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第3回 新種の日本人会

市場に合わせていくには、根本的に価値観が合わないことをやっていかざるを得ないのか?
今は好きなことを無償でやっている方が気が楽だが、いつか限界が来る。

「Giveから始まる循環経済」をコンセプトにした活動を始めているが、Giveされる方も返さなければならないのではないかという不安、本当に価値のあるものをGiveされるのかという不安などもあり、なかなか広がっていかない。
ただGiveは私たちのウェルビーイング社会をつくっていく上でドライバーとなるもの。
本当にGiveで回っていくような循環経済はつくることができるのか?

直近はオランダに拠点。オランダは資本主義が成熟した最終形のようなイメージがある。全て整備され、機能的、効率的。社会インフラ、福祉制度の充実、移住のハードルが低くサポートも厚いとなるとそりゃ人口も増えるわ。

けれどその背景で住宅枯渇問題。若者、非裕福層を中心とした孤独・孤立の問題。

始まりは日本人高齢者の受け皿としてだったが、マルチカルチャー・マルチジェネレーションのコレクティブハウスとして「Furusato」をコンセプトにした活動が始まった。

オランダは資本主義先進国のイメージ。地域を大事にしているのかなと思っていたけど、孤立や孤独の問題がありそう。

裕福な人は基本的な公共・福祉サービスは受けられるが、所得が低いとあっても受けられない。だからこそ若者や貧困層中心にシェアハウスを創設する動きが出てきているという。
ただそこはマルチカルチャー、マルチジェネレーションというよりは、心地よさをベースに似た属性が集まる場所になるだろう。それでいいのか?

福祉「サービス」となるとプロを想起するが、孤独や孤立の問題は、本質的に必要なのは必要ではない。郵便物を整理してくれる、電球を変えてくれる。寂しい時に話を聴いてくれる。
お互い様の関係性。時に面倒くさいけど、温かい関係性。

「思いがけず利他(中島岳志)」にあるように、
Giveするものがない人は存在してはいけない、と思ったら辛い。

そこで取り上げられている「注文を間違えるレストラン」。
認知症ケアと社会的包摂。

武井浩三さんの投稿。

松波龍源さんの教えで、とても好きなフレーズ。
「豊かさは、手放した時に初めて確定する」 「豊かさとは余剰のことである」 「つまり豊かさとは、たくさん持っているかどうか、ではない」 「たくさん持っている貧しい人になってはいけない」 豊かな人とは、人に与えている人のことだと明確に分かった。 お金の話だけじゃないよ。 スキルとか情報とか時間とか思いやりとか気配りとか、人間同士がやり取りしているモノはたくさんある。 素敵だ。
「自分には余剰がある」という感覚。
会社の社長がたくさん稼いでいても、人に分配を嫌がる。
社長と比べて相対的には全く持ってない様に見える人が、人に気前よくあげる。

武井浩三Facebook投稿より

自分のコップが満たされていることが大事。
自分が満たされているかどうか決めるのは自分。
貯金ゼロ円だとしても。

貯金がない、あれもないこれもない、不安、ばかりの人はいくらお金を持っていてもずっと心配。
心が豊かだったら関係ないのかも。

所有の概念。

COTENの深井さんがよく話していたのが、「民主主義ってちゃんとやろうとするときついよ」ということ。
惰性で動く人間だから、小さな違和感やおかしいことをそのままスルーしちゃう。

ポスト資本主義社会をラボる vol.2 政治DAO、農業DAOの事例。
世界金融資産がGDPの4倍になるという世界。お金だけ無意味に増えていた。その背景にお金の発行の仕組みがある。
実体価値は増えない。
不動産のプロの武井浩三さんの話。資産を運用する発想では、憩いの場はできない。資産価値が高いとされる商業施設や駐車場が建っていく。

そんな中で世田谷に畑をつくる。みんなの居場所になる。
居場所があることが、どれだけ人を豊かにするか。

一方でサステナビリティーを考えると、お金周りをどうにかしないと事業は進まない。
でもお金ばかりにとらわれていていいのか。

ただ、与えるという活動をしていれば、循環していくのではないか。

DXOではプロフィットファーストで全て会計が見える化されている仕組みがある。会計から考えるのではなく、ビジョンから。
論語とそろばん。論語、そろばんの順番。

COTENの資金調達。
https://coten.co.jp/blog/news/2091/
事業計画書が精緻かどうかより、深井さんの人徳に資金サポートが行っている。

グレートリセット。
裕福な人たちが、馬鹿な愚民を分からないように管理しようとしている?
COTENの深井さんは、「衆愚政治」になるぐらいだったら、実効支配を選んだ方がいいのでは?と言っている。
宮台真司が言う「没人間」ではなく、志のある馬鹿はどうなの?

武ちゃんは、自律分散型。2025年にくる。と言っている。

戦争が起きそう。不安。こどもの未来に戦争がある気がしてならない。
食料危機。岸田政権ヤバい。
民衆がますます不満をためる?

みんなで助け合って生きていく村をつくる。
村八分とかしない。
貨幣が大事。ユーモ。
信用・信頼
物質的に循環していく社会。

武ちゃんの理想はきれいすぎて怖いかも。
喧嘩も必要?

感情のワード
surprised, shocked, hurtなど英語ではすべて受動態。

NVCはコミュニケーションスキル。
欧米の人は、本当にスキル化がうまい。

仏教「私は世界、世界はわたし。」
私以外の何かが、私に嫌なことをしてきたように感じるかもしれないけど、私以外の世界も私。

なんでもスキル化して、習得していく世界。
馬鹿、無能なままでは生きていくのが難しい?
というよりなんでもやればできる世界?

民主主義の筋力を鍛える「デモクラ筋」というものがある


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