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失敗するのが怖い人に伝えたい「失敗した時の初動」こそが自分の身を守るという話

みなさんこんにちは!
仕事をしていれば、大なり小なり失敗することはあると思います。
実際に仕事を進める上で、失敗をしないようにするのはもちろんですが、それと同じくらい大切だなと感じるのは「失敗した際の初動対応」です。

今回は仕事で失敗した時にどう対応するのが望ましいのかについてまとめてみました。

なぜ失敗を隠したくなるのか

社会人になりたての頃は仕事の進め方自体がよくわかっていないこともあり、どうしても失敗やミスが発生しやすくなりますよね。

実際のところ、失敗すればするほど学びの機会が増える為、成長観点では失敗した方がいいとも言えるのですが、それをわかっていたとしてもやっぱり失敗するのは怖いものです。

自分自身も新卒入社で社会人なりたての頃は失敗した時に報告すべきかどうしようか揺れた経験が何度もありました。
今思えばどう考えても、失敗した瞬間にすぐ上司に報告すべきだったのですが、迷いが生じていたのにはこんな理由があったからかなと思います。

1.叱られたくない
シンプルに上司に詰められるのが怖いから失敗を隠したくなったことがありました。特に当時の僕の上司はめっちゃ怖かった(椅子とか飛んできてた)ので、キレられるのを想像して毎回迷っていたのを思い出します。

2.何とかできるんじゃないかと思い込む
失敗した瞬間によぎるのは「まだ自分でリカバリできるんじゃないか」という可能性。後述しますが、それは浅はかな考えだったりします。

3.最悪の状況が想定できていない
失敗した時に自分がこのあとどうなるのかばかり考えてしまい、お店として、会社として、という視点が抜け落ちてしまって、この失敗が最悪どこまでの影響を及ぼすのかが想像できていない為、何とかなるんじゃないか、という変な期待を持ってしまうケース。これも危ないです。

「都合の悪いこと」ほどすぐ報告した方がいい

僕自身若かった頃、自分の成果やうまくいった話はすぐに上司に報告するのに、うまくいっていないことやミスといった「都合の悪いこと」は後回しにしがちでした。

でも、管理職になってみて思ったのは、「都合の悪いこと」ほど早く報告して欲しいということです。その理由は主に3つ。

1.報告が早ければ組織としてカバーできる
メンバー個人ではどうしようもできなくても、上司や会社の影響力を使えばカバーできることがある為、すぐに報告してくれた方がいい。

2.状況は必ず悪化する
ミスやトラブルは時間が経って良くなることはまずなく、時間が経てば経つほど状況は悪化していきます。何とかなるとは思わない方がいいです。

3.罪悪感がずっとのしかかる
もしその瞬間そのミスを報告せずに乗り切れたとしてもいつどのタイミングで明るみになるかわかりません。そのドキドキと罪悪感をずっと持ち続けるのは精神衛生上良くないです。そして、ミスを素直に報告せず、万が一後から発覚した場合、あなたの信頼は失墜し、以降常に上司から疑心暗鬼で見られることになります。

ミスをしたのであればもちろん叱られることはあるでしょう。
でも、人として否定されるわけでも、わざといじめられるわけでもありません。自分がした行動の責任を取るという意味でも、ミスがわかった時点で初動対応としてすぐ素直に相談や報告をするのが大切です。

とにかく、小さなミスを大きなトラブルに発展させないことが大事。
まだ社内でのミスで収まっているうちはいいですが、お客様や取引先を巻き込んでしまうと今のご時世SNSで拡散されたりニュースになることもあり、会社のブランディング・信頼に傷がついて取り返しのつかないことにもなりかねません。

失敗自体よりも、初動対応が大切。
都合の悪いことほど先に報告する。
新人はもちろん、ベテランになっても意識し続けたいことですね。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。
それではまた明日!


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