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海外在住だからこそ!フレネミーに気をつけろ

フレネミーって言葉を知った時の私の衝撃ったらなかったって感じなんですけどね?フレネミーとは、「フレンド+エネミー」をかけた造語らしくて、「友達に見せかけた敵」みたいな意味なんですって。

​海外に住んでると、ただ日本人ってだけで仲間意識というか、誰でもいいから母語で話したい!みたいな気持ちになって、1人でいるもの寂しいし、友達作りに必死になりすぎて、日本だったら絶対仲良くならないような人と無理やり仲良くしちゃうって事、ありませんか?自分や子供の年齢が同じだったら運命とでも勘違いして、ホイホイ仲良くなって週に何度もお茶する、みたいな。

​けど、よくよく彼女のことを考えてみると「〇〇しないほうがいいよ」とか私の発言に対していつもネガティブだったり、私が嬉しかった事を話しても顔は笑ってるけど、心から喜んでくれてる様子がない。しかも忙しいのにしょっちゅうライン来たりして最近関係が重たくなってきて、他にもいる気の合う友人と会う時間がない。

​バンコクに移住した直後の私も似たような感じで、今のこの苦しい状況を誰かに話したくて、話し相手を探していた。それで、これまで友達にならないタイプだった人達とランチだなんだってしてたなと思う。

今では、バンコクに友達って何人いるのかしら?ってくらいで、多分片手指で足りますねって感じなんだけど、前みたいな心がぽっかり空いてる感じみたいなのは全くなくて、何なら日々満たされてるんですよね。

なぜかっていうと、愛くるしい子供たちの事で日々忙しいってのもあるんだろうけど、人に何かを求めたり頼らなくなったんですよね。友達がいない私は惨め、話を聞いてもらえない私はかわいそう、みたいな被害妄想もなく、自分の機嫌は自分で取るようになっているし、私の心は私が決めてる。

かつ、仲間意識が強い友達しかいないから、数ヶ月に一回くらいしか会わないけど、会ったらその瞬間からおしゃべりおばさんに変身して、「ああもう行かなきゃバイバイー」って本当はもっと話していたい自分を引きずって帰る、みたいな。で、ランチタイムに会ってるのにコーヒー飲んで終わっちゃうんだよね、移動時間すらもったいないから。

頭数のための友達はいらない。本当の私を好きでいてくれて、お互いを応援し合える仲間だけでいい。そう思うようになったら、コロナの影響もあってラインでやり取りする人数はだいぶ減ったけど、1人1人との関係のクオリティがクリアでいい感じなので、数入りませんわって感じになった。

暇な時間を潰すだけの茶飲み友達が欲しいなら、それでもいいかもしれない。けど、本当に心がつながる友達が欲しいなら、仲良しごっこしないと続かない関係は、それはきっと違うんだと思います。

バイバイした後にちょっとモヤモヤが残る関係は、容赦無くズバズバ切る。そして、本当の自分を受け入れてくれる、大切な人たちだけに貴重な時間を使う。それまでは、本当の自分ってどんな?を知る作業をしてた方がよっぽど有効的な時間だと思う。

みんながそれをすれば、その輪が広がって全体的に不必要な人間関係のストレスが減ると思うんですよね。ママ友トラブルとかマジでくだらねーって思うもんね。てかなんだママ友って。子供が卒業したら一生会わないような人に悩まされるなんて勿体無い。

あなたが日頃お茶してるあの人、本当に友達ですか?

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