特定ジャンルがこの世から駆逐されていく過程を体験してる
魚釣りに関するブログを運営し、はや7年ほど。大きく情勢が変わったと思い始めたのは、「ゆるキャン」からのコロナ回避でキャンプブームまでの流れ。
そうなっているのは、サイトアクセスのアナリティクスを見れば一目瞭然。
まーとにかく、いくら頑張ろうが検索ワードでの流入が増えない。たとえ1位だろうが劇的に増えるわけじゃない。あぁこれは、業界全体が有する顧客が”ここ”に興味がなくなっているんだなぁと実感する。
それを具体化しつつ、わかりやすい結果と思ったのが、本屋で見た「アウトドアに関する本」が揃えられたコーナー。
以前は左端2列が魚釣り関係だったのに、ふと見れば残り1列(もないくらい)になっていた。
世知辛ぇ……と思うが、これは必然だと感じている。
たしかにコロナ禍で一時的に魚釣りは脚光を浴びた。だがしかし、釣り場の縮小はまったなしの状況。それも”無料で(タダ)出来る海釣り”に関するエリアが影響しているため。
どんな業界も、底辺というか、何も知らないカモほど消費行動が激しい傾向がある。
その点、釣りのジャンルはどうだろうと考えると──、新参者ほど継続までのハードルが高まっているし、まぁとにかく老害がウザいこと、この上ない。
「落ち目はそうそうに切る」のがコスパいい経営の鉄則ではある。
いずれ再び釣りブームが到来するかは別として、いつのまにか鉄道ファンよりも市場規模が狭くなってんじゃないだろうか。本屋の雑誌棚はジャンルの需要をあけすけなしに教えてくれる。
──ような気はしてる。
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