ヒロアカ争奪戦について(緑編)

ヒロアカが発売し、1週間も経っていないが争奪戦が近づいてきている。どのデッキで行こうか悩む人も多いと思うので基本的な事を抑えていこうと思う。
ユニオンアリーナをヒロアカから始めた人でもユニオンレアがとれるよう、少しでも役に立てれば幸いだ。

【ユニオンレア争奪戦とは?】

まずはユニオンレア争奪戦について。これは各タイトル限定構築で行われる16人規模の大会だ。同じタイトルのみしか参加しないため、如何にタイトル内での環境読みができるか?に尽きる。優勝者にはwinner版ユニオンレア、ベスト4までにはユニオンレアの通常版がもらえる。参加人数にもよるが基本3-1までがユニオンレアをもらえる。3-1でも確定でもらえるわけではないので注意が必要である。

【ヒロアカの緑について】

さて、今回の本題に入ろう。ヒロアカにおける環境読みだ。まず、緑のデッキについてだが、大きく分けて3種類だろう。
1つ目は2種類のレイドデクを使ったアグロ〜中速デッキ。

2つ目はレイドミリオを使った中速〜ランプ寄りのデッキ。

3つ目はオールマイトを出すことに注力したコンボ寄りのデッキ。

1つずつデッキの特徴と"個性"について解説していく。

  1. 「デク軸について」

デクの基本コンセプトは3デクの連パンによる序盤の押込み残り打点をインパクトによって詰め切る形となる。3デクで起こす対象の筆頭は3コス爆豪、時点でエナ発生優秀でステップアクティブ持ちのグラントリノだろう。


【良い点】
・緑0エナが非常に優秀で0/2000/アクティブ持ちお茶子、0/2000/ステップ持ちの梅雨と序盤から面を詰めやすい
・連パンによるゲーム加速でアクティブトリガーもCOLORトリガーも有能とはいえない紫に強く出れる。
・4コスデクがドローソースにもなるため試合中盤〜後半まで息切れしにくい。
・レイド2種がデクなので、レイド事故になりにくい。

【悪い点】
・序盤から面をつめにいくと赤のCOLORトリガーやレイド爆豪にカモにされやすい。
・緑に相澤を出されるとスペシャルが機能しなくなるのでトリガースペシャルで焼くしかなくなる。
・オールフォーワンがスペシャルによって処理しにくい。
・3デクで起こして強い対象がそこまでいない。

以上を踏まえて個人的には弱めだと判断。紫の数が多ければ一定の活躍は見込めると考えられるが、赤爆豪に完全不利、相澤入り緑に不利となるので積極的に握りたいとは思えない。
もちろん、勝てない訳ではない!
ヴィランが流行ったらデトロイトスマッシュしよう!

2.「ミリオ軸について」

ミリオ軸は4エナ以上のキャラを並べて、面の強さで勝負する中速〜ランプ寄りのデッキである。このデッキの課題はどのようににエナ6を達成するか?が肝である。同色のデクに対しては相澤、他のカラーに対しては3エナ梅雨が強さを見せるのである程度メタを貼れるデッキといえる。

【良い点】
・サイズがデカいので焼きに対して有利が付きやすい。
・レイドミリオがドローソースになるのでエクストラドローによる無駄なAP消費が抑えられがち。
・5エナねじれによる実質スペシャル8構築。
・スペシャルが手打ちで5000除去と優秀
【悪い点】
・紫のスペシャルや除去に対して非常に弱い。ミリオ。。。
・相澤、ねじれと必要アクションポイントが多いのでファイナルを素引きしなければ面負けする。
・エナ発生事故がどうしても起こりやすい。

インパクトやダメージ2など詰める要素はないデッキだが、スペシャルとねじれによる除去とレイドミリオ、カラーミリオのブロックされないテキストによって面を詰め切る力はある。しかし、紫の除去にはミリオがとにかく弱い。。原作再現、なのか、、、
緑色デクに関しては相手の速さに対して如何にファイナルでアクション起こして相澤を早く着地できるかどうかが勝負の肝となる。
赤に対しては正面から戦ってくれるので不利とはならないだろう。爆豪レイドをつかっているのであれば、やりやすい相手の部類になる。
結論として、ある程度どのデッキに対しても戦えるがどれだけアクション起こして回せるか?価格が1番安いデッキのため、一定数いることを踏まえてなにをしてくるのか?覚えておこう。

3.「オールマイト軸について」

「私がきた」まで入れてオールマイトに極振りしたデッキ。コンボデッキの側面が強い。
また、オールマイトだけというより4デクと組み合わせたり、6ミリオと組み合わせた型も存在する。

【良い点】
・5000インパクト、何度でもスタンドする防御性能。単体スペック№1ヒーローの存在。
・決まれば、除去されなければ、面の有利が付きやすい。
・相澤と並べることでスペシャル先を誘導できる。

【悪い点】
・除去に弱い。赤のスペシャル、能力喪失弾、ミリオに対してかなりしんどい。デクは相澤でカバー、死柄木は1エナトガまで絡めないと処理できない。
・ミリオを入れにくいが、入れないとスペシャルが弱い。相澤で完封されてしまう。
・コストが重めであり、アクションを起こさないとしんどい。

結論として、良くも悪くも除去されるかどうか?になってしまう。
多くのデッキリソースをオールマイト関連に割く、アクションポイントもオールマイトに割いているので簡単に除去されてしまうとリカバリーが難しい。1度目は除去される前提として2枚目を除去されるか?が勝負の分け目となりそう。
ただ、存在を意識しておかなければ簡単にオールマイトが着地してしまったり、忘れていて除去できないなどとならないように緑と対戦する時は常に頭にいれておきたいカードではある。

【まとめ】

緑についてまとめてみた。
デクは赤に弱く紫には強め、ミリオは赤には強いが紫に弱め、オールマイトは相手のスペシャルに依存する。緑ミラーは相澤の存在でデトロイトスマッシュが紙になってしまうので、そこで優劣が付くだろう。
どのデッキが一強とはならない環境が予想されるので、相手にどのデッキが多いかのメタ読みも大切になりそうである。

ここまで長文になってしまったが、最後まで読んでくれた方には感謝を。少しでも役に立てれば幸いだ。
希望があれば、赤や紫もまとめてみようと思う。


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