えるのはすぐにできます。お金も時間も才能もいりません。なので、いったん実験だと思ってやってみてください。

そこで注意して欲しいのは、自分の要望を通したいがために声かけを変えてみると言うのはよろしくないということ。自分の都合の良い時だけ優しく声をかけても、見透かされますよ。
自分が、普段から穏やかに心広く、細かいことを気にせず、大概の事は許せる心に変わったから、気持ちが伝わったのだと思います。

今までの私は神経質で気分屋で口うるさいママでした。変わろうと決めて、すぐに古い自分を捨てました。自分を変えるのも簡単です。お金も時間も才能もいりません。思い切れば良いのです。

自分の声かけが合っているのかどうか見分ける方法

自分が注意した時に、頭の中で「前も言ったよね(怒)何回言ったら分かるのよ(怒)なんで分かんないのよ(怒)」などと怒りの気持ちが沸いたらイエローカード。口に出しちゃってたら、レッドカードです。

自分の気持ちが荒れたり落ち込んだりするようなら、その声かけは間違っています。本当に必要な声かけだったか実は自信がないことの現れ。

車道に飛び出さないなど大怪我に繋がることや、人を傷つけることを注意することに迷いはないですよね。しっかり注意してやったぜ!と胸を張れるはず。注意する/しないの線引きは、自分の心に素直にしたがってください。

また、注意した時の相手の反応をみてください。反発するようなら声のかけ方が悪い・それ以前に信頼関係ができていないのかもしれません。

我が身を振り返るチェックリスト(まとめ)

あなたの声かけはどうですか?

・1日に何回、家族に注意をしていますか?
・どういう声かけをして注意していますか?
・それは本当に注意しないといけない事柄ですか?
・あなたの注意・声かけは、本当に相手の幸せを願ってますか?自分が楽をするため、常識、が理由になっていませんか?

※絶対に守ってほしいことやここだけは譲れないことには自信を持って注意してください。強い気持ちをもって出た言葉は通じます。

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