おっさんほどYahoo検索を使っているらしい

インターネットの検索エンジンは、年齢が上になるほどYahooを使っているらしい。
ブラウザのシェアはChromeがつよつよのはずで、初期設定のままならGoogle検索がどの世代でもトップになるはず。事実、世代ごとのトップはGoogleなんだけど、Yahooが入り込む理由がわからない……。
だからちょっと理由を考えてみた。



※参考資料的なXポストはこちら
https://twitter.com/specroots/status/1723860970106167353

インターネット老人会を脱出しきれてない説

インターネットが普及しはじめ、黎明期に触れた世代は現在の30代以上くらい。
この頃の検索エンジンはYahooが主流で、無料HPといえば今はなきGeocitiesだった。むしろそのくらいしかなかった。
ちなみに日本でYahoo検索が開始されたのが1996年。
Google検索は2000年から。

そんなわけで、「1996年からYahoo検索にいち早く慣れてしまった」で括り、新しいことを学んだり、新しいサービスを認めないタイプがいれば、アンチGoogleとなって見向きもしなくなるはず。
この空白の4年間でどっぷりネットに浸かった精鋭が、今もなおYahooしか利用していない(他は知らない)のであれば、年齢が上になるほどYahooを利用しているのもわかる気がする。

スマホなり携帯の初期設定でそうなっている説

国内キャリアで契約すると、もれなくプリインストールされるアプリがある。
その中にはブラウザがあって、初期検索設定がYahooなんじゃないか説。むしろ国内インターネットのポータルサイトとしては優秀だから、トップページのリンクがアイコン化されて、ワンタップで利用することができる状態かも。

とはいえ、この構図もだいたい10年近く昔の話で、スマホも一般化しはじめた頃。
現在はキャリアごとのポータルサイトへのリンクがプリインストールされている感じ。

てことは、スマホの普及時代に契約した方々が、、そのままの設定を継承しつつ現在まで来ているのではなかろうか。
ならスマホでYahoo検索を使うのも当たり前じゃないかと思う。

もともとアンチGoogle

個人的に検索エンジンはGoogleが使いやすいと感じている。
クロールされている情報の内容はどうあれ、他よりも多くのデータを保持している点で「検索」する意義に納得するだけの材料がある。

今やIT界の権威でもあるGoogleだけど、アンチが多くいるのも確か。
「個人情報を取られる!」とか「誤情報の拡散やめろ!」みたいな理由もあるけど、単純に「業界ナンバーワンが気に食わない」みたいな理由のアンチだっている。
流行の逆張りカッコイイ。
そういう方々は「Googleだけはイヤ!」というが、理由はなぜかボカすことが多い。

SEOつよつよなエンジニア説

検索エンジンごとに、「このHPを知らせるかどうか」を選ぶことはできる。
何も設定しなければ、インターネットの片隅に設置したHPでもクロールされ、いつのまにか検索エンジンに載っていたりする。

正直な話、利用ユーザーが多い検索エンジンに登録することが、アクセスアップの第一歩。

しかし、完璧なSEOを目指すなら、すべての検索エンジンに登録されているべき。
そういうSEOコンサルなりエンジニアなら、Yahooをはじめ検索エンジンならなんでも使っているから、利用者に数えられている説はある。

年齢が上になるほど新しいことに挑戦したくなくなる傾向

正直、これが一番大きいと思うのよ。
アンチGoogleも多いとは思うけれど、ネットサーフィン黎明期からYahooを使っている勢は、高齢にしか残っていないのも確か。
今まで使っているコトを至上とし、新しいことを認めない方々が上に多いのも確か。


ちなみに自分も、Yahooのポータルサイトはニュース確認で利用している。
でも検索は使っていない。
少なくともBingよりは国内に強いし、歯抜けじゃないことは知っているけれど、ブラウザの設定にするほどじゃないなと。
たまに使うと新鮮な結果が得れて楽しくもある。カルーセルなどで関連動画を表示されるくらいなら、シンプルなYahooのほうがいいかも━━と、思うこともある。

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